東京都在住の「紳士」。父上のホンダを「継ぎ」、正統派リフレッシュ「復活チューニング」第一期。
セミ・ヴィンテージな比較的初期モデルのLEGENDに誇りとプライドを持って“さりげなく”「乗りこなす」。
美しく上品なクーペを2世代に「乗り継ぐ」プラン。必要箇所には惜しみなく対策を実施するが、そこにはオーナーならではの「ルール」が、それは『ノーマル然』なスタイルで、に拘る・・。即ち、人間に例えればフィットネスジムで鍛えているが「フォーマル」にジャケットを着こなせば、全く「普通」に「さりげなく・・」振る舞まえる・・。が、ソレ!。つまり、オリジナルのスタイル(姿)にこだわり、走りは最新パーツ(オリジナル製作)でモダンに!。
東京都在住のオーナー・ドライバーからお預かりした
その日モーターライフシステムズOSAKA市内オフィスでは、今日、間も無く地方から作業計画でHONDAを持ち込む為、到着目前の予約、約束済みの人がいた。「電話」が鳴った♪・・。その彼だ。もう数分で着きますよ。って、念の為、「予告」電話を礼儀正しく、くれたのだった。全国各地からホンダ愛好家が愛車を持ち込んで来る時、その見知らぬホンダのプロフィールには絶大なる興味は大いに沸くが、同様、ユーモア溢れる個性満載のその人物像にも私達は劣らず期待に胸躍らせている。何故なら、昔も、今も、地域やその人間のキャラクターは様々であっても、最初に私達に「電話」をくれ、話し始めれば、まるでもう数年来の友人の様な「フレンドリー」ムードを伝達してくれる。穏やかで、礼儀正しく、
多摩ナンバーだが勿論自走、熱意ある人たちは元気
ユニークで、紳士的。そんな彼らの共通点は種類と角度はそれぞれだが「ホンダ」と言う事。で、先約の「電話」を終え、受話器を置いた途端、コール音♪が鳴った。アレ、っと電話に出ると、そのシルバーレジエンドの紳士から初めて頂いたモノであった。実に穏やかに、自身の愛車保有の経緯を語って頂いた。そして、それは、私達が長年行なってるホンダ車への再生、復元、そして「復活チューニング」を充分理解頂いて、「準備完了!」状態で相談頂いた様にも思える把握ぶりでもあった。何しろもう一台コチラに向かって目前まで愛車を持ち込もうと、接近している約束オーナーの事も気になったので、実に短い時間の相談ではあったが、整理整頓された内容であった事から要点はスムーズに「理解」出来た。
白いクルマは、あるホンダ車オーナーのセカンドカー
もし、この美しくエレガントなフォルムを持つクーペを家族から譲り受ける、そんな選ばれた「幸運」に遭遇する事があれば、私自身であっても迷う事無く、彼同様、モーターライフの門を叩き、正統派『復活チューニング』の由緒正しい「道」を選ぶだろう。同時代、幾度かモデル違いの「異端」4drセダン、つまりV6エンジンなのにたった2.0リッターに「独創的」TURBOチャジャーを搭載した「ウイングターボ」のチューニング、メンテナンスを行なった頃の経験をふと思い出した。なんとそのモデルでは、純正装備で水冷式インタークーラーまで標準採用されていたのだからホンダの当時の相当「本気ぶり」も解る。それで、少し「元気良く」スロットルを踏み込むと、猛然と狂った程の「加速感」を恐ろしい程味あわせてもら
レジェンドを横目に懐かしいホンダがTESTドライヴに。
った。このクーペモデルでは、同じV6であっても排気量は2.7リッターあり、充分なトルクで、必要な整備さえシッカリ怠らなければ俊敏な4気筒モデルの様なレスポンスも見せる。亡くなられた父上が大切に愛着を持って保有しておられたKA3クーペ、現在の最新技術で要所を純正時以上に『性能復帰』させる御子息(現オーナー・ドライバー)のプランだ。来阪日程は最初に頂いた「電話」でスグ決まっていた。それは珍しい事などではなく「何時もの事」である。煮え切らない「返事」の、検討しておきますや、又、改めて連絡します、等の“男らしくない”回答は今までも余り聞いた事が無い。オーナー自身の意志が明確に伝わるから私達も情熱を持ってシッカリ「取り組めるのだ」。そして後日、よく晴れた午後
依頼車両はスグ分解は無い、まず現「体調確認」だ。
「約束の日」美しいシルエットを持つレジェンドクーペは関東からオーナー・ドライバー自身のドライヴで「予定時間」にはまだ十分な余裕を持って緑溢れる公園をバックにモーターライフシステムズの市内オフィス前に静かに横付けされた。そして間も無くディスク横の電話が鳴った。打ち合わせなど存在しないが、皆そうだ・・。まるで繰り返された「リハーサル」のとうり進められている様だ。約束日程の途中変更はまず無い、約束の時間には充分余裕を持ってモーターライフシステムズに到着、加えて、道に迷わない(例え、ナビシステムが搭載されていなくても)、場合によっては高速道での休憩時に途中報告を伝えて来てくれる、そして到着すれば愛車の中から速やかに「到着」報告がされる。マナーがや、礼儀
