東京都在住、Hさんのステップワゴン快速「プラン」。
第一期計画。
計画と実行75にリポートしているが、それで「終了」したわけではなく
彼のステップは今も留まらず「更なる進化!」を続けている・・。
そこで参考になれば新/旧「織り交ぜ」最新内容も追ってご紹介したい。
最初の出会いは「作業予約」の日程/相談を電話でもらった時、「二つ」が印象的だった。
一つは「爽やかな口調」、二つめは彼の予定する来阪計画に私達が無理をお願いした事。
「他のプラン」で込み合っていた事からOSAKAへの来阪日を随分遅らせてもらった事だ。
更にやっと受け取ったホンダだが、スグには作業に取り掛かれず、リフト上でスタンバイ頂いた。しかし、そんな事で文句を言う彼ではない、それどころか、楽しみ♪『満点気分!』を味わっていた。その隣リフト下で白いボンネットを大きく開いているのはエンジン「施術中」のアコードである。
スタートメニューは既に「決定済」み。何時だってオーナー・ドライバーのプランは「最優先」。ホンダNAエンジンの重要項目「吸/排気」トータルリファインチューニングから始める。だが、しかし、ステップには市販のスポーツマフラーが装着済みだった、それを「取外す」作業からだ。
持ち込まれたステップに組まれていた市販マフラーがスッキリ!外された。「勿体無い!」っと言う方もいらっしゃるでしょうが、効果的でない吊るしモノは早めの対策がベスト。市販のマフラーじゃ、「つり合いが取れない」、そんなメニューが今後、「展開される」のか・・?。
「吸/排気」である事から、特製/MLS吸気スロットル試作を始める。
この個体車両「専用品」が組み上がるまでは幾度も試作とTESTの繰り返しである。
手間、暇、をかけ細密に製作されるMLSのスロットル「今後の用途」を見ていて欲しい。
先日、エンジンが組み上がったアコードが今、実走のTESTに出る「準備中」である。その向こう、中央奥、シルバーのステップがフードを開いて、吸気系チューニングのスロットルを「仮組/試作」で作業中、この特製スロットルが今後も「継続的」に仕様を変え繰り返し“活用”される。
MLSチューニングスロットル。BIGサイズである、が、無闇にサイズが大きいと言う事ではない。つまり、現在の「仕様」に必要にして「充分である・・」っと言う適切な機能/向上「仕立て」である。そんな事から、今後、私達の工房へ2期、3期と作業/内容が進化すれば、スロットルも「進化」する。
吸気と排気は何時も絶対、必ず、確実に「同時進行」である。
クルマも私達人間も同様、「吸って」、「吐く」、その「タイミング」と「バランス」が問題だ。
だから、製品/開発は共に同時に製作/開始する。
「改良/進化」するMLSスロットルと、吸/排気「開発作業」は何時も、「一進一退」のリズムで進む。試作スロットルを試し、サイレンサーを製作、パイプ径を設定、加えてレイアウトを幾度も重ねる。全て、ハンドメイド、全て、「手曲げ」。慎重に手間暇惜しまず地道に開発、真面目に改良である。
もうひとつの彼が描くプラン。目指す!それは「安定制動」、MLS「特製」オリジナル3点セット。
非膨張ブレーキライン、個別/製作ブレーキパッド、個別/製作スリット入りローターだった。
それぞれ個体車両の個別/特性を考慮して「専用/製作」される他に無い「絶品」といえる。
吊るし市販KITなどとは違い、無闇な大型化を必要とせず、純正サイズを基準に性能を発揮する。ブレーキ系の製作でも吸/排気系と同様に「試作」から何種類かのテスト用プロトタイプを製作繰り返し実走TESTを行い、結果から慎重にその対象車両への「適合化」を確実に進める!。
必要にして「充分!」。機能美を見せるMLSオリジナル製作のスリットローター、純白で美しいMLSセンターロゴ入り「特製」パッド、その後ろ側で光る、航空機のOILラインにも使用され精度が極めて高いとされるMLS「特製」非膨張タイプ・ブレーキライン。今後、長期に渡り、安定制動を発揮し続ける事だ!。
