シビックフェリオEK3Vi『正統派』トータルライトチューニング オルティアエンジンリフレッシュ+吸排気トータルチューニング+MLSサスシステム
計画と実行66
山口県在住シビック・フェリオVIの方。まず1台目?・・
私達には楽しみが沢山ある。それは世間が話題にする表面的な人気車種にだけ躍らされず、そして左右されない、ひとり、ひとり、そのオーナー・ドライバー独自「な・ら・で・は」クルマ選びは詳細を聞くまでもなく、何時も感心させられる。同時にそれにも増して興味深いのは、そのオーナー・ドライバーそれぞれの個性だ。即ち、こう言う事だ。私達が目指す潜在/性能/発掘/チューニング実施者達は、所有車を改善/対策する前に、既にオーナー・ドライバー自身も「趣味生活」者チューニングされている事実だ。とりわけリポートのフェリオ・オーナーも所有するホンダへの視点は私達にも新鮮で、毎回、話に聞き入り、時間を忘れてしまう事も少なくなかった。グレードや年式でなく、My・HONDAに仕立てる事だ。
シャッターが開く。朝日が鋭くフェリオに差し込んだ。
クルマの“チューニング”と言う表現はつい「日常とは」無関係な印象が強く響く。それは、殆んどのクルマ乗りたちの勝手なイメージでの「捕らえ方」の問題だ。更に、無理やり非日常な「パワー」を引き出したり、タイムトライアルの数値を自慢宣伝したり、空力「特性」とうたってトランスフォーマーの如きエアロ「武装」を売り込んだりで、生活道具と添わない。そも、そも、私達モーターライフシステムズの「門を叩く・・」同胞達は、浮き足立っては無く、常に視点を「日常に」合わす。したがってそのホンダに「搭載」されるエンジンがDOHCや、VTEC機構を盛り込んでいる必要など全く無い訳だ。当然ホットバージョン?と製造メーカーが「位置付ける・・」尖ったスポーツグレードに「支配される」事などなくオーナードライバー自身、より最適と判断するグレードを素材にクルマ選びをすれば良い。お決まり材料を使わないシェフの如く。
既に分解済み。「山口県ナンバー」がおぼろに見える。
メーカー直系のチューニングブランド。それがたとえ海外のメーカーであっても、何処もが“やる事”は同じ・・。メルセデス・ベンツでの、AMG。BMWでのMシリーズ。はたまたアウディでのRS。横一列にクラス上の強力パワーユニットをクラス下のコンパクボディーに無理矢理『ねじ込む』。・・で、・・・入らなければ、コンプレッサーで強制的 “援護射撃”。『分相応』。時代、メーカーを問わず、工業製品を社会に送り出す“キッカケ”にその「必要性」がある。「バランス良く・・」設計/製作されたMONOは生活の道具へと添い、馴染む。非日常な「モンスター」性能だけを、単純な三面記事的に“舌を巻く”のではなく、チューニングを施したホンダが、日常生活に「還元性」を望む。「分相応」。潜在性能を伸ばす。
エンジン特性に合わせ、「吸/排気」開発も同時進行。
余計な細工などせず、搭載エンジンを無理なく、しっかり「回す・・」。立ちはだかる答えを求め・・・「試作の排気プラン」を積極的に進める。何度も実走を行っては、中間部サイレンサー、メインサイレンサーとのバランスを見て「改善/改良/脱着/再修正」を飽かずに重ねる。上のフォトにその「滑らか」で「抵抗が無い」中間パイプ部の取りまわしが判る。吸気側。「チューニング」スロットル“複数”個製作。最終設定時、「吸気」から「排気」更に、仕上がったエンジンに同調させ、仕上げる為に、今から仕様の異なった「特製スロットル」を複数用意。絶対準備は怠らない。エンジンを「開け・・」、加えて同時作業で一機に「吸気」から「排気」に至るまで全てハンドメイド製作。勿論、作業「該当車両」だけにポイントを絞った完全「専用製作」だ。・・だからと言って、目前に迫る草レースにエントリーしたり、同好ミーティングで披露する目的など最初から毛頭無い・・。オーナー自身とご家族の「日常道具」として、徹底的に、“振り回したい”だけである・・。
まず、試作。「プロトタイプ」を仮・製作。実走TESTに入る・・。
『部分』だけ・・でなく、「サスペンション」システムもトータルに試作→検討→改善→幾度も繰り返し→本・製作へ。
山口県から問い合わせの「電話」を最初頂いた瞬間から、オーナードライバーの“キャラクター”がお逢いした以上にダイレクトに「キャッチ」出来る存在感。実に物腰の「しなやか」で「穏やか・・」。テンポとリズムの良い会話は初めてである事をとっくに忘れさせ、気が付くと、つい、つい、話し込んでしまっていた・・。決断、決定も素早く、OSAKAまで行く、と。実のところ、我々が「手を貸す」までもなく、ご自身、実に器用なセンスの持ち主。大きな声では言えないが・・。My・・・HONDAの分解、組み立て位は片手間で「お手の物・・」。更に、クルマのみならず。人間そのものの・・「アライメント」調整までも、重ねた「経験」と独自の「手法」で自信を持って悩める患者に、開放の「施術」を施す情熱あふれるドクターだ。
「賢人」のメンテナンスと裏腹に茶褐色のピストンが。