何度も、何度も、健康状態を手探りする走行に出る。
正しいなどと言う前に、人一倍「気遣い」が行き届いている事に毎回感心!だ。ともかく共通のキーワードはHONDA、ホンダと出会い、ホンダを愛し、ホンダで悩み、ホンダで喜び、ホンダで味わい、ホンダと暮らす。全国、各地でそれまで無関係に生活をおくるそんな人達との偶然だが大切な出会い、私達もオーナー・ドライバーもワク、ワク、するクライマックスな心の昂ぶりを覚える時でもある。同じホンダを愛用していても、通販や近場の量販店での店頭ポン付プランなどではまず味わえない“共通趣味”ならではの「同好会」的な交流でもある。オーナー・ドライバーからの「付きましたよ・・」コール♪を受け、出迎えにドアーに向かう、ココが初対面、でも、「予想どうり・・」、「100%適中」。・・何がって、うん、毎
充分な実走確認後、実際「足回り」の分解を始める。
回そのオーナに逢う前の電話からの「描くイメージ」である。勿論、お互い、礼儀正しく、「初めまして」、「コンニチワ」で始るのであるが、間違い無く、何年も、何度も、知り合いの仲スタイルで、必ず、笑顔全開ムードで、瞬時に!「打ち解けて」しまうのである。今回だってそうである・・。「肝心」の話?は完全に後回し、キレイなコンディションですねぇ〜、っと、仕事など忘れ、話し込みながら、暫くの間こんな綺麗なホンダと毎日が送れる事に「大満足」してしまったしだいだった。とは言え、バカ話に終始するわけには行かない。より絞り込んだ具体的作業プランが必要だ。ざっと、こんな内容だろうか・・。1、重量からも足回り関係への劣化対策と、この車両専用での最新仕様のサス・システムの個別/製作を計画、
長年、分解される機会が無かったフロント部も手が。
2、同じく重量級のボディーをスッ!っと速やかに止める制動能力/向上、ただし、バランスを崩す社外品/大容量ブレーキキットの組換えは方針上避け、オリジナル個別/製作、専用/個別/開発/MLSブレーキパッド(これは絶品)、専用/個別/開発/スリット入りローター、専用/個別/開発/非膨張ブレーキライン。3、吸気対策、MLSビッグスロットル(チューニング・スロットルタイプ)を個別/製作。4、排気対策、フロント部、中間サイレンサー、中間パイプ個別/製作、テールエンドメイン・サイレンサー個別/製作(テールエンドカッター部は必ず、純正品装着可能サイズに特別/製作、一見完全ノーマルサイレンサー風に仕上げる拘り依頼がオーナー・ドライバーから出され、サウンド♪、機能、共により集中力を発
右/前純正サスキット・ブレーキシステムが外される
揮する困難極まりないプログラムとなる)。5、オートマティク・トランスミッション高精度/分解/フル・オーバーホール、チューニング組み立て。6、車両完成後、実走TESTを行った上、必要箇所を特定、補強部材で剛性向上の徹底を図る。だが、まず、プランを実施する前にやっておく大切な事がある。オーナーから車両を預かった時点での「生」のコンディションをより入念に理解/確認!する必要から作業着手前に実用走行を繰り返しに今日から「街に出る」。作業前の「実用/実走」は数日間一般道で日常使用される条件で行なわれる。ここでは事前にオーナー・ドライバー自身から「聞き取り」を行なっていた「気になるヶ所」を出来るだけ確実に指差し確認!したい。加えて、私達自身も試走して気付いた「問
「長年酷使」され頑張ったローターもリフレッシュ時。
題点」があれば、スグ、オーナー・ドライバーに連絡を取り、「双方向」で洗い出している。ただ、その作業がキリ、キリ、した神経質で暗いイメージの「粗捜し的?」なモノでは無く、全く正反対、共に「ホンダ好き」としての探究心や、情熱、それに発見!への冒険心も手伝って、ワイ、ガヤ、他所のクルマ関係業者などでは及びも付かない「同好会」的フレンドリーな無類に楽しめるやりとりの貴重な「共同作業」体験でもある。だから、私達も、オーナー・ドライバー達も、HONDAがキーワードで、キッカケ、そう共に「遊び」、共に「学び」、共に「暮らす」をココでも「羨ましがられる」程、実践しているのである。今回もこのリポートを始めると、問い合わせ「電話」のついでにMLSさんはレジェンドが「お好き!」ですね、と多く
左/リア純正サスキット・ブレーキシステムが外される。
のホンダユーザーから声をかけられています。私達の回答は「ウン、そうですね・・」。です、あまり知られていない様ですがLEGENDは『遊び所』の多いホンダなんです。一般的には大柄の車体、重たい車重、サルーンなスタイルから敬遠されがちですが、全国のヘソ曲がりな連中達には「愛好家」も少なくありません。フォーマルなイメージを大切に、足腰を鍛え、制動安定性を得、呼吸器系をスムーズに、腹筋/背筋を強化、体幹(車幹かな)をキープすればもう立派なアスリ−ト系です。先日もあるホンダオーナーさんと話していると、レジェンド「そう言えば、・・イイょねェ〜」などと再認識の様子、少数派であっても「熱意」を持って取り組んでいるオーナー・ドライバー達を見ていると「伝染・・」するみたいですね。