同仕様、MLSオリジナル製作、リア・スリットローター、非膨張ブレーキOILライン
「特製」リア専用パッド、フロント同様純白カラーセンターMLSブラックロゴ入り仕様。
フロント側、触媒直後から中間オリジナルサイレンサーまで直線に繋ぐ「手曲げ」オリジナル非抵抗センターパイプ。将来のステップアップ「チューニング」をも見据えた設計で特製/製作。
「好音♪」のホンダサウンドを目論み、サイレント設計で有りながら、周りが「振り返る」
であろう・・、音質を製作、勿論、将来考えられる「性能/進化」えの備えも「万全」である。
控えめであるが「判る」人達には良質な音質とテールエンドデザインのフォルムで「認識」出来る。MLS「吸/排気」トータルリファインチューニング、MLSオリジナルブレーキシステム第一期工事充分な走行TESTを繰り返し、熟成を重ね一区切りつき、オーナー・ドライバーに連絡を入れる。
Hさんのフットワークは「軽い!」。連絡後、次の週末、計画どうり新幹線に飛び乗り、約束の時間丁度にはOSAKA市内にあるモーターライフシステムズのサンプルルーム&オフィスで合流、私達と笑顔の再会を果たした・・。
百の説明よりも、一度の試乗、言うまでも無く、それが1番、私達も昔からソレが「主義」。早速、オーナー・ドライバーの運転で高層ビル群の間を縫って走る秘密?の周回テストルートへ、ステアリングを向ける・・。週末は交通もまばらで、心置きなくTESTドライヴ出来る!。
市販品の『ポン付け』マフラーを迷わず廃棄し、MLSオリジナル「特製/製作」なる吸気スロットル、手曲げ、ハンドメイドオリジナル「エグゾーストシステム」に加え、欧州車フィールでコントロール出来る「特製/製作」ブレーキシステムは今までの「吊るしモノ」では味わえない「特別/専用/製作」品だった。
「電話一本」で知り合ったHさんとの出会い。でも、もうこの頃には「旧知の知人」同様。ホンダと言う「キーワード」さえあれば10年来の仲間が又ひとり出来たも同じ「冗談」談義も満載!。フォトは、軽快な走行テスト後、ステップから降り、私達とバカ話で「ふざけ合って」いる所だ・・。
第二期計画
第一期計画を完了してステアリングを東京に向けて別れたその日から数ヶ月が経過していた。市内オフィスの電話が鳴った。そう、久しぶりにHさんの声が受話器の向こうから聞こえてきた。そして、その爽やかな「話し振り」は最初に電話をもらった「あの時」と何も変わっていなかった・・。
黄色のクルマは昔から良く知る「熱心な」ホンダオーナーの奥様のモノ、ズット面倒を見ている。主役はその左、そう、もう「再び」OSAKAに“やってきている”。これをリピーターと呼ぶのだろうか。前回の第一期計画での別れ際、私達は「再会の約束」などしなくても思わず叶う事もあるのだ・・。
美しいシルバーボディーの表面に、無数の水滴が散りばめれているのがお解かりになるだろうか。私達の性格が特別に「神経質」なつもりは無い、もうこれはルールと呼んでも「良いだろう」。リピーターの車両であっても再入庫の時には「必ず実走TEST」で詳しくコンディションを見る。
悪天候だったが、フロントウンドーを叩く雨音を「渋く、高効率」な特製エグゾーストサウンドで“それを”かき消しながら「心地良い」TESTクルージングを終え、先程作業ピットへ戻って来た。「不安定」な路面状況だったが、MLS特製ブレーキ・システムは特筆すべき「安定制動」を発揮した。
そんな独特のホンダサウンドを奏でるスペシャルエグゾーストシステムは前回の一期プランで製作した「結果」だが、再びOSAKAへやって来た今回の目的はソレに更なる「進化」を遂げさせる事、つまり、MLS特製スロットルから中間、テールエンドまでのオリジナルエグゾーストシステムに
