アコードユーロR再・改善計画 HR−V4WDエンジンリフレッシュオーバーホール KA9レジェンド「吸/排気」トータルリファインチューニング
計画と実行63
福岡県から、より良く「再・改善」を求めて・・。アコードユーロ 。
福岡県に在住。“判る” ユーロ オーナーから「電話」を頂いた・・。最初から「計画」は「明確」に決定済みの様子だ。しかし、素敵な!HONDA仲間への出会いは、何時も、あまりにも「偶然」で「突然」だ。7時5分前程の時間にコール。表示の営業時間が午後7時まで、と、あるので、煩雑な時間帯を避けて業務の邪魔にならない様、「配慮・・」。だろう・・。証拠に、受話器を取るなり、「終わりかけの時間に・・」ス・ミ・マ・セ・ン。っと、何時も、必ず!忘れずに、付加える。当たり前かもしれないが、礼儀正しく、気持ち「良い!」。そんな方だ。余談だが、我々は24時間勤務。日付けが変わっても打ち合わせの最中だったり・・。営業中のオフィスを放置して・・、完成車両に同乗、息苦しいほどの横「G」を感じながら、テスト走行のクライマックスだったり・・。365日“四六時中”正に、貧乏「暇なし・・」。そんな事は別にして・・・。
「ショップオリジナル」オーリンズサスキット。フロント
福岡から持ち込まれたユーロR。地元チューニングショップ自慢の豪華なサスキットが装着されていた。
持ち込み時点の状態でコレだ。スイフト・スプリングにオーリンズ、ホンダ専門「ショップオリジナル」サスキット装着済み。既に、こんな完成品?をモーターライフに持ち込んで今更、「どうする」んだろう。そんな余計な「お世話」は、一般チューニング誌を「読み漁る・・」方程式どうりのチュニング小僧がネット仲間どうしで、自分の「事」はさて置き、人様の出来事だけを「アレ・コレ」批判する、そんなサークルに任せ、オーナー自身には兼ねてからの“解決し難い”問題なのだ。
リアも同様、世間で自慢な、「ショップオリジナル」オーリンズサスキット。
誤解の無い様、断っておく。「ショップオリジナル」オーリンズサスキットについて「ト・ヤ・カ・ク」の話では無い!。オーナー・ドライバー自身の望む!「方向性」に合わない訳だ。更に踏み込んで言えば、純正ユーロ の生み出すサスフィールでさえ、“ゴツ・ゴツ” 馴染み辛いと言わざるを得ない。「造り置き」しない事が、一人・一人の使い勝手により正確にマッチ出来る。そんな「当たり前」をスタンダードに実現するMLS特製サスシステム試作/組み込み/実走/改変/製作。
「氏」専用。フロントMLS特製サスシステムを、新たに製作。
しなやかで、スムーズ。路面の凹凸もさりげなく吸収。サーキット小僧仕様でなく、おとなのフィールだ。
言うまでもなく純正品より、遥かに自然に「乗れる・・」。勿論、量産、市販品群や、HONDA純血ブランド製品一連など、比較対象にして頂いては困る!。最初から私達の目指している手法や、目的地、そして「価値」が異なる・・。 即ち、市販されるメーカーサスや、ショップオリジナルサスキットと、同様/同一のフィールや性能「比べ」など、全く「頭にない」。
 補強前、純正フロントタワーバーを参考「確認!」
足腰、背筋。さらには、腹筋。私達人間の体に限らず、クルマも同様。地球上で、重力と仲良く「戦い/共存」して行くには、「総合力」で、確実、柔軟に固める。とりわけユーロ には、最初からメーカー純正での、フロント・ストラットタワーバーが効率良く装備されている。それを取外す事無く、より、有効/効果的なエンジンルーム補強として、更に、MLSサスシステムの効力「発揮」手段として、純正タワーバーを「素材」に理論的「追」補強でハンドメイド「再生/強化」を図る・・。