アームやブッシュにロッド、劣化ローターなど並べた。
このリポートをご覧になっている人達が少しでも「LEGEND好き!」になってレジェンドへの「理解」を深めてもらえればとても嬉しいですね。こればっかりは「自分の愛車」で実際にやってみないと実感が伝わらないので無理もないと思います。リフレッシュ&チューニングを施したところで、まるで一回りも、二回りも、ボディーサイズがコンパクトに感じられる「スポーツ・クーペ」や「スポーツ・セダン」に早代わりする『事実!』は、私達と手を組んで「コ、ノ、ヤ・リ・カ・タ」で実行しないと得られない結果だからです。幸い、もう既にガレージーに新、旧、問わずLEGENDを仕舞いこんでいるのなら、手始めに「足回り」や、「ブレーキ回り」、そして弱点「補強!」のボディー剛性/必要/対策から取り掛かってみては、更に、
右/リアも純正サスキット・ブレーキ系が全て外される
残念ながらまだレジェンドのキーを所有していないのなら、ユーズドカーサイトのチェックから始めて頂きたい、そこには、時代のメカ技術満載のLEGENDが意外な値頃で貴方を待っているかも知れない。それらの「準備」が完了したならば、後は私達に「同好会」仲間として、是非、声をかけて頂ければ、まだ開かれぬ他で無い、独自のLEGENDワールドが待っている。さて、「現場」では丹念に足回りが分解され丁寧に床に並べられる。勿論、それらの取り付け場所も劣化度合いやダメージの具合を細密に確認されて行く。計画「1」にある「新たな足回り製作」(それは適当な既存のサスKITなどをポン付け使用するのでなく、最新仕様のオリジナルサス・システムをこの車両個体にマッチさせ個別/製作する)に
深夜、工房、日付が変わっても作業の手は「進む」。
あたり、周辺の関連する部位(アーム、ブッシュ、ロッド、他)叶う限り一新してしまうプランだ。これは贅沢などと言う種類の内容ではなく、むしろ「一筆書き」的にこのチャンスを最大限活用して積極的に実施する事をお奨めしたい。何故なら、後日「思いつきに」周辺部位の交換を思いついたとしても「後の祭り」、そのパーツが廃盤で入手不能と言う顛末さえ実際「珍しく」無いからだ。もうお気付きの諸兄もあると思うが、是非!、貴殿も愛用ホンダをリフレッシュされる際には参考にして頂きたい。ご覧の様に、足回り(サス・システム)を分解して行くと、その隣接したブレーキ系は比較的容易に分解し易くなる。その対象車両が5〜6万、又は10万キロ前後の走行距離だったとすれば、足回り同様、制動系(ブレー
脇役ながら、性能維持に重要で「大切」な小さなパーツ達。
キ・システム)にも劣化、消耗の「手」は必ず忍び寄っている・・。だから特別な理由が無い限り、ココでも一筆書き的に「同時進行」プランで進められる事を強く推奨したい。コストがや、二度手間などと言った事柄はともかくも、計画的に作業をプランニングすれば同一箇所を2度、3度、4度と、分解/組み立てする負担が軽減され、結果、クルマに「優しい」有効手段となる。意味も無く「分解/組み立て」を繰り返すのは自称メカいじり好きの暇な素人「サンデーメカ」さん達に任せておけば良い、(彼らは、気付かず面白半分で分解しなくても良い箇所を脱/着してその部位を壊しているケースもある)とりわけ作業の現場では、最小限の分解で最大限の結果を引き出す事が「最良」方法である事にお気付き頂きたい。
「試作」のサスシステムをこの車両用に専用製作だ。
作り置きしたオリジナル「サスキット」を保管/倉庫から取り出し、サッ、サッと車両に“ポン付”けするのは腕自慢?のカリスマチューニング屋さんのスタンダード・スタイルだろう。そう、ハイ、「一丁上がり」と言うワケだ。まず、その辺から私達は少々違う!、イヤ、もっと正確に言えば、『全然違う!』。サス・システムにおいても全く前もって作っていない。それも車種を問わずである。毎回、材料準備から始めるのが普通で通常だ。それも「試作」のプロトモデルから取り掛かる。一発仕上げで作業対象車両へ「自信作」は完成出来ない。組み上げて、試走、バラシテ、改良。この繰り返しで、慎重に満足行く様、「目標」に徐々にたどり着く。頑固オヤジの如く、それが気に入らなきゃ、他所へどうぞ、等とは言わない
左/フロント純正サスKIT、ブレーキ系も外された。
が、やっぱりこの「方法」が「近道」で確実である事を「理解」出来れば随分それは『アタリマエ』で実に“簡単な事”である。更に、ブレーキである。他のリポートでも繰り返しているが、専門誌やショップサイトで散見する自慢げな巨大ブレーキ・キャリパーや、それに見合った大掛かりなまるでレーシングカーを彷彿とさせる如何にもオーバー・サイズで仕上げた不相応なローターSETなどは採用しない。理由は簡単、私達モーターライフの門を叩いて頂くなら、「チューニング初心者」丸出しの様なそんな行為はとっくに「卒業」されているはず。(オーバー・スペックはかえって逆効果でもある!)「機能」と「効果」に見合ったスペック、即ち本当に『必要にして充分』なメカ効率を読み説き、今までの数多く実際に繰り