「ステアリング」より、どちらかと言えば「工具」を好む・・このオーナー。とりわけ「電気・油・水」に対する気配りは、常日頃からもう、奥様も“羨む”程。結論を先に言ってしまっても「何」だが、思いつく所、このオーナードライバー以上「振舞う事」は、実に至難のワザ。根掘り、葉掘り、伺うまでも無く、技術理論を理解し、HONDAメカを好み、そして家族を愛す。もう、“お察し”がついているだろうが、最新メカ満載の「ホット・モデル」に搭載。「スポーツ」エンジンを、我が家、歴代自慢の如く、所構わずホンダ車のボンネット内に無理矢理「ねじ込む」事を、生き甲斐に鼻息荒く生息する「あ・り・が・ち」“自称”ホンダショップ達とは理念が異なり。シングル・カム、SOHC/1500cc/吸気×2/排気×2/バルブ機構のシンプルで軽量な原動機の持ち味を「徹底・発揮」。間違っても私達は安直な「イリュージョン」など駆使せず、「適性化!」。
外国ブランドの巨大ブレーキKITなど「頭に無い・・」。
「必要にして充分」バランスの取れた機能!新たに専用「設計/製作」ホース、ローター(スリット入り)、ライニング等。
タイプ「」など“ホット”モデル製作に「没頭」のイメージが「フォト」から浮かぶが、「違う!」。今進めているのは「Vi」だ。「是が非でも・・」DOHCでなければ、更にV−TEC機構が搭載されてなければ、加えてI−VTECに限る。など、「思い込み」は楽しいが、複雑/機構が省かれたエンジンは「駆動抵抗」が最少で、これが「イ・ケ・ル」。「試して」みるとイイ。キビ、キビ、役立つ日常の「・・友」。っと、「控えめ」に語るが、このオーナーのクールを装う“ハート”は予想外に「熱い」。将来、適度に「角」がとれて、馴染みが始まる頃を見越し、手応えあるダンピング設定で深夜の実走TESTを開始する。不自由「極まり」ないのはオーバー「スペック」なレーシング・ブランドのブレーキ「キット」。私達は普通、「避けて」通る。
純正サイレンサー後部へ、サブサイレンサー設置。
スーパー『ノーマル』チューニングを“極める”。即ち、メインサイレンサーは純正をフル「活用」。言い換えれば、それ以外は全部、新「製作」。面倒な「事」を、馴れた手順で試作/走行/修正/再実走/再修正と、細やかに「改善/改良」工作を繰り返すのには、「理由」がある。「高効率」を「徹底的」に追い求めながらも、さり気なく、ノーマル然と振舞う「手段」だ。“リクエスト”依頼でテール・フニッシャー部に特製サイレンサー設計/製作/修正/改善/設置。更なる「消音」効果と、バンパー部からの「イメージ」バランスを狙ったオーナー・ドライバー独自のアイデアを「採用」。予算に、少なからず「ゆとり」さえあれば、幅広い「トライ」と、目指す!目標により「接近」そして「極める」。キリ、キリ、「圧縮」予算では実現「無理」。
精密「材料/加工」工房棟から、さっきBIKEで「戻った」。
未来を見据えた最新「技術」が、全てに「勝る」などとは「断言」出来ない。環境基準や、世界屈指の最先端エンジン。世界を勝ち抜くより個性を主張したデザイン。地球単位のニーズを分析/細分化。目的と用途を先取りしてクルマを造り分ける。徹底/市場調査が生んだ優等生車より、もっと「夢」があった“あの頃”のクルマに先人達の「知恵」と「技」を知る。FAXが続けて流れてくる。パソコンなど覗く間も無く煩雑に、四六時中暇なしで工房間を忙しく飛び回っている私達にはメールでなく実に「有り難い」。送信主は、フェリオのオーナー・ドライバーに決まってる。すべて丁寧な「手書き」の文面で、現在進行中のフェリオへの想い、情熱、私達への労い、そして毎回「楽しみにしています・・」。と、やさしく締める。
適正化が手際よく進むヘッド部/後日ガスケット不良が発覚。
もっともらしく言えば、完成後のエンジンはある程度の走行後、再度調整にもう一度私達の“手”で追/調整を「加える」。如何にも万全を期している様に取れる“言い回し”だが、実際、二度「手間」だ。結果、私達が組み上げたエンジンはメンテナンス・フリーとする。基本的なOILや水の管理さえ普通に実施すれば難しい「儀式」や「法則」は将来も存在しない。◇FAX:この度はお世話になります。夕べ、インターネットのH/P拝見させて頂きました。車に対してのこだわり、的を得たチューニングに感じいりました。私は現在○○才ですが、シビックフェリオ「VI」(走行24,000キロ)を平成12年3月から併せてオルティアEL2(走行20,000キロ)を平成13年12月からセカンドで乗っています。シビックEK3は無事故で居たら、20年、20万キロ目指そうと考えています。車への思いは、柔らかく、静かに走りたいのです。18才のとき
リア・サス/ダンパー更にブレーキライニングも製作。
フロントサスシステム製作に合わせ、リアスプリング/専用ダンパーも試作→試走を「細密」に重ね→本・制作へ
ベンツに同乗させてもらった時の静粛性と乗り心地は今も忘れません。シビックEK3に乗って3年になりますが、フューエル/エアー系と、点火系をいじってみました。柔らかく力強いエンジン音となり、たまにアイドリングで、エンジンが、かかってないように思われる時もあるくらいです。かなり気に入ってきたのですが、気がついてみると、点火系の強さが強調され過ぎています。アンバランスではないかとディーラーの工場長に相談したところ、「吸/排気」を変える前に、まずスロットルを変えろ。と言われ、スロットル加工(○○ショップ)を勧められたのです。そしてあるチューニング雑誌No31の貴社製品、紹介記事のMLSチューニング・スロットルが目に止まります。「こ、れ、し、か、な、い、」と思い、すぐに