更なる「改良」を施し、「吸/排気」トータルリファインチューニング『二期プラン』を実施する為作業工房から工作工房へ車両を移し→作業準備を行なって行く。一期プランでは純正マニフォールドをベースに「吸/排気」を設計/製作したが本来、K24Aエンジンが「隠し持つ」ポテンシャルを余す事なくスムーズに引き出す手段として
新設計MLSオリジナル製作「特製」エグゾーストマニフォールドを開発/製作するプランだ。
MLSビッグスロットル最大の「特徴」それは一度組み込めばそれで終了とならない「良さ」である!。第一期計画リポートでMLS「特製」スロットルの製作工程はフォトでも紹介したが、今回の第二期計画ではそれをベースに「改良」を加え、これから設計/製作に入るマニフォールドと「組む」。
「ステップアップスタイル」で段階的にリフレッシュ・リファインを進めて行く場合、初期のプランで組んだオリジナルパーツを継続的に「機能向上」改良を行いながら幾度も使用可能であれば経済的で便利。
新設計MLSオリジナル製作「特製」エグゾーストマニフォールドの開発作業は「試作」から始まる。その「冶具」製作からスタート、勿論、このホンダだけに幾つもバージョンの製作/冶具が作られる。
この「特製」オリジナルエグゾーストマニフォールド製作は、この1台のステップワゴンHさん専用に単独「開発/製作」を行なっている。目的は普段、日常の走行で余す事なく「性能発揮」である。
街のチューニング屋さんで行なわれている様な、来るべき「走行会」への前準備やタイムUPがの“ソレ”では無い。つまり「特別」なスポーツシーンだけに限定した用途でなく日常生活がステージ。
貴殿もそんな日常に役立つ「スポーツ性」を織り込んで見ては如何だろうか・・。その対象車種がアコードであっても、インスパイアーであっても、レジェンドであっても私達は全く「驚かない」。
つまり、場合によっては商業車だったり、マイナーモデルやグレードのチューニング対象車種とは異なるユニークなホンダであれば「やりがい」も倍増間違いなし、多分、ポピュラーなスポーツモデル
に乗る連中は適当な「市販、量産」される“吊るし物”で「お茶を濁している」筈だ。だから専門誌で紹介されるスポーツ車種を選び、記事や話題で推奨?されるパーツのポン付けで満足出来るのだ。
貴殿も男ならロマンとストーリ溢れる自分専用オリジナルパーツに拘ってみて欲しい。何故ならベース車両は百歩譲っても市販量産車だ、そこに独自に特別な性能を持つ「味付け」が欲しい。
何故なら、クルマには1台づつそれぞれの「個体差」が存在する。それは人間に個性があるのと同様、製造環境や走行距離、私達ユーザーには告知されていない微細な仕様変更も含まれる。
対する市販/量産スポーツKITではサンプル車両で採寸した基礎データーを基に仕様を決め後は大量生産され全国のカーショップや業者の手元に流通する、つまり自分自身のホンダが
今、どんな環境で使用され、組み合わされる他のパーツ達とどんなハーモニーで協調されるのか全く無視された状態で、価格やブランド、手軽さだけで「意味も無く・・」組み合わされて行くのだ。
そう、勘の良い貴方なら気付いた筈だ。私達が提案するプラン「吸/排気」トータルリファインが予算と目的に応じてフレキシブルに対応出来、将来の計画に幅広く活用出来ることが良く解る。
加えて、このオーナードライバーの沈着な計画性も実に関心する。リポート初めにもあるとうり市販のポン付け「吊るし」マフラー仕様でMLS工房入りし、この計画がスタートしている。しかし
初対面で出会い、そのオーナードライバーが先々のプランを冷静に見つめ、段階的に予算を有効活用し、私達の提案プランを“読み抜いた”うえ実行する理解力と判断には「脱帽」するしか無い。
勿論、私達も始めて持ち込まれるホンダであっても細心の神経を配りオーナードライバーが今後どんなプランを展開して行くのかを静かに見つめ、あらゆる計画に充分対応出来る準備をしている。