外した純正ブレーキホースは完全に「硬化」した状態。
返してきた作業「実例」と結果、そしてその後の日常「使用状況」までもを見極めた全体「バランス」をより重視したオリジナル・スタイルで取り組んでいる。一般的な「改造」チューニングと大きく違い、「リフレシュ・リファイン」チューニングでは永年「使い込まれ」使用限度を迎えているパーツを新車純正時より機能的で効果的な現代基準のオリジナル・パーツを新たに「個別」専用/製作し、投入する事で基本「機能」を一新させる作業である。上/フォト:純正ブレーキホースでも取外して確認すると既に「フレキシブル」さは失っていて、パキ、パキ、に「硬化」症状が現れていた。今回、工房に持ち込まれ作業に入っていなければ近い将来「危険!」な状況でもあった(正確にはもう充分危険だった筈)。オーナー・ドライ
左、試作スロットル右、純白の試作オリジナルパット
バーの優れた「勘」、鋭い「判断力」、絶妙に「タイミング」が良かったから大事には到らなかった。正に『論より証拠』、何時も私達が繰り返し言う、早め、早め、の整備「対策!」が何より「最良」で一番の「最善」手段であり、最悪の結果をも思えば大きな「節約」と言える。このブレーキラインも、航空機のOILラインに使用されるクオリティーで「別注/製作」する。まずは、採寸、試作のプロトタイプから取り掛かって行く手順だ。その間に上フォト:MLSビッグスロットルの「試作」が工作工房から持ち込まれた。その横のブラックパッケージはMLSオリジナルブレーキパッドのソレ、中には使用する事を躊躇する程「美しく」、「鮮やか」、純白そのモノで仕上げられた「特製」ブレンドの材質がある、右側がフロント用、左
劣化、消耗したゴム類は運良く準備出来たNewへ。
側がリア用、センター部には誇らしげにMLSロゴがブラック処理でスマートにプリントされているが、お解かりだろうか。今や、わけの解らない?ブレーキパッドを製作するメーカーは数多く存在するが、私達のオリジナルを超えるモノは今だに知らない、そして他には「無い」。そして、その前に断っておけなければならない、最初から激安プライス狙いのユーザーさん達は最初からコノ選択を外して頂きたい、私達は大切な命を左右する「制動/機能」にまでも必要以上の節約は全く「関心出来ない」。そんな誤った考えの人達とは立っている場所が最初からまるで違う!。事実なにせ、その製作「目標」ではあの過酷極まりないルマンを長時間激走するポルシェと同様のクォリティー素材を惜しみなく投入してきて
「非膨張Typeのブレーキライン」試作品が完成した。
いる。昔からそのサプライヤーに依頼して永年に渡り安定した結果が出ている。だからそれなりのプライスは理屈が解ればむしろ驚く程「安価」だとも言える。そして、そのパッドを組み込まれた車両を長年使用しているオーナー・ドライバー達が全員!思わず「口を揃えて言う」事がある。それはまず『減らない!』、『鳴かない!』、『フィールとタッチ』がまるで違う!。とりわけなかでも「耐/磨耗性」は驚くばかりで、即ちそれは経済性に「直結」する。まず、騙されたと思って一度使用する事がなによりの近道である。加えて、その「制動/効果」を無駄なく発揮させるもうひとつの構成部品はオリジナル製作される非膨張タイプの「特注/専用」ブレーキラインである。航空機のオイルラインに使用される高精度/高機能パ
フロントディスクローターが仮組み、試作ダンパーも。
ーツで、それを自動車用に応用利用している。それは他で市販される同類KITのソレらと比べ、比較にならない非膨張率を誇り、緊急時のドライバーの踏力を逃がす事無く確実に「制動/効果」に100%活かせるのである。信頼出来るクォリティー高いバランスの良いブレーキ性能こそ、事故後に(後の祭り的に)役立つ「自動車保険」内容より最も優先すべき事柄だ。次いでもう1つ、最後の「重要構成」パーツ、ブレーキ・ディスクローターである、特製パッド、特製OILライン、特製ローター、制動系はこれら3点セットでまず成り立っている。更に劣化、消耗度合いが進んだ個体車両であった場合、マスターシリンダー、加えてブースターまでも手が及ぶケースも全く珍しく無い。それらの判断は担当メカがTESTド
「特製」スペシャルブレーキラインを車両へ組み込む