前面からの「完成装着」ショット。既に2階建てW補強。
純正・・?タワーバーを「素材」?再生/強化。ワザ、ワザ、「面倒」で「遠回り」な事をせず、追加補強をザクット入れるか、いっそ純正を取っ払って、新たに“如何にも”強面造りなタワーバーを製作した方が、よっぽど時間/短縮出来、派手で簡単。と、お考えの諸氏。通常、ビジネス「効率」と見せ掛け「パフォーマンス」からすれば、ゴ・・モ・・ッ・・ト・・モ・・。
前面/上方から、追補強!バー「完成/装着」ショット。
実際、走行フィールは勿論。愛車のボンネットを「開ける」オーナーにとっては至福の「儀式・・」で、視覚へのプレゼントは、美しく鍛え上げられたアスリート独特の無駄がない筋肉同様、純正ブラックカラーに比較しメカニカル・マッドシルバーにカラーリングされた複雑なカーブを描く。必要から生まれたフォルムは、「唯一無二」。幾度も実走確認の結果だ。
フロント側「特製」ブレーキローター、ホース、パッド、同時/製作。
F/Rサスペンションシステム製作や、補強と同時進行で実行されたのは、私達「特製」のローターや、低膨張率ブレーキホース、更に専用バッド。念の為、半歩踏み込んで「案内」しておく、ホースは今回の現車から細密に実「採寸/製作」したものでだ。当然、キットなどでなく、この車両単独のモノ。ブレーキバッドも同様、この車両だけの専用「ブレンド」製作だ。実は、この作業実施前、有名レーシング「ブランド」の巨大キャリパー/ローターキットが「我が物顔に」前、後ビルトインされてた「事」を氏は私達に報告!。せっかく世間では高性能とされるそのキットを純正に戻し「凌いでいた」訳だ。
リア側「特製」ブレーキローター/ホース/パッド同時製作+MLSサスシステム。
車両/製作時、対象車両に合わせ専用コンディションで製作されるサス・システムは通販用とは別物。
当然「説得力」がある・・。何しろブレーキチューニング究極キットと豪語するそれは、皆が予算さえ合えば目標にする常識的「方程式」の終着駅だ。しかしながら夢を実現したオーナーの結論は「別」。私達のブレーキ「論」は、純正を大きく「逸脱」する事無く、本来持てるブレーキ性能を限りなく「無理/無駄」なく、有効/確実に引き出し、発揮!、させる事で「必要にして」充分な目的を果たす・・。女性「美」や、「ら・し・さ」を追求する手段が、整形/造形や、気まぐれなトレンド主義などで無い「事」でも判るはず。キャリパーにセットされる「純白」MLSロゴ入り特性パッドは、格別に美しく目立つ。
ベストタイミングを狙い絶対「作り置き」しない。結果、構成分子の経年変化を防止。
以前、装着済みの「メッシュタイプ」ブレーキホースまでも、私達が現車ごとに「慎重/製作」するソレに指示/依頼されるオーナーは、バツドだけ、ローターだけ、ホースだけ、個体/単独ムラを嫌い、総合プロデュース。もうその「決断力」に脱帽。自分のクルマは、自分自身で自由自在に企画/立案/製作。市販キットなどに左右されないが「ア・タ・リ・マ・エ」。
設計/製作。該当車両専用マスターシリンダーストッパー
実走を繰り返しブレーキの安定制動と、タッチ/フィールを改善。ストッパーを追/製作し、改良を果たす。
イヤ、「そこまで・・」やら無くても・・。などと、打ち合わせで、冗談でも誰も口にしない。「発想」と「プラン」の自由度は「垣根無く」高いが、機能原理は「真面目に」深く理解。「実走」を惜しまず、繰り返し、ストッパー機能を求め徹底トライする。
今、テストランから戻った・・。スグ、更なる「改善/対策」に移る・・。