バイク前は・・オーナーお気に入りのEX・マニを組む。
お願いすることを決めた次第です。電話でお聞きし、精巧に作って頂くということで安心しました。出来上がりを今から「楽しみにしています・・」。・・◇「談義」を重ねても「話足らなかった」話題が、次々FAXで送信されて来る。メカ「精通」オーナー日頃のメンテナンスが功を奏し、大きく躓く箇所は発生しない。不必要なまでのサイズ拡大などよりも、ウルトラ・スムーズな作動“フィール”に重点を置いた特製スロットルも最終仕様が完成。回り始めたエンジンにエグゾースト・マニフォールドを慎重に「セット・アップ」。純正サイレンサーの「機能」をフル「活用」させる、吸/排気トータル・リファインチューニングを仕上げるべく、実走「確認」と、改善「修正」を丹念に繰り返す。mm単位で変化を加えたサイレンサーと
手前スプロケット/その向こうが「軽量」タワーバーだ。
そこまで導く中間パイプを、数多く試作/修正/実走で最終「決定」。純正仕様のメイン・サイレンサーに加え、オーナー・ドライバー「リクエスト」のサブ・サイレンサーの最終/製作に入る。最初のプロト・タイプでは、組み込み後、周辺部への干渉や、実走での振れ代を計測。実用使用での、振動原因「解決」を探る。幾つかの仮製作を経て、最終モデルでは消音効果とサイズバランス。更に吸/排気効果を実走「確認!」。改善/修正を薄皮を重ねる様に、微細な性能/変化を睨み、慎重に加えて設定をする。この地味で、手間暇と膨大な時間を必要とする「施術」行程が、将来の更なる次期計画実施時には早速役立つ。そんな取り込んでいる折、何枚目かの追加FAXがまた入った。◇FAX:引き続き、今度はオ
非膨張式ブレーキホースを「採寸/設計/製作」する。
ルティアのチューニング、宜しくお願いします・・。ご覧になられたように、シビックベースの兄弟車でもあるし、今までの装備も、同じように付けてあるのがお分かりになるでしょう。2人の子供に同じようにしてやりたい馬鹿な親心ですね。オルティアの希望は、スポーティーに、そして走る車です。シビックのノーマル・マフラーを活用した砲弾型出口のエンド・マフラーを作って頂いたのが非常に気に入りまして、出来うるなら是非オルティアも、ノーマル・マフラーの出口に付けてほしいのですが、如何でしょうか?。それと、オルティアは、ステーション・ワゴンなだけに、コーナリングの切れがありません。出来るなら、ボディー補強!を希望します。そのあとは、エンジンをシビックと同じ様に仕上げて頂ければ最高です。
ルックスだけでなく、クリーンな排気と消音をも達成。
地球環境を考えるまでも無く、極太マフラーで爆音を撒き散らす「時代錯誤」は私達の方法でない。
シビックに引き続いてオルティアのチューニング。どんなクルマになるのか、シビック以上に楽しみです。ディーラーの関係者?も、首を長くして待っているようです。私達は幸せ者ですね。モーターライフシステムズで、ここまでチューニングして頂けるのですから。本当に有難うございます。・・◇読み返すまでもなく、このオーナー・ドライバーからのFAX内容で判る様に、現在、まだ免許証を取得出来ない年齢の子供達2人の将来をも未来「計画」に織り込んで、イザとなればそのパワー・ユニットに“火を入れる”だけでスグ走り出せるHONDA車がガレージで佇む環境をも既に「実行」しているのだ。ホンダ「趣味生活者」の正に理想スタイルだ。そこには家族全員で素敵なモーターライフを堪能する姿勢が見える。
リアビューも、車高も、これ見よがしはゼロ。「さり気なく」だ。
FAXで予告があったとうり、次なる車両を持ち込むのだ・・。そしてオーナー・ドライバーが企む数珠繋ぎの「計画」はこうだった。完成したフェリオをOSAKAまで引き取りにやって来る。その便を利用して次のチューニング作業車オルティアで来阪。一筆書きに2台車両の入れ替えを済ます。その来阪時、家族全員でOSAKAツアーもするょ〜。と、知らされた。「元気」だ!。実にパワフルで計画性あるその実行プランにはこちらまでワク、ワク、してくる。そも、そも、モーターライフシステムズは1983年創業当時から今日まで、オーナー・ドライバー自身が監督でプロデューサーの立場。私達はそれらのオーナー独自のフリー・プラン実行を手伝いをする「宮大工」の立場だ。毎回、全部専用パーツを製作する理由だ。
山口県在住オーナー・ドライバー隣、福岡の土産を・・
そう、もう初対面の時から解っていたが・・。このオーナー・ドライバーが、約束の日/時に遅れたり、その決めた予定を、後日変更する事など、例え天地にどんな異変が起こっても有る筈も無い・・自信を持って断言出来る。そんな気質で信頼感は全く申し分ない。その日も朝からの煩雑で気苦労が絶えない患者への細心の施術を終え、1台めフェリオに続く入れ替え作業車、2台め車両オルティアを飛ばし、もう暗くなってしまった自動車道をOSAKAツアーの家族全員を同乗させての来阪だった。チャイムが鳴った。到着だ・・。午後の8時前だった。モーターライフの営業時間?は過ぎている。丁度6時頃から、近くを通った折には、いつもあのシアトル「発」で有名な香り高いコーヒーを2パックと、その時々気の
山口県に戻って貴重なドライビング・フォトが届いた。
上のショットはオーナードライバーが入魂の集中アタック・ドライヴ中、奥様が決死?のシャッターを押した『大切』な一枚だ!。