ライヴを通じて適切に慎重な「判断」を行なっている。特製ローターに戻るが、勿論、対象車両それぞれの個体差に応じてオリジナル「個別/製作」を毎回実施している、試作を作り、試作段階のパッドと試走を繰り返し、相性を合わせ「適合化」するのだ。そんな事から工房内で製作されたオリジナルブレーキ・システムはその対象車両のみにマッチした他では手に入らぬ『唯一無二』の(特級品)製品に仕上がる。その差は「売らんが為」にその場限りの「寄せ集め」ブランドパーツで構成された吊るしのブレーキKITとはフィールは勿論、長期使用での「耐久年数」でも永年に渡り大きく「違い!」を見せつける事である。上/フォト:右フロント側に最終採用モデルの非膨張「特製」スペシャルブレーキラインを組み込む。リポートで紹介の「リフレッシュ・リファイン」作業では永年愛用から、古くなり、劣化/消耗した各部位を個体/特性に合わせ、現代流手法で新たにスペシャル製作しているが、機能/向上は勿論、その該当する作業箇所への「機能美」も求めたい。それは例え足回りの様に普段車両下部に包み隠され目立たぬ箇所であっても、ゾク、ゾク、する金属の輝きや、その構成具合から組み立てられる「メカニカル美」を味わって、感じ取れる“ソレ”で有る様、常に心掛けているのだ。
上、左フォト/フロント左側         上、右フォト/左リア側「美しく輝く」オリジナル「特製/製作」されたスリット入り「ブレーキ・ローター」が組み込まれた。■念の為、初期段階時に取り外された純正ローターも「比較」対照に下にフォトで紹介しておく。
残念な事だが「劣化/消耗」したブレーキ系でも「まだ大丈夫!」と乗り続けている人々は少なく無い。
「贅沢な数」のMLSオリジナルブレーキパッド(試作)とMLSビッグスロットル(試作)も準備完了!。MLS工房へ愛車を持ち込み車両製作する「特権」、それはそのクルマにマッチする「製品開発」。何種類もの「試作」を製作、実際に組み込みその車両独自の『個体差』へ最適合させる事なのです。
足回り「リフレッシュ・リファイン」ではMLSオリジナル製作でこの車両「専用/製作」となる特製ダンパーキットを試作から製作を行なっているが、その「周辺」、つまり各アームやブッシュ類を
残らずリフレッシュ交換している。どんなに高機能なオリジナルダンパーやスプリングを開発して組み込んでも、それにリンクするアーム類がしなやかに「連動」しないと本来の機能を果たさないからだ。
貴殿も「レジェンド愛好家」であるなら「足回り」と「ブレーキ」系には神経を配って欲しい。重量級の車体は常に足回り「各部」に負担を与え続けていて、極端に言えば例え駐車時
であっても、その車両「重量」は絶えず“圧し掛かって”いる事実を見逃してはならない、だからまだ、愛車の走行距離が少ないからなどと言う「言い訳」は全く当てはまらない事が判るだろう。
目安は7〜8万キロをオーバーしていれば迷う事は全く無い、私達の足回り「リフレッシュプラン」に従って実行すれば「大きな成果」を期待出来る、つまりクルマが二周り程「小さく感じる」フィールだ。
何故そんな回りくどい言い方をするかと言えば、大方のクルマを、そしてホンダを「判る!」と思っている人達もレジェンドは「大きく」、「重たい」、運動神経の鈍いサルーンやクーペだと「思い込んでいる」。
私達に言わせればそれは余りにもレジェンドの潜在性能を理解出来ず「勿体無い」事をしている。断言しても良い、レジェンドは立派な『スポーツカー』である。本気でその“ポテンシャル”を探って
いないからだろう・・。事実、私達が「手掛けた」そのレジェンド達は揃って目覚ましい「スポーツ性能」を発揮する。その為にもブレーキ改良や足回り、剛性補強などの「手抜き無い」実行プランが物を言う。
このリポートを閲覧している貴方が偶然レジェンドオーナーだったり、近じか値頃のレジェンドを手に入れようと計画を練っていたなら是非!私達に一声かけて欲しい、この先の「ホンダ生活」が変わる
ターニングポイントだと言える。上からフォトも見て欲しい。隅々までMLS仕様の「特製/製作」だ。一通りオリジナル足回り(各アーム、ブッシュ類も含む)ブレーキ系(専用パッド、OILラインも含む)が「暫定仕様」ながら仮組完了である。普段は見えない場所だがひと際眩く「美しい輝き」を放つ。
他でも紹介した様に、作業を進める工房は幾つかに「分散」されており、それぞれの進行内容で効率良く使い分けている。ここまでの足回り系、ブレーキ系では作業ピット(作業工房)内で進めて来たが
■上のフォトでは早速「作業工房」から「工作工房」へ車両移動が行なわれリフトUP済みである。
オリジナル「エグゾーストシステム」、各部「補強/対策」作業では別の「工作工房」へ移る事になる。最初にも紹介したが、オーナー・ドライバーの要望でこれから製作する「エグゾーストシステム」では
限りなく『純正然』のノーマルフォルムを計画している。つまり、機能は「スポーツ性重視」、その見かけは完全フル・ノーマル仕様風に「設計/製作」する『羊の皮を被った狼』の“ジェントルマンプラン”だ。
忘れてしまわないうちに伝えると、更に踏み込んだ拘りがオーナー・ドライバーにはあってリアエンドの出口、つまりデュアル状になったクロームメッキの“カッター部”2本(テールエンドフィニッシャー)は