「お気に入り・・」。の何時ものチャンネルを誰かが変えたようだ。先ほどから聞きなれないFM局のミュージック番組が深夜の工房に低く響く・・。もう「拘り症」の豆腐屋なら、そろ、そろ、支度を始める時間だ。熱いフードをゆっくり右手で持ち上げると、暖まったエンジンルームから「湿った熱気」が、瞬間、頬の表面を交わす様に撫ぜた。繰り返しの「実走」こそ、唯一、クルマ「個体」と「人」とが真実の会話を成立させる手段。そう、「集中力」と、メカ「ロマン」が交差する時刻だ。
イメージどうりを「カ・タ・チ」にするは、思い描いた人生を実現する様に困難。
マスターシリンダー「ストッパー」ひとつに時間を「浪費」しているのでは無い!。オーバー「ディコラティブル」な意匠は元来、私達の「好み」でない。求める「物」は、機能とシンプルの合体のみ。結局、既存、量産メーカーが、開発にかける「手間/暇」以上のエネルギーを、進行中のコノ該当車両だけに集約し、傾ける・・。もっとも、その理由は唯ひとつ。MLS「特性」パッド本来の持てる機能を「存分に発揮」させる安定「基礎/環境」作り。「地味」に、「目立たず」がモットー。
キット採用で、以前から「気になる」シフト・ポジションを修正した。
スグ!目の前がバス停。そして、僅か徒歩「2分35秒」で、地下鉄/中央線の駅だ。もう、屈指の「アクセスの良さ」を誇るモーターライフシステムズ「市内オフィス」。しかし、比較的たくさんの方々が実行に移す「行動」。モーターライフ市内オフィスにクルマを持ち込んだ後、徒歩でOSAKA駅まで、「じゃ〜、宜しく・・」っと、向かう。それもすこぶるフットワークも「軽く!」。案内の、このユーロRオーナーも全く同様。ご自宅福岡から「軽く自走」のうえ約束時間丁度には、アークテックブルー・パールのボディーを正確にオフィス前に横付けさせた。わざわざや、面倒だ、や、移動が疲れた、遠いなど、今までそんな「泣き言」。記憶の限り「聞いた事が無い!」。帰りの新幹線時間を逆算、テニスコートが点在する目前の公園を抜け、足取り軽くウォーキングでOSAKA「station」を勿論目指した。加えて、車両引取り時さえ「同様」だった。
オーナー「自らの・・」レフトハンドでポジションを確認。
「僅か・・」数週間だが手元を離れた愛車を、再び「始動」させる行為は、誰しも少なからず「心拍数」が上がる。左足で、クラッチを静かに、深く、踏み込み。ミッション内部に「不要な負荷」を、かけず。クランキングする。パワーユニットが目覚めたら、クラッチを一旦戻し、再度スムーズに踏み込む。「冷間時」ファーストギアが「重い」特徴のこのユニットでは、僅かな「心使い・・」と、オーナードライバーの「知恵」を要求する。自然に左手を肩から下ろせば、そこにノブが待っている。
取外した「アースKIT」や、足回りをトランクに収納。
「判る人達・・」のHONDA「趣味生活」に損/得など最初から無い!。何故なら、プロセス「そのもの・・」を、理解、確認、体験する。即ち、人生同様、「正解」や、正しい「答え」など探す方が、野暮。「粋を」知る人達の「心得た!」ルールだ。「手間、暇」かけて愛車を自己プロデュースする事は、私達が言う量販「市販キット」の「限界」を知る良い機会でもある。 
「影になった」ビルの谷間に、美しくテールが「輝く」。
1台のホンダと、そのオーナーとの「関わり」に、存分の時間を「割く」。それは、見せ掛けだけのキャンペーンや、「人寄せ」イベント「販促」などでお茶を濁す事無く、関わったHONDA車そのものを、「自身の愛車」と置き換え、目指す!目標に、出来うる限り「接近させる・・」。量販、ブランド「商品」の取り付け業務をチューニングと呼ぶ、一般諸店との区別だ。