加えて、「吸/排気」トータルリファインチューニングでは第二期工事で第一期工事を「上書き修正」出来る事も他で無い特筆すべきメリットである。貴殿のホンダもMLS工房で是非お試し頂きたい。
作業工程は試作された数種類のマニフォールドが次々車両に「仮組み」され、取り回しのクリランス、センターパイプへのジョイント部を製作を確認し、第一期工事で製作済みエグゾーストシステムへ細
密に「接続」される事となる。もうここまで来れば第一期工事でオーナードライバーが持ち込んだこのステップワゴンに装着済みであったアノ「吊るし」の市販量産マフラーを迷う事無く「取外した」
その計画が「間違い」ではなかった。私達が個体差に応じ個別製作する「吸/排気」トータルリファインチューニングでは「入口」から「出口」まで、つまり吸気チューニングスロットル、エンジン調整、オリジナ
ルセッティング、エグゾーストマニフォールド、フロントパイプ、中間サブサイレンサー、センターパイプリアエンドメインサイレンサー、最後部エンドフィニッシュまで全てを「関連付けて」トータルバランスを
最も重視し、試作を重ね、実走TESTを粘り強く繰り返し、更なる今後の「チューニングプラン」にも自由自在に余裕を持って対応出来る充分な「キャパシティー」と「クオリティー」が確保されている。
ご覧頂いている様に、全てハンドメイド個別対応製作で製作冶具までもその対象車両用に専用製作としている。このホンダのオーナードライバー自身、これから描く将来のプランは楽しみに見守り
徹底サポートを続けて行く。そんな見果てぬ未来の計画へもフレキシブルに備え、マニフォールドを2分割構造で構築、作業性は勿論、振動分散でも目を見張る効果を発揮している。上フォト:では
そのジョイント部を製作/改良/修正中、その後仮組み立てを行い、採寸、現車への取り回しを車両に実際装着のうえ公道で実走テスト走行を繰り返し、更なる改善点を細やかに洗い出す。
愛用、愛着のホンダをMLS工房に持ち込み作業を実行する。ご覧になって解るとうり全部手作り「ハンドメイド」仕上げ、繰り返しリポートに有る様に試作製作から綿密/着実にその1台だけの為
だけに個体差別に集中/開発して完成を目指す。それは目的が性能向上チューニングの場合もあれば、リフレッシュ対策計画で「劣化/消耗」した部位をオリジナル製作で「復活/復元」する場合もある。
オーナードライバー達は作業のその間、愛車と暫く触れ合えない時期がある。だが、しかし、その完成へまでの期間がMLS工房内での作業進行をイメージして実に「楽しい日々」だと聞く
そもそも「大量生産」されたそのHONDAを自車両特有の「個体差別」に見合った"特性”で仕上げられたソレは品質の高さは勿論、比較対照が無い「永年愛用」を目指す特別な愛着も生まれる。
「最終採用」予定の特製エグゾーストマニフォールドシステムを再び実車に組み付けてみる。
ココまでが第一分割パートだ、第二分割部を仮接続したのが下のフォトである。将来周辺部を分解/組み立てする事をも考慮し作業性向上と「振動/対策」も合わせて兼ね備えているのだ。
「製品」ではなく、『作品』だね!。私達が進めるモノ作りのプロセスを知るオーナードライバー達は必ずそう言ってくれる。それはブレーキシステムも、サスシステムも、剛性/補強も同じ姿勢である。
スペースの関係からエグゾーストマニフォールド「製作/行程」は実に簡単、単純にリポートしているが、根気強く地味に1台だけのホンダに「最良/適合」させる事だけに焦点を絞り組み上がった仕様
別の試作品を実際の車両に修正フィッテイングし、問題点を洗い出しに公道へ実走TESTドライヴに出かける。それがその車両だけが持つ「性能個体特性」に見合う「唯一無二」の確実な手段である。
実はもう1つ「同時進行」で開発/製作に取り組んでいたオリジナル製品があったのだ。第一期計画時に製作したMLS高効率BIGスロットルは今回の第二期計画での個体差別「専用/開発」で製作