純正のソレを「完全移植」してしまいバンパー部から首を入れ「覗き込まない」限り、パーフェクトな『純正仕様』の様に見せるカラクリを「是非採用」願いたいとの熱い申し出を受け、私達も積極的に
それに「チャレンジ」する意向を快く告げた。そもそもMLS「吸/排気」トータルリファインチューニングでは優秀に設計されたHONDAエンジンの本来持てる潜在性能を「無理/無駄」無くスムーズに発揮
させる事が最大の目的である。どんなに練られ設計された純正仕上げの「吸/排気」システムであっても、量産性や「個別/個体差」まで踏み込み、車両特有の微細な特性までをも睨み、適合させる仕事は
自動車メーカーの立場から「永遠に踏み入れられない細やかな領域」でもある。だからこそこの機会つまり「リフレッシュリファイン」プランに効率良く便乗して劣化/消耗済みの「吸/排気」システムにオリジ
ナルの新しいプランと、純正では到底得られないクォリティーを感じる高効率な「吸/排気」トータル仕上げで“ブラシュアップ”を図る意味が存在する。そんな事からも、まだ充分使用可能な耐用年数を残し
「スポーツマフラー」が欲しい!。っと言う目的だけでポン付け市販マフラーへ安易にポン替えする行為とは動機がまるで異なり、純正マフラーの寿命を向かえ、最新の素材と車両個体差に寄り添い、丁寧
に試作からハンドメイド製作されてゆくMLS「吸/排気」トータルリファインチューニングの価値も光る。つまり、ここに来て、純正品の機能を超える「スポーツ特性」を内に秘めた、一見『純正フォルム』なサイ
レンサーシステムを独自の手法で「ハンドメイド製作」行程の真っ最中である。自慢の音質も是非聞いて欲しいひとつだ。「一言で判る」様に表現するとすれば、アレ、アノそう、マセラティーサウンド♪を更
に させ半歩だけ、サイレント領域側に踏み込んだ大人の渋い“シビレル!、ソレ”である、・・そう、他ではもう「絶対無い」。おまけにエンジンコンディションにマッチさせた「高効率仕様」なのである。
私達モーターライフシステムズはマフラー専業のマフラー屋では無い、勿論、そう言う観点で言えばサスペンションを製作しても、サスキット専業の足回り屋さんでも無い。そうは言っても様々必要に
応じて「オリジナル」製作してしまう。それは全て、原点を振り返れば純粋なアマチュア感覚の発想。つまり、市場に市販されるあらゆるパーツではどれも五十歩百歩、『帯に長し襷に短し』なのである。
必要に迫られ、それが自分のホンダであれば「こうしたい・・」の想いから独自の手法で領海無くも「独自製作」の道へ自然と苦心を重ね『手を染めて』何でも創る「オリジナル主義」が普段でもある。
こんな説明をすると製作工程が楽しくないのか?、などと誤解されるがそれはそれ時々で様々だ。ただ、大きな特徴を言えば、マフラーを作れば、専業のマフラー屋よりも、足回りを作れば、専業のサスキットさんよりも、より『深くオーナー目線』で採算度外視のマニアック濃度は濃密そのものだ。
まるで“自分のホンダ”を「自宅ガレージ」で満足行くまで存分にメンテナンスする。そのリズムと気分が昔も今も、私達モーターライフの「取り組み姿勢」。だから慌てない、急がない、立ち止まらないである。
「工作工房」内にも作業リフトが数機設置されてある、テストの為数種類の仕様が異なる完成品をスグ車両へ組み込み、フィッティングや修正作業に入れる仕組みだ。フォト:手前は試作/完成品のひとつ。
「一発仕上げ?」でない慎重な製作方法なので試作した数種を車両に実際組み込み、実走を試みる。
全てのオリジナル製作に「拘る!」、それは自慢でも「自己満足」でもない。その車両だけが持つ特有の『個体差』を追い求め、融合させるプロセスは「困難」で「深い」。何種類もの試作を準備し、対象車両に組み込み、実走、戻ってリフトUP、不具合箇所を発見すると微細な「修正」を重ね、再び実走に出る。この繰り返しは根気良く、納得行くまで終わらない・・。そんな「作業工程」の一部を簡単に画像で追う。
上/左フォト:勘の良い閲覧者なら気付いたかも知れない。作業者右腕の上方、ガッチりビルトインされた補強バーが見える。テスト用に試作を仮組してある。エグゾーストシステムを実走TESTする際に同時進行でフィールを確認する為だ。サスシステムのグレードUPに伴ないBESTを目指すプランだ。もっとも、純正仕様で組んであれば良いがメーカーもそこまで「手が回らない」。だからこうしてリフレッシュ時やレストア進行時に見逃さず「ひと手間かける」きめ細やかなプランを忘れてはならないのだ。
リポートではメインサイレンサー、即ち、テールエンドマフラーを一見、純正ルック、実は完全オリジナルハンドメイド製作の「高効率」仕様で製作する過程にクローズUPさせて紹介しているが、その前側、つまり、フロントパイプ部や、センターパイプ部、そして消音効果を上げ、排気効率も確保出来るサブサイレンサー部も同様にオリジナル設計で特製製作している。下はそのフォトの一部だ。まだ「仮留め」中。