効いた軽いスイーツ片手に立ち寄る常連のクラブ仲間とシッカリ話し込んでいる真っ最中であった。まず断っておく・・。モーターライフシステムズの営業時間は、正確に言うと、午後1時から〜夜の7時までだ。それにも関わらず、営業時間中に電話を入れても不在だったりするのは、工房に缶詰になるレヴェルの集中/製作だったり、暫定/試作した車両を自動車道で恐ろしい程、真剣にTEST走行中だったり。私達が目指すHONDAを製作するに必要とする「大切」で「貴重」な時間は、一日24時間では回らない。工房で没頭したり、実走確認に費やす労力は実に想像を遥かに越える。偶然、電話が不在メッセージだったり、サンプルルーム&オフィスを空けていた際には、ご容赦頂きたい。多分・・?、イヤ「必
美しい空の山口県、フェリオが駆け抜ける。奥様撮影
TEST走行中のオーナー・ドライバーを「ナイスキャッチ!」。奥様の『腕』もオーナーのドライブテクニック同様、中々のものだ。
ず!」「絶対!」、手が離せないデリケートで大切な・・、もう“クライマックス”の「真っ最中」のはずだ。コレワ、イケナイ。話が「脱線した・・」。OSAKA市内のど真ん中にある、モーターライフシステムズのオフィス&サンプルルームのドアーを呼び出しチャイム音に催促され開けると、そこには山口県からご家族全員で次の2台め作業車両であるオルティアで自動車道を集中移動して来たオーナードライバー・ファミリーが全く疲れを見せない明るい笑顔でキッチリ「揃っていた・・」。私達が話し込んでうっかりしていたが、時間を見ると丁度、約束の時間ピッタリだった。住いのある山口県から、OSAKAのモーターライフシステムズの市内オフィスまで愛車を正確に“ジャスト”で「横付け」。分、秒、の狂いもなく着いた事
場所を変え更にフェリオの激走TESTの手は緩まない
地元の走り馴れたホームコースを右足と対話しながらステアリングは少し「辛口」のインフォメーションを感じ味わう。奥様撮影
になる。もう本当に「見事だ!」。決して広いとは口が裂けても言えない場所に、私達スタッフ、雑談に立ち寄ったクラブメンバー、そして今夜の「主役」。フェリオを完成引取りに、次の作業車両オルティアで来阪の、このご家族達。事務所内は「立錐の余地なし」異例の超過密な人口密度になった。オルティアの「話」は電話とFAXで手回し良く済ませてある。ディスプレイ用のスティールラックにレイアウトしてあった、ミニチュアサイズで出来たサンプルのカーボン・サイレンサーを奥様に右手で示し、ほら、凄く、キ・レ・イ・だろう〜。まず、それがご主人であるオーナー・ドライバーの開口一番だ!。何がなんだか解らない横の奥様は、そっ!「そうね・・!」っと言うしかなかった。実にパワフルで連携したやり取りだった。完成したフェリオから、オルティアにキーをバトンタッチ交換して、ご家族一行は早速、ツァーザ、夜の街OSAKAへ。
OK!。フェリオのホームはここだ。勿論、奥様撮影!
理想のモーターライフ「ホンダ趣味生活」ってなんだろう・・。奥様との絶妙なコンビネションでそれを実行力で見せられたようだ。
シビックフェリオのVIだ。そう、もう一度だけ言う・・。世間や雑誌で話題になるスポーツバージョンの“ホット・モデル”などではなくVIだ。HONDA「趣味生活」を目指す?諸氏達。真面目な視点でVIを操縦、観察した経験があるだろうか・・。機会があれば是非よく味わって頂きたい。あらぬ妄想や思い込みで固着した感性の「主」以外は理解出来るだろう。『必要にして充分!』と言う事だ。適正化されたSOHCエンジンは無鉛レギュラー燃料でも存分に“ポテンシャル”を見せてくれる。数字だけ無理をして合わせたDOHCでなくてもホンダのそれは気持ちいい程「良く回る」。リポートでもある様にブレーキシステムにも対策の手は入っているが、リアがドラムのままは計算ずくだった。低中速時の効きは、ドラムならではの長所で、私達の好みでもある。周囲の誤った常識に流されないオーナー・ドライバーの計画にはもう降参だ。
計画と実行67
山口県在住シビック・フェリオVIの方。で、そして2台目だ。
シビックフェリオVI・・→から引き続きスグ→・・オルティア。間髪空けずに車両製作依頼。これも立派なリピーターのひとつだ!。
「珍しい事?」では無い!。初めてのオーナードライバーから、初めて連絡(電話)が入る・・。→日程を相談して来阪。→車両を製作。→実は、もう1台大切なHONDAを所有。→1台が完成後、数珠繋ぎ式に2台目に乗って来阪。→その車両に施術をに入念に施してゆく・・。1983年創業以来、モーターライフシステムズの門を叩く同胞達は実にユニークで、行動派。そしてなにより理解力ある紳士達だ。◇FAX:長いことお世話になっています。・・中略・・(オルティア)のチューニング完了しましたらご連絡くださる様お願いします。(完成引渡し済みのフェリオVi・・)ディーラーでのトランスミッション、セカンダリィーギアの部品交換はまだなのですが、シビック(フェリオVi)の乗り味更に良くなっています。エンジンの
フェリオ→オルティア入れ替え時、更に「頂いた・・」。
私達は宗教団体ではない。どうぞ「お供え物?」のお気遣いはないように・・。しかし、オトナの「味覚」は驚く程上質だった!。