を進めてきたオリジナルエグゾーストマニフォールド(ハンドメイド仕様)開発に合わせ「吸気効率」の更なる向上を求めMLS高効率BIGスロットルの「再リセッティング」(これが出来る事が強みである)
に加え、I−VTECエンジン搭載で極めてタイトなエンジンルーム内にオリジナル「開発/製作」になる大容量/低抵抗「MLSインテークシステム」をこの車両だけの為に仕立て上げる事に「成功」したのだ。
「大人のさり気なさ・・」を重視、下品な吸気音♪が発生しない仕組みで「設計」され、瞬時に右足に反応するレスポンスは向上しながらも、ガバ、ガバ、ゴウ、ゴウ、走り屋さん臭漂う「発生源」としない。
MLSが目指す「吸/排気」トータルリファインチューニングはHさんのプランで二期工事を経てゴールに近付いた。そこには実走テストの繰り返しを実施する事でエンジン本体への「改良/調整」やオリジナル
セッティングが第一期、第二期工事共に「吸/排気」行程の進化状況に応じて適切に切り替え変更され市販部品のポン付けでは得られない車両個体が持つ特有の「個体差」コンディションが決め手になる。
第二期工事の完成目処に合わせ私達の手で充分な試走TESTを公道で「実用条件」に合わせ繰り返し行なわれ、微細な修正が何度か済めば、東京都在住のHさんに来阪都合の確認連絡を入れる。
「繋がっている・・」って、感じる時がある・・。特に「特定」の人達とである。具体的には私達で言えば全国のホンダ「愛好家達」中でもモーターライフにコンタクトをとってワイ、ガヤ、出来る仲間達である。
勿論、ステップのオーナー「H」さんも例外ではない。どうして?って!、それは何時だって「電話」を入れると「ワンコール♪」にほぼ近いスピードで電話に出てくれる。それも「気持ち良い」返答でだ。
早速、来阪予定を相談した。彼はスピード&クィック!、直ぐ次の週末OSAKAで逢う事となった。新幹線に飛び乗り打ち合わせの時間どうり『念の為、数分早めの安全時間』で到着だった。(そんな
細やかな心使いにも信頼の人柄を感じずにはいられない)下手な説明より、愛車に同乗、実走テストに出る。休日の市内は走り易く、天気も歓迎の様子、細密な仕事内容は彼には「説明不要」である。
第三期計画
静まり返った深夜の工房内、慌ただしく本日のプラン作業手順に従いホンダに精通したメカニック達が作業実数から得た貴重な経験と目の前の問題を解決する柔軟なアイデアで製作行程に没頭する熱を
おびた時間帯とも異なり、BGMも消えた朝までのこの「時」も心地良く「悪くは無い・・」。全国から持ち込まれるオーナーの愛情溢れるホンダ達は1台づつ「個性豊かだ」。そしてその右/奥、に注目だ!。
「判る」だろうか。照明に美しいシルバーボディーを輝かせ作業リフトで相当高く持ち上げられている。と言う事はもう八王子からOSAKAへHさんのドライヴで移動されて来た訳である。そう行動力が違う。
ホンダが好きなHONDAオーナー達、そんな「ホンダ仲間」らが全国各地からOSAKAを目指す!。計画を立て、念願叶って手に入れたホンダ車、その一方、偶然手に入れた愛車がホンダだった。など
オーナードライバーの数だけホンダ車との出会いはある。だが、そこから私達モーターライフとの遭遇は何で「結ばれて」いるのだろう。「偶然」が「必然」に変わるキッカケこそドラマティックな「物語」だ・・。
このリポートを見ている貴方がホンダ車オーナーで、最近、愛車にヤレを感じ、数年後をも愛用を継続し続ける意志があれば、それは最大の私達と出会うチャンスだ。難しい話は後回しにして、ともかく、
モーターライフに電話を入れてみて欲しい。それはまるでOSAKAにホンダ好きの友人がいて、愛車の「心配相談」を持ちかける要領でいいのだ。多分、スグ、友達になれる筈である。そして逆に愛車には
数年後、「見切り」をつけ、最新のホンダ車を購入する計画を密かに「心の奥に秘めている」貴方は「正しい決断」とも、実は将来、取り返しがつかない、後悔する事になる早まった「誤りの判断」だった