クルマ好き「自慢」など毛頭考えていないオーナーは、入念な「リフレッシュリファイン」やオリジナル製作のエグゾーストシステムなど『見た目は純正然』が揺るがぬプラン。リフト下から見てコレだから世間の人達が街でこのホンダに偶然遭遇しても中身の「入魂」の“カラクリ”には全く気付かない訳だ。
当時の車両の弱点、シャシー性能の向上、つまり剛性UP,補強に入る。但し、「上品」な手法で行きたい。仮組していたリア側アンダーブレイスをTEST用の試作から本採用品へ「改善/対策」に入る。
実走TESTで確認。弱点補強を実施する、リアビーム部へ専用リブを「特製製作」、必要最小限にして「効果的」剛性向上を図る。外部から判別出来る、派手な手法では無いが、各部ブッシュのフル交換、加えて、今回特別に製作を行なった「オリジナルサスシステム」との“相乗効果”でボディーサイズから想像出来ない、俊敏で滑らかなステアフィールを獲得!。「ふた周り小さな」ボディーサイズ感覚でスポーツドライヴィングが「望める」。その部位を角度を変え、指差し確認のフォトで「追跡紹介」して行く。
次のプラン進行に「作業工房」へ車両を移動する。適切な工作行程をスムーズに運ぶ為に、効率良く隣接する工房館を使い分けるのが私達の手法である。ここでは同時進行で複数台のホンダが何時も専任担当者が受け持ちの車両に張り付き、実走TESTや専用部品の製作〜完成まで終始付き添う。
焦点は向こう側のKA3である。よく見ると既に何やら車体から「降ろされて」いる。見当がつくだろうか入念に足回り、ブレーキに手を入れ、作業場を移動してオリジナルエグゾーストシステム、それも純正然のまるでノーマルフォルムで特別/製作。加えて、必要箇所への“弱点克服”の剛性向上「補強」。
更にオーナードライバーの「リフレッシュリファイン」計画はここでは終わらない。これから先も永年「HONDAらしい走り・・」を目指す為にはオリジナルで製作した「吸/排気」トータルリファインチューンの成果をメリハリある「走り」に活かすモーターライフならではの「重要プラン」が残されているのだ。
エンジン性能はホンダオーナーにとって何より感心が高い、乗り慣れたホンダのコンディションはどうだろうか・・。モーターライフでは数多くのレジェンドをメンテナンスしてきた経緯から、驚く程の「実績」結果が分厚く蓄積されてあり、実走確認と作業進行から持ち込まれた愛車の「今」が確認出来る・・。
『要!』は変速機。抜けるほど回るパワーユニットが発揮する性能を「効率良く伝達」する手段はコレ。「オートマティックトランスミッション」への高精度リファイン作業に尽きる。走行距離も大切だが、この年式であれば積極的に勧めたい。接近するとリフレッシュされたブレーキ周辺、足回りの美しさが「輝く」。
世間では、ATのスリップが増大、フィールが悪い、燃費にも悪影響が、となれば、リビルドATに無神経に「乗せ替え」する。それで満足なオーナーであれば問題なしであるが、お考え頂きたい、中古ATをオーバーホール済みでポン載せ、自分が愛用していたATは何処かへ「下取り」で引き取られて行く、
と言う事は、載せ替え用のリビルド済みATは誰かの中古。つまり、問題を抱えていた故障ATを素材に何処かの業者がザックリオーバーホールを行い「巡り巡って」自分のホンダに移植される「仕組み」だ。例えば私達は、プロが幾らキレイにクリーニングされた下着でも、それを着用するのは「抵抗」がある。
「回りくどい」言い方は止めてハッキリ言おう・・。『出所不明』の『再生オートマティックトランスミッション』に強制的にポン替えされる手法で「ホンダ人」の貴殿はOK?なのだろうか。少なくとも私自身であれば「イヤ!」だ。今日まで自分自身が愛用してきたソノATを「リアル」に高精度で「細密フルO/H」する。
「ATオーバーホール」のTypeR化と言っておこう。つまり、作業対象車両に「均一化」した行程をマニュアルどうり進行するのではなく、事前の走行確認を基に、症状を克明に洗い出し、「個体差別」施術を指差し確認のうえ全部「手作業」で必要に応じて1台づつ細密で高精度に実施するプログラムである。
通常生産ラインとは異なる専任「技工士」達が神経を研ぎ澄まして「スペシャリティー」に取り組む姿をして「ATオーバーホール」の“TypeR化”と私達は呼んでいる。そんな事から、新車時に組み込まれるATメーカーから組み立てられた新品ミッションと比べても、ズットコレの方が「高精度」で「高性能」だ。
 
 角度を変えて見る。永年、「酷使」され続け・・『疲れ果てた』オートマティックトランスミッションは慎重に専用リフトを使って降ろされ、左半分のスペースは大きく空間が口を開けている。高精度に、そして細密に手作業で隅々までフルオーバーホールされ、この場所に戻って来る時には「新車時以上に」高性能化され生まれ変わっているのだ。
 