音は太いのですが、本当に柔らかくなってきて私の一番望んでいた事が叶えられました・・。さすがMLSですね(キャ〜ッ!/勿論、オーバーレヴ突入覚悟の思い切りの“ヨイショ”だ)。感謝の気持ちで一杯です。エンジン音を聞いていると完全燃焼しているのが良くわかります。足回りも申し分ありません。運転が楽しくなって、クルマを操っている感覚です。・・中略・・今回、モーターライフでお世話になったことの始まりは、工場長(近隣、ホンダディーラー)の「スロットルを替えるように」。の助言からでした。そして私としてもプラグコード、MDIと装着して点火系(性能)だけが突出してしまい全体のバランスがとれなくなった様に感じておりましたから、MLSさんの言葉が(最初に電話を入れた時の・・)「天の
今回、順序ではサスペンションシステムから始める。
MLSサスシステム製作は、KITをただ単に組み込むのではない。このオルティアだけの為に、1から試作に取り掛かるのだ。
声」となってここまでの素晴らしいトータルチューニング(シビックフェリオVi)をして頂けました。これからシビック(フェリオVi)を(オルティア)も、長く大切に乗りたいと思っています。(できることなら20年20万キロ)途中でチュニング・メンテナンスは必要でしょうが、今のシビック(フェリオVi)を見ていると、本当に20年20万キロ乗れるような気がします。自分の車を長く大切に乗りたいと願う事こそ“ホンダ好き”だと思います。本当に有難うございます。そしてあとしばらく(現在進行、真っ最中のオルティア製作プログラム)宜しくお願い致します。・・◇音を立てて次々・・流れてくる、熱い「想いが伝送」されるオーナー・ドライバーからのFAXを掻い摘んで紹介しているそんな間にも、そのオルティアは着々と工房でサスペンション回りを慎重に徹底分解される。そして試作のプロトタイプが数種類、用意周到に仮製作されている。上のフ
スポーツ・ユーティリティー・ワゴン「オルティア」はイイ
シビックフェリオは、オーナー・ドライバー自身のアシだ。そしてこのオルティア製作にはこのオーナーならではの想いがある・・。
ォトでも美しくペイントされたばかりの組み込みTEST予定のスプリングが数種類組フロントバンパー下に並んでいる。毎回、毎回、その車両だけの為に開発/製作してゆくのだ。そこには、時間が・・や、コスト・・は、などと言うセリフは出る幕は全く無い。私達ならではの昔からずっと続く、その車両だけへの「個体差」をにらんだ独自で確実な「ヤ・リ・カ・タ」だ。「想い」。それはまだ免許証が取得年齢に達していない長男へ、未来「計画」を今から実行しておく事だ。これがシビックフェリオViに続きオルティア製作に入ったオーナー・ドライバーの夢ある積極的な企画だった。「たら話・・」などでなく、何のリキミも無く、メカを理解し、必要な有効手段を静かに進めるこのオーナー・ドライバーは只の「おとうさん」では無い。
「オルティア」リアサスペンション周辺。完全分解済み
より「し・な・や・か」で「ね・ば・る」足。それを求めて、改良を施した「試作」を組み込み6度目の実走から戻った。するともう朝だ。
「吸/排気」トータルリファインチューニング。更には、エンジン本体の分解/適性化。加えて、ブレーキローターや、ブレーキライン設計/製作。そしてこのオルティアだけの個体に適合製作するフロントブレーキパッド。リアーライニング。全部、白紙からの徹底した取り組みだ。そう、しかも、作業効率を考慮し、サスシステムを集中/製作の真っ最中だった・・。
交通量がまばらに減った一般道の交差点。今は“そんな”時間だ。時間が時間だけに信号待ちで真横には1台しか並ばない。そして前の信号が「青」に・・。まず、こちらが先にスタート。横のクルマがその後について来る。向こうからすれば、こちらはただのワゴンだ。まさか私達が7度目の実走TESTに今、工房を後にしたばかりだとは、知るはずも無い。この先、少し登りのスロープが続く、その後、2車線で下りながら、大きく左へ長く、長く、奥に行くほどきつくなる厄介なカーブに進入して行く。そして先ほどの交差点から後ろについて来るのは前モデルのロードスターだ。早朝ドライブと見た。そしてそれは、一機にシフトダウンし、真後ろに迫った。こちらはスロットル少しを開けた。ミラーの中で小さくなった。
心臓部は「手際よく」分解/確認後、細部加工/修正。
「トータル」リファインチューニング。サスだけ、吸/排気だけ、ブレーキだけ、でな無く、関連する「まつわる」箇所を計画的にだ。
季節を問わず、私達は多忙を極める・・。“それ”にはシーズンや、波などは存在しない。1960年初期、ホンダが4輪車を製造、販売開始。現存するHONDA車はもう予測不能だ。それがすべて登録され公道を動き回って居る訳ではない。個人のガレージ奥深く、復活の日を信じ、シャッターから引き出されたホンダや、手に入れたばかりの、やや「懐かしい」ホンダを、“日常の友”とする計画が日々私達に寄せられる。そも、そも、モーターライフシステムズは1983年創業以来、全てのホンダ車を差別せず、平等に取り組む。そこには、古いや、新しい、そしてKITパーツの有無や、スポーツモデルや、商業車の区別も「大切な事」で無い。感度が良いホンダ「趣味生活」者が自身のプランで門を叩くのは日常だ。
「ヤレ」たシリンダーヘッド部も徹底分解され診断する。