事になる事態の始まりとの大きな「分岐点」にいるかも知れない。大抵の場合、全てのモノには最も「良かった頃」と、後に振り返って思える時期がある。温故知新、歴史を見れば一目瞭然でもある・・。
そう、これをクルマにあてはめて客観的に思い及んでみて欲しい。潤沢な開発予算がフル投入出来た頃の時代の自動車メーカーの「底力」。その頃の結果が「今」ココにあるクルマには存分に「注入」され
言わば、国産自動車メーカーの頂点期、即ち“ピーク時”の産物とも言える。しかし、今後、将来、同じ様なキラ、キラ、ざわめき、輝く同様の黄金期が再び訪れるとは到底思えない。だからこそ、この頃の
クルマ達をもう一度「見つめ直し」所有する価値を、乗り続ける必要性を、知ることが大切である。ATトランスミッション、エンジン本体、が降ろされ、前回の第二期計画で製作された「特製」エグゾーストマニフォールド、フロントパイプ側、接合部も目前に露出された。今、第三期計画が静かに開始される。
施術前のATユニットだ。
MLSオートマティックトランスミッション「オリジナルリフレッシュ・リファイン」。このステップが走行距離7万や8万キロオーバーなどと言うオーバーホールを必要とする距離までは「到達」していない、しかし、“転ばぬ先の杖”スベリが発生!したり、シフトが不良だったりの症状が出て無い「今」、先回りして作業/実行に入る。これがHさんのヤリカタ。つまり、「治療医学」で無く!、手回しの『予防医学』である。勿論、目立ったトラブルが出ていないこのコンデションでリフレッシュ作業に踏み切るには「モッタイナイ」とお考えの諸氏もいらっしゃるだろうが、全く「心配ご無用」である。極端な言い方をすれば、限りなく新車状態で作業実施に踏み切って頂いてもOK!である。それは簡単に言えばオートマティックトランスミッションの「TypeR化」と、捉えて頂ければ直ちに理解出来る筈である。即ち、生産ラインでの流れ作業から抜け出し、細密な手作業で目指す『最適化』を図るプランだ。結果、抜き出たシルキーな「シフトフィール」に加え、驚く程の「シフトスピード」、更には、燃費向上の嬉しいオマケまで備わっているのだ。ま、「100の説明」よりも、「1の実行」である。下手な説明はこの辺にして「進行状況」を画像で追ってみた・・。
幾ら、手馴れていても細密で慎重に指差し確認を繰り返し「手組み」で美しく完全に組み上げた。
勿論、「一筆書き」式にミッションのマウントも『フルチェンジ!』、シルキーなフィールに拍車をかける。
オートマティックトランスミッションの「高精度オーバーホール」を完了させても完成では無い!。
そう、それは車両本体に「マッチング」する様、“木目細やか”な実走セッティングが最も重要である。
引き続き・・、「パワーユニット」もリフレッシュリファイン!。
「一筆書き」に作業を進める事は「仕事効率」を向上させ、同様の箇所を二度、三度、分解する事がなくクルマ本体にも優しく「二度手間」を省く意味からも「利口な手法」である。つまり、オートマティックトランスミッション「オリジナルリフレッシュ・リファイン」も「エンジンリフレッシュ」対策も迷わず「同時進行」プランだ。目的は1つ、将来のメカニカルコンディションへの『鮮度確保』である・・。何故なら、オイル漏れや、過走行疲れ、目立ったエンジン不調は発生していない「健全」なパワーユニットである・・。だが、しかし、少し先延ばしなどせず、ここでも『予防医学』スタイルで“先を越す”のである。重要なATユニットやエンジン本体にズバッ!とメスを入れるやり方は「彼」の評価出来る決断力だ。「持病」を抱えた愛車を騙し、騙し、グズグズ愛用しているオーナー達には耳の痛い話だ。ここから先はランダムな画像で進む。
汚れが目立つエンジン内部もクリーンに「リフレッシュリファイン」、更に、分解/組み立てする事で各部を細密に実走確認しながら「オリジナルセッティング」する事でシルキーでスムーズな走りを実現。