 エンジンルームから手際よく降ろされたフルオーバーホール「前」のオートマティクトランスミッション。外見からも『疲れ果てた』様子が伺い知れる。多くのオーナードライバー達はこの姿を見る事もチャンスもほとんど無い筈だ。それどころか、ATトランスミッションの「コンディショニング」自体、最初からその頭に無いのかも知れない。この機会にシッカリご記憶頂ければ幸いだ。
 
 「ご覧」になれるだろうか・・。センターの上部、組み込まれたMLSビッグスロットルプレミアム仕様が見える。勿論、このレジェンド、先に紹介した専用エグゾーストシステムに合わせ、吸気側にも「手が入る」が、実は、AT分解、高精度O/Hとスロットルは無関係?ではないのだ。一般的にご存じの方は少ないかも知れないが、シフトタイミングとはテクニカルでデリケートな関係を「取り持つ」のだ。つまり、エンジン、AT、MLSスロットルと絶妙な「連携プレイ」を繰り広げる事になる。
 
 「洗練された」ホンダらしいスポーティーな走行フィールを実現するには、部分、部分、だけをリフレッシュさせても「トータルな連動性」を実現するモノではなく、「微細な調整」と「地道な実走」確認の繰り返しから積み重ねた経験を活かす事になる。では、O/H作業を少しだけ「覗いて」見よう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 実際、今まで使用してきたオートマティクトランスミッションを降ろし、詳細/確認を行いながら細密に手作業で「リフレッシュリファイン」、「オリジナル、フルオーバーホール」を『現品』に実施した。その工程の一部を今、リアルに見届けて頂いた。つまり、「出所不明?」なリビルド済みミッションを「ポン替え」する、世間で良くある手法とは「根本的」に異なる事が「充分理解」できる。
 
 オートマティクトランスミッション「作業前の状態」。↑
 
 細密にオリジナル「高精度リフレッシュリファイン」を実施したソレ。↑
 
 リフトを使って「慎重」に元の場所に戻せば「完了!?」。・・ではない!。街の整備工場やディーラーのピットではメデタク、ゴール?かも知れないが、モーターライフでの何時もの工程はまだ、まだ続き、問題山積だ。物理的にエンジン本体とドッキングされた後、「難題」は訪れるのだ・・。
 
 MLSオリジナル手法で「細密/入念」に組み上げられたキレイで「美しく輝く」リフレッシュリファイン済みオートマティックトランスミッションを左、正面側から捉える、そのポテンシャルを予感!。
 
 「吸/排気」系トータルリファイン、エンジン系本体セットアップ、そしてこのリファイン完了済みATユニット、それぞれその「連携」と「調和」がこれから図られる。
 
 フォトは「美しく輝く!」組み込まれた特製MLSプレミアム「チューニングスロットル」、エンジンの応答性、それに連動/連携するオートマテックトランスミッションの「シフトタイミング」を、吸/排気「トータルリファインチューニング」の効果と合わせ実走TESTで時間をかけ「調整を重ねる」。
 
つまり、作業/中期段階で専用製作したこのエグゾーストシステムも吸気スロットルと共に再度「見直される」。 もっと正確に言えば、一見完成したかに見えるこのオリジナル「排気システム」もこの段階でやっと本格的な「仕上げ作業」に入るのだ。(手間でもこれが私達の流儀である)
 
 セットアップされた特製MLSプレミアム「チューニングスロットル」。(写真センター)口径サイズが大きければ「良し?」と言うのは正しくない!。エンジン個体コンディション、吸/排気バランス、オートマティックトランスミッション、スロットルペダルストローク、それぞれの『一体化』が条件だ。
 
 エンジンの「ポテンシャル」が無駄なく発揮されるには「地味」で「目立たない」陰の脇役?(私達は主役とも思っている)が必要!。それはエンジン、ミッションを支える「台座」マウント類である。
気がつくと、新しいと思っていたKB1モデルでも既に10万キロオーバーの車両は少なく無い。車両重量からも「足回り周辺」や「ブレーキ系」の負担は多く、既に随分「ヤレている」。更にオートマティックトランスミッションやエンジンマウントにも必要作業「部位」として手を伸ばしたい。貴方のレジェンドも既に「信号」を出している筈、「リフレッシュ・リファイン」を始めるチャンス!です。
 ■火災被害の影響でこの先紹介する予定の貴重な画像を数多く「焼失」しました。■今後、動力部を支える「縁の下力持ち」とも言えるゴム製品を紹介・・■オーナードライバーの来阪、美味しいスイーツ「土産」の紹介、そして、美しく澄み渡る青空の下、高層ビル群の間を、完成したKA3でシェイクダウンドライブのシーンをオーナードライバーの「ドライヴィング」で紹介・・。予定でした・・。
計画と実行58
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