私達は、施術により、圧縮の高さを誇ったり、出力自慢に終始する趣味は無い。ロスのない「スムーズ」な作動を目指すのだ。
ワゴンの「居場所」はこの日本では不安定だ。しっかりバカンスを楽しむ習慣と歴史が日常として繰り返されるヨーロッパでは、大切な家族共有の移動「道具」だ。比較にならない長い休日をファミリーでゆったり過ごす。家族全員は勿論。大切なペットと、賢く滞在をするための荷物を満載に、リアゲート内に収まり切らないスーツケースや、長年愛用のカヌーは、ルーフラックを取り付け、屋根に縛り付ける。目指すは、国境を越えたあの自然いっぱいの湖と森に囲まれた美しい保養地だ。ロングドライブは日本の比にならない。目的地を目指し、安全で経済的。そして、楽しくて退屈にならない「スポーツ・ドライヴィング」。だから今もヨーロッパでは、高性能スポーツワゴンの地位は無理無く生活に必要で「不動だ」。
“無闇”なパワーアップは「目標」や「目的」ではない。
手っ取り早く完調なエンジンが手に入るのはコンプリートエンジンだ。と、チューニング専門誌にあった。実際、本当だろうか?。
それは好みの問題?だ・・。っと、言う人もいるだろう。「フリーズドライ」で仕上げたコーヒーは、何処でも手に入り易く、そして場所を選ばず、手軽で手っ取り早く、誰でもスグに同じ味が飲める。一方、量り売りの豆を自転車に乗り、わざわざ買ってくる。その豆を定温で管理。水質を選び、湯を沸かす。手で豆を挽き、薫り高い「好みの」コーヒーを、「望む」入れ方でプロセスから全てを「味わう・・」。勿論、それぞれの「理解力」と好みの問題だ・・。こんな現実がココにある。エンジンは、単体で回している時と、実際、クルマに搭載され、公道で実走を始めると、得られる結果が異なるのだ。加えて、1台、1台、細密に個体差が違うエンジンと伝達環境で様々な要素が加わる。私達は「好みの問題?」はさておき。現車に搭載されたパワーユニットを丹念に改善を重ね、度重なる実走と結果を確認。目指す目標に半歩づつ歩み寄る。
エグゾーストシステムも並行して製作。実走に入る。
「良い音」は、望む性能を引き出し、心地良い走りを実現する。スムーズにマニフォールドから中間部へ無駄なく適切配置。
耳障り良く、HONDAミュージックを奏でて白いワゴンが今、TEST走行から一区切りつけてクールダウンしながら戻ってきた。そのサウンドだけを聞き分けると、まるでライトウエイト・スポーツカーがやって来たと間違っても全く不思議ではない。早速、工房前の空きスペースで待ち構えてた2人のメカニックの手によりジャキアップされ、そのオルティアに手早く取り掛かる。試作段階での修正/改善を必要とされる箇所が入念に確認され、これからの本制作に向け準備される。それが終わると、今、再びエンジンに火が入った。エンジンを始動した状態で振幅幅やクリアランスを慎重に調べ、再び公道へ実走に出てゆくようだ。それは計算ずくで、計画的に進行させている。このオルティアでは、エンジンを先行。その
リア側から見る。テールエンドサイレンサーが手前。
フロント側に向かって美しく「う・ね・る」カーブは、実走TESTの結果を根気良く反映させた造形美。時間やコストは惜しまない。
個体差を見極め、原動機の持てる潜在性能を引き出す「吸/排気」トータル・リファインチューニングに取り掛かった・・・。最初から「計画」で目論んだ「実行」がここにある。だからエンジンの仕様が不明のうちに「吸/排気」チューニングだけを先行させる「逆順」は行わない。ジグソーパズルを仕上げる如く、緻密に計画。冷静に実行されるのだ。吸気での重要ポイント。「チューニング・スロットル」も、吸/排気トータル・リファインチューニング開発実走時、幾つもTESTスロットルへ取替え、最適性を追い求めて来た。すなわち、現在、組みあがったエンジンに組み込まれて走行しているチューニング・スロットルは、試され、選ばれたひとつのスロットルで、ただ、ただ、サイズ拡大だけを施されただけの、それでは無い!。
サスペンションシステムも製作に入った。フロントだ。
この車両だけの「適合」を「配慮」したオリジナルブレーキパッド。専用スリットローター。専用設計非膨張ブレーキホースも完成。
あらためて驚かれるかも知れないが、紹介しているサスペンション・システム。これはKITではない。勿論、オリジナル製品にはサス・スプリングや、ダンパー、更に用途に合わせ組み合わされたサス・システムはあるが、それとこれは別。私達の工房の門を叩きオーナー・ドライバーから製作を依頼された車両は、それぞれのオーナー・ドライバーならではの用途がある。その「計画」に沿った車両製作を1台、1台、毎回、丹念に「実行」する。それがパーソナル・チューニング。“それ”はブレーキにおいても同じ。オリジナルのブレーキパッドを組み込んでいるのでは無く、実走TESTで得た結果を細やかに反映させ、その対象車両専用のブレンドで1台分だけをハンドメイド製作するのだ。そう、気が遠くなってもだ。
リア・サスシステム。し・な・や・か・で、シッカリ!。大人の乗り味「セミ・ハード」。
リアドラム内にはフロント同様、この車両だけにブレンド製作したオリジナル・ライングか組み込まれた。専用設計のホース右/上