週末の空いたオフィス街周回コースは、「つい・・
巨大キャリパー/特大ローター仕様のチューニングショップお勧めブレーキキットから、私達が創るMLSオリジナル純正サイズ「特製」ブレーキシステムへの「乗り換え」は、決断、と勇気の結果。誰が考えても有名ブランド特大サイズ・ブレーキキットがルックス/性能共に有利と「推測」する。だが、百の「議論」より一の「結果!」は、最初の信号待ちで出た。
ブレーキング、クィックターン、「しなやかさ」と「剛性」
「無理」をかけず、滑らかに加速。3速までは「闇雲に」は、引っ張らない。言い遅れたが、「ドライバー」は、オーナーだ。意識的にマンホールの起伏を「味わい・・」サスシステムと剛性、追補強をしっかり「味見」。「水の都」OSAKAの象徴、「中ノ島」に入る。川を渡るブリッジは、「通常」スロープを「登る」設計が殆んど。川を往来する船舶に配慮しての事だ。そんな条件を「逆」利用、アップ/ダウンでサス「ストローク」と、継ぎ目ジョイント「踏み越え」時、微細なサス「挙動」も試す。しかし、もう初めて“ホットモデル”を振り回す年齢ではない。冷静な「理性」と、エキサイトする「ハート」が交差する。
「ストローク」活用したサス/特製ホース/ローター/パッド/ストッパーが総合力。
誤った「美意識」と「定説」は、本来の機能をスポイルする。車高「短」コンプレックス!でもない限り、ローフォルムセッティングがどれだけ「有利」と断言出来る。私達は純正「推奨」車高設定。走り馴れた高速でのあのコーナーも、進入スピードと、脱出時のスロットルワーク、そして、ステアリング修正スピードで「迷う事」無くクリアー。ホームグラウンドは、頻度から、絶対一般「公道」。刻々と変化する起伏と、左傾斜路面、様々に「姿を変えて」現れるスロープ角に万全適合。
やがて暖まってきたマシンは、右足の動きを更にその奥にある「深み」に誘う!。
「単純」にタイムだけや、「数値」性能だけを追求する「比較」対照ゲームに明け暮れることなく!。ましてや、交換パーツ「量」自慢などに惑わされず、真面目で、ストィックな、重要ピンポイント改善「対策」チューニングは、オーナードライバーの「精神力」と、ライフ「スタイル」が反映される。それは、研ぎ澄ました五感「センサー」と、「判断力、センス」の表れ。
ドライヴィングに『熱中』していたら、陽も傾いてきた・・。帰路を「シュミレーション」する。
ふと、「気が付く」と既にもうこんな時間。ホンダ談義に「没頭」するのも、そこそこに切り上げ、福岡に向けて出発!だ。
帰宅された数日後、丁寧にそして礼儀正しく御礼の「電話」を頂いた・・。
「ご想像」どうりだ。そう、午後「7時5分前」程の時間にコール音。勿論、受話器を取るなり、「終わりかけの時間に」ス・ミ・マ・セ・ン。との「気遣い」は全く忘れてない。一通り「インプレッション」を聞かせて頂き、終りに今回の御礼に「贈り物」を届けたいが「いいだろうか・・」。と、確認を頂いた。イェ!そんな「事」は。っと、申し上げたのは「当然・・」だった。
数日後「電話」が宅配業者からあった。そして・・その「送り主」の名前を告げられた。
チューニング専門誌は、その雑誌への広告「主」を、タイアップ取材「記事」で優先掲載する。読者は、顔写真とデモカーで再三登場の、何時も同じ「顔ぶれ」カリスマチューナーの意見やオリジナルパーツを疑問無く「信仰」する。21世紀になる以前から「改善」なくずっと繰り返されるこの図式。「操作」された情報は、どの業界も同じ!。アンテナ「感度」の「俊敏」なオーナードライバーは、自身のプログラムで「決断」する。1983年創業以来、モーターライフシステムズは人との「出会い」と「関わり」にポイントを置く。テスター数値の設定より、手間、時間、感触を重視する「ア・ナ・ロ・グ」手作業を「根気」良く繰り返し、永年に渡りオーナーと「追い」求める。とりわけ「送り主」オーナーには今回、男の「作法」を見た。