エンジン本体がクルマから降りている「最大のチャンス!」をフル活用してそのマウント類を全て「徹底交換」リフレッシュ。フルオーバーホール済みのATトランスミッション、エンジンからの微細な振動も効率良く吸収し、リフレッシュ後の持てるパフォーマンスをウルトラスムーズに伝達する。
私達の言う「チューニング」。それは細密な「調律」「調整」。無理、負担がかかる不要なパワーUPや無意味な「改造行為」では無い。だから、純正仕様に準じて、抜群の信頼性と永年愛用が「叶う」のだ。新車時を遥かに越える手作業で高精度に組み立てられた「オートマティックトランスミッション」。加えて劣化、消耗部位を指差し確認で「リフレッシュリファイン」した「エンジンパワーユニット」を再度搭載した。
私達の事情も少し話しておこう・・。1台の作業車両を預かっている間は、オーナードライバーの手元に「返却完了」するまで、そのスペースは必ず確保する必要がある。仕事効率から見れば、一日でも早く作業を終了させ、その1台分の空間を次にスタンバイしている作業予定車両にバトンタッチさせるかが「悩ましい」コントロール技でもあるのだ。しかもホップ、ステップ、ジャンプ、などと都合良く作業進行は
行く筈も無く、3歩進んで、4歩下がる・・。などと言う事態も珍しくない。勿論、折角の作業を進めるのだから、より慎重で熱意を込め丁寧に作業工程を進めて行く私達独自の「流儀」がそうさせているのかも知れない。しかし、そんな出来事を説明ひとつした訳でもないのに、勘の鋭いオーナードライバー達は、「作業完成」の知らせを告げると、自身の予定を後回しにしてでも、愛車引き取りに駆けつけてくれ
る。まるで「首を長くして・・」愛車をモーターライフへ持ち込む次の順番を指折り数えて待っている人達の存在を初めから充分承知している様に「席順」チャントをマナー良く譲ってくれるのだ。間違っても「時間が出来たら」クルマを取りに行くよッ。などのセリフは聞いた覚えが無い。信頼度抜群である!。
休日のOSAKA、ウン〜、「空いてる」でしょ。これだからTESTドライヴに最適!。ドライバーズアイで見ると誰もが「納得」。そう、彼、オーナードライバーがもうステアリングを手に試走を始めてるのは「そ言う事!」。新幹線に飛び乗り、「完成」の知らせを受けると八王子から「飛んできて」くれたのだった。
胸すく快音で、快走。OTONAの派手さをぐっと抑えたボクシーなシルバーボディーは、世間の目には「特別なモノ」には映らない。勿論、オーナードライバーも私達もソコは“目論みどうり”の着地点だ!。そう、「美しく」、「さりげない」クルマは『密かに違う』のだ。リポートを頭から読み返すのも良いだろう。
実走確認を終えて「一休み」。“百の説明より、一度の試走”。私達が何度も繰り返し言ってきたセリフ。アレ、コレ、渦巻く不安も一度に「吹き飛ぶ」。何時だって私達はそのホンダのオーナー目線にナリキリまるで「自身所有のホンダ」と同様以上にそのプランに全力で取り組んでいる。もう「お解かり」だろう。
リラックスした“心地良い”安心感でポーズの彼。細部に渡り手作業で蘇ったホンダは新車時のソレを大きく上回り、唯一無二のオリジナルホンダとして第二の出発を迎える。これから各部に馴染みが出て本当の「愛車」と呼べるフィールが体感出来る。どうだろう、貴殿のホンダも疲れが出ているのでは・・。
S2000やTypeRだけがチューニング対象車ではありません。それがベーシックなセダンや、クーペ、ワゴン、ミニバン、コンパクト、エッ!って言えるユニークな車種なら尚の事、楽しく、面白く遊べます。専門誌やネットの狭い情報に左右されず、自分スタイルのホンダ「趣味生活」を積極的に踏み出して下さい。私達はクラブ活動感覚で応援、協力致します。
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