人間は殆んどの場合、「妄想」と「思い込み」に操られ誤りを犯す!。ドラム・ブレーキ?。♪シンジ・ラレナァ〜ィー♪っとお考えの諸兄。それは、それで、良いではないか。貴方を無理矢理、ドラムブレーキ同好会に引き込む積りは毛頭無い。自身の信じた道をひたすら精進するのが「ホンダ道?」だ。しかし、私達がオルティアを適正にリファインする道は違う!。その昔、HONDAがバイク・メーカーから4輪メーカーに苦しみながら成長していた頃、私達が買えるホンダは殆んどが4輪ドラム・ブレーキだった。その後、フロントにはディスク・ブレーキが奢られ、その「効能」には目を丸くしたものだ。見せつけられた機能から「メリット」と「デメリット」も学んだ。だからココでは、ドラムの良さを最大限引き出す『手法』だ。
フロント裏面に新設計で剛性向上を図る対策を導入。
触媒上部を回避する採寸で、全く目立たないカラーとデザインのブラック・パイプが姿を現す。このオルティア専用に特別製作。
トランク部を持たないワゴン(オルティア)では、剛性面での弱点は説明不要だ。過剰装備な武装構造でエンジンルーム内に豪腕な補強を施す戦略は避け、「ほら!・・」ココに・・。っと、指差し確認されても、ぅぅ〜ん、どれ?・・。っと、判別困難な「さ・り・げ・な・さ」を重視。フロント側の裏面にポイントを探る。効果的なエリアが特定できれば、採寸を開始。数種類の試作補強材を製作する。ペイントは施さず、幾つか完成の試作中から、プロトタイプを次々実車に組み込み、公道に出る。100の議論より、確実な実走TESTだ。戻った車両は残りのプロトタイプを組換え、再び公道へ戻る。結局、このオルティアでもそうだが、最初に試作した複数のプロトタイプでは答えが出ず、ポイントを変え、追加試作を更に重ねた。
リア裏面も新設計で剛性向上対策を積極的に導入。
センター部に見える丸い穴あきブラックプレートがそれ。勿論、穴は強度を確保しながら徹底軽量したモノ。目立たぬブラックで。
トランク部剛性がないミニバンやワゴンでは、リア部に強度不足はより集中する。折角のサス・システムや、完成させたブレーキシステム。エンジンや「吸/排気」効果がどんなに優れていても、強度不足の「腰砕け!・・」オルティアではオーナー・ドライバーのプライドが許さない。ましてや、シビックフェリオのVIを完成させた直後、間髪入れずこのオルティア製作するメカ熟知の熱血オーナーには論外だった。もうお判りだろうが、特筆すべきは、腕自慢なカリスマ・チューニングショップの如く、美しいエンジンルーム内や、実用的なトランクルーム・スペースに無骨極まりない「補強タワーバー」を無神経に張り巡らさなかったのは、センスの良い貴殿なら御理解頂けるだろう。1台、1台、そしてひとり、ひとり、のホンダと、そのオーナー・ドライバーに『より適合する』車両製作は、市販のKITパーツを“ポン付け”する事では解決出来ない。
オルティアの裏面をストレートに走る「特製」中間P。
1つのスロットルを製作するのではなく、複数個の試作分から実走を重ね最終絞込みで仕上げる。輝く中間パイプは最適サイズ
ココでも大切なのは「吸/排気」トータル・チューニングシステムだ。リポートである様に、ボディー主要部だけへピンポイントで要所補強を実施。「し・な・や・か」な、セミハードサスシステムを製作/組み込み。純正ブレーキの持てるポテンシャルを「無理/無駄」なく「徹底/有効」手段で引き出す。どの部位を取ってみても、有名ブランドKITや、レーシング・スペックのパーツは登場しない。「理由」は簡単。日常での実用使用を最大限に重要視し、不要な「過剰装備」や、「や・り・す・ぎ」改造を避ける事である。そして組みあがったエンジンには「深呼吸」が気持ち良く出来る、このオルティアならではの吸/排気環境が試され、組み上げられた。それはオルティア「スポーツ」に相応しい力強く良く抜ける「サウンド」だった。
右がリアサスシステム。そしてエンド・サイレンサー。
匠の手で1つ、1つ、繋ぎ合わされた機能美が際立つ。楽器ではなくとも、美しいサウンドを奏でる名機はフォルムも正比例する。
自分の“お気に入り”なマイ・TYPE「R」は自分自身のお気に入りプランで自在に「創る!・・」。それが世間で、SUVカテゴリーであっても、ミニバンであっても、スポーツキットなど全く縁のないベーシック・グレードのホンダでも。そして勿論、今回の様にワゴンのオルティアであってもだ・・。◇FAX:中略・・・それにしてもモーターライフシステムズの方々はユニークですね。・・略・・それでも内心はものすごく感謝しております。オルティアのエンジンの部分が先送りになるのは残念なことですから・・。シビック(フェリオVi)も無理に追加をお願いしていまいましたが、サスペンションとブレーキやっておいて本当によかったと今しみじみ感じています。オルティアのボディー補強と、エンジン分少なくて申し訳ないので
「さ・り・げ・な・い」リアビューサウンドも目論見どうり。
要所補強や、エンジン対策、スリットローターや非膨張ライン。専用パッドにライニング。サスシステムに吸/排。OTONA仕様。