計画と実行64
コンパクトよりSUV。横浜在住、HR−V 4WDの方。
新車時以上の性能「復活」を目指し、抜かり無く、精密分解、リフレッシュ・リファイン、改善、対策。
そう、「立派な」意見を交わしていても、一般的に車種選びは、おおよそメーカー「主導の・・」カテゴリー付けと、周りの評価、人気、そして、あ・ら・ぬ「噂」で決まる。しかし、私達が出会うオーナードライバーは、そんな既存の「価値」判断だけで素直に満足出来る人達ばかりでは勿論「無い・・」。それどころか、「意図」して個性ある車種を自信を持って選ぶ。
スポーツモデルは「自分で創る・・」キッパリオーナー。
「出逢った」HONDAを順序よく、改善/改良を「重ね続ける」と、その愛車との「共同生活」期間は必然的に長期に渡る。熱病的に、話題の車種だけを短期で乗り継ぐ。そんな愛車遍歴/自慢主義者には少々黙って遠慮頂くしかない。その一方で、当然、ネガティブ指向の人種には、「根気良く」計画的に愛用ホンダのコンデション「管理」継続は難しいはずだ。
既に、複数の「匠」が手分けして「取り掛かっている・・」
即ち、冷静、沈着に「治療」医学と「予防」医学を組み合わせ、適切に取り組む。それがミッションだったり、シャシーだったり、エンジンだったり、ブレーキだったり、「経年」変化と「消耗」劣化ゲームは、不意で、イレギュラーに見え隠れする。私達が実施する「チューニング」は、不必要な「パワーUP改造」などと大きく異なり、基礎性能/改善/対策であると同時に、結果、燃焼効率/向上と、伝達/駆動/ロス軽減で、エネルギー効率を高効率に導く「エコ・チューニング」でもある。
すっかり「く・た・び・れ・た」内部が現れた。詳細確認!に入る。
何時も申し上げるとうり、エンジンコンディションは、走行距離に「正比例」しない!。どんなに走行キロ数が少ない車両でも、暖気運転「癖」のドライバーや、「渋滞路」走行頻度が頻繁、停車中、ヒーターやエアコンの都合、エンジンSTOP「しない主義」な場合。オーナーの「消耗イメージ」とは別に、エンジン本体は、走行時同様、ずっと、作動し続けている。
エンジン周辺と重要「補機類」も、同時点検、確認!。
実際、5〜8万キロ走行のHONDAは、オーバーホール/リフレッシュ実施の「ベスト」タイミングと「忠告」すると。もう、必ず。頭の「固い」オーナー連中は、知ったかぶりで、今こそ「絶好調!」などと、“う・わ・ず・っ・た”『声』を、高める。働き盛りの人間同様、どんなに自称「ゼ・ッ・コ・ウ・チ・ョ〜」のクルマでも生活「習慣病」は、忍び寄り、「蝕んでいる・・」。
バルブ系やカムシャフト等、細部を「徹底分解」診断。
「約束!」の日/時には何の変更も全くなく、予定ジャストの時間に横浜から無事、到着。愛用ホンダが快適だったせいか、長距離driveの疲れも見せず、開口一番、あの「手書き・・」の地図の「と・お・り」でしたょ。っと、笑顔一杯に話始めたのが印象的だった。最初に電話をもらった時、相談して、念の為、周辺の簡略マップを事前に郵送しておいたのだ。
走行距離が同じでも「1台づつ」コンディションは様々。
同じホンダでも購入時、「実は・・」もっと、もっと、登録台数がズバ抜けて多い「違う車種」を予定してたんですょ。と、「告白」。しかし、私達は、「どうして、ですか・・」などと、野暮な「事」は伺わない。言うまでも無く私達だって「アノ」車種より「コレ」にしていたに決まってるからだ。「思い込み」が激しい自称スポーツモデル派の方達は一度ステアリングを素直に握ってみるがィィ・・。「食わず嫌い選手権」は早めに返上した方が、より「クリエイティブ」なホンダ趣味生活がおくれる。
吸/排気「弁」駆動適正化。より滑らかで、ロスを無くす
私達が「施術」する、エンジンリフレッシュ「リファイン」チューニングは、無目的に「数値ゲーム的」なパワーUP!や、日常の「使い勝手」を全く損なう事無く。低燃費で、振動を押さえた「クイック&スムーズ」。永年日常でフル活用出来る。
燃焼室「適正化」と「組み立て」調整。高効率燃焼を目指す。
「調子がイイ」から乗り続ける・・。ので無く!、永年乗り続けたい「目的」に基づき、何時もベストコンデションに「配慮」する。「無計画」主義では実現不可能な「予防」医学スタイル。私達が出会う元気なHONDAオーナー達は決まった様に「最初」に電話で計画を打ち明けられた時から「比較」対照や「迷い」そして「ブレが無い!」のは単なる偶然ではない。
高層ビルの山脈を前に、今、全神経を右足に集中してみる。
地味ながら役立つホンダ「趣味生活」を実戦する人達は、いわゆる「ヤ・ン・チ・ャ」仕様チューニングなどには「違和感」を感じている20代も少なく無い。派手なバイナルグラフィックに「これ見よがし」な空力ウイングと追加リップを「たなびかせ」。ヤッパリ、源流はモータースポーツ。オマケに本籍は「サーキット」などと聞いた様な“セリフ”を吐かれると戸惑う。
スパッと「レフトターン」。丁度小雨がフロントウィンドーを濡らし始めた。
チューニングスタイルの行き着くゴールは、レーシング「レプリカ」では無い。極端な低車高、「はみ出す」ワイドタイア、そびえ立つウイング。サーキットで観戦すると戦う勇姿だが、街角のパーキングエリアや、地下駐車場に乗り入れると、まるでサッカー選手が「ユニフォーム」と「スパイクシューズ」のまま地下鉄に駆け込んで来た様で、実に「場違い」。
セミウェットから「本降りに」4WDシステム本領発揮。
「思い込み」や「妄想」はオーナードライバーの勝手。チューニングベース車となるホンダは、必ずDOHC、可変弁機構のスポーツエンジンが「搭載されてあり・・」。っと、有図の「効かない」束縛からスタートするものと「決め込んで」いる。
更に、スロッルを「開ける」。そして高鳴るエグゾースト
そんな「頭の固い」連中はさて置き・・。「スポーツ系」エンジンだけがチューンナップ対象では無い。現在、搭載されるそのパワーユニットを、再整備、高効率「リファイン」チューニングする事により、経年劣化を修復し、新車時にも勝る「安定」性能を獲得。日常での優れた「クイック&スムーズ」ドライビングが「心地良く・・」実現。結果、唯一無二なホンダへ。
基礎/性能向上と、エコ効率は、適正/調律で正比例する。
SOHC/4バルブ/1600cc エンジンの持てる能力をスムーズに「引き出し」無理、無駄なくシッカリ回す。特に「あ、ま、の、じ、ゃ、く、」な性格でなくとも、「マイナー」系車両のチューニングに目標が絞り込められた瞬間、オーナードライバー共々「心が躍る」。そこには、既存の方程式に全く縛られず、オーナーと共有する独自の「価値観」が成立する。
「改造」を嫌い!、「調律」チューニングをジックリ、日々「味わう・・」。生活での使い勝手や、耐久度。加えて、メンテナンス「煩雑度」で調和、バランス、しない「数値」比べの出力「自慢」などに終始しても、日常での「Sports」ドライビングライフとは「程遠い」