すが、お願いします。どうか、ご無理のないよう。損の無い様。よろしくお願い致します。シビック(フェリオVi)もお願いした設定以外のこともあれこれと見ていただいのを承知!しています。(例えば、ステアリングも操作が軽くなってコーナリングをとまどうくらいです。)けれども、くれぐれもご無理のないように。シビックに毎日乗っていまして次第に乗り心地が良くなっています。エンジンの振動も初めには硬かったのですが、吸/排気バルブにも当りが有るのか無いのか。最近は柔らかくなってきました。ダンパーやサスも柔らかくなってきてショックがあまり気にならなくなってきました。今に更にしなやかなサスになる事を楽しみにしています。コーナリングの安定感は「抜群!」です。・・略・・それぞれに当りがつい
再び?いや!三度だった。丁寧な御礼と共に頂いた。
栗は山口県産の良質、精選品。蜜やけして茶褐色がたまらない。ほんものの味、うい朗は長寿の妙薬を茶菓子に改良したもの
てチューニングがなじんできた今、私が希望したシビックがありました!。私はエンジンの音と振動には敏感です。いいチューニングを本当に有難う御座いました。きょうも家内が外出するのにシビックの静かなエンジン音を聞いていて「最高!」でした。・・◇その後、来阪/日時を相談。完成のオルティアを持ち返りにOSAKA市内中心にあるモーターライフシステムズのサンプルルーム&オフィスにオーナー・ドライバー自身立ち寄った。1台目がシビック(フェリオVi)。これはご夫婦の日常の足。そして2台めがこのオルティア。それは、まだドライバーズ・ライセンス取得年齢に達しないご子息へのセカンドカー。忙しい仕事の合間を縫って、沢山のお土産を持って笑顔でやって来たオーナー・ドライバーに念の
多くの写真を同封して、自筆の丁寧な手紙を頂いた。
奥様との「共同」作業?で撮影された地元(山口県)ならではの風景と撮影エピソードを交えた素敵なレターを後日受け取った。
為?聞いてみた。とりわけ鋭い感性とメカ知識を持ち合わせるオーナー・ドライバー。まだまだ先、多くのHONDA「趣味生活」プランがあるだろう。何しろ、仕事、更に家族との日常生活。そして大好きなHONDA車とのメカ「いじり・ライフ」。その「さりげない」実践/実績にはもう誰もがキッパリ『帽子を取る!』しかなかった。車両製作でのリアル「リポート」で、オーナー・ドライバーの人格や品位そしてマナーを述べるつもりはないが、素敵な人物とその家族達との出会いは、これからもずっと心に残るはずだ。失礼!。話がそれた・・。そう、念の為!「聞いてみたい事」だ。それは単純な事。1台目がフェリオで、2台目はオルティア。1、2、と来れば、当然、謎の3台目?は「存在」するのか。まだ見ぬ彼のガレージを
同封の地元(山口県)での「オルティア」走行シーン。
シビック(フェリオVi)の時同様、ここでも奥様がカメラマン役で徹底協力!。当然、オーナー・ドライバーがステアリングを握る。
拝見したくホンダ「趣味生活」の今後の展開をチョット伺った・・。しかし、それは想像どうり。最初からそうだった。自身のHONDA自慢など全く頭にない。だから壮大な妄想「談義」は飛び出す筈もなかった。大切な「家族」と好きな「ホンダ」。人の噂や情報に操作される事なく、これからもそうする事は判っていた。だから、この先もこのオルティアとシビック(フェリオVi)を20万キロも30万キロも現役で活躍させるプランだった。そうだ!、折角頂いた手紙もうっかり忘れないうちに少しだけ紹介(一部略)をしておこう。◇:モーターライフシステムズ御中。ご無沙汰しております、お元気ですか?。フォト、早速撮影はしたものの、多忙のあまり、送付するのをすっかり忘れてしまったことお許し下さいませ。その上、たぶん
広大な駐車スペースの左側でフェリオとオルティア。
「ブラッシュアップ」された2台がホームガレージに戻った。自身のファーストカー、フェリオViの脇でハイ!ポーズ。撮影/奥様
使えない写真ばかりのように思います。本当に申し訳なく心苦しく思っております。殆んどの写真を私が運転して家内がオートフォーカスのカメラでシャッターを切ったところ、150キロのスピードに反応できず、大半がプリントの中に車体が写っていませんでした。遠くのアングルで、100キロくらいのスピードだけ辛うじて残っている始末。シャッタースピードがオートのフォトですから、迫力などまるでありません。以前は、友達でプロのカメラマンが広島にいたのですが本当に残念でした。たぶん使えないでしょうが、遅ればせながら写真を同封させていただきます。先日の休みには、2組8本のホイールに自分でガン塗装にトライしました。その前にはシビック3Dr(・・オッ!?・・)のミッション載せ替えとデフ交換、
これも奥様撮影の同封スナップ。問題は左のクルマ。
何気なく送って頂いた手紙。それに同封のフォトに「驚いた!」。私達は聞いていない、3Drのホワイトシビックの存在など・・。
オーバーホールも・・。チューニングしていただいた2台の車は“絶好調”です。毎日、楽しくカーライフを送っております。またお会いできる日を楽しみにしています。:◇そう手紙は締めくくってあった。どうやら更に、彼のガレージではHONDAが増殖を始めているようだ。それだけでは無い、サンデー・メカニックの腕もメキ、メキ、調子を上げている様子。言わずもがな。ご家族ひとり、ひとりに、自在なオリジナル・チューニングを施した、自分流タイプ「R」を積極的に製作し、日常生活に家族全員でガン、ガン、手加減なしに徹底活用する。永年使用目的に、劣化/消耗箇所は予防対策と、早期修繕を欠かさない。私達がとやかく言う前に、『モーターライフシステムズ』の語源が明らかに目の前に示された思いだ。
計画と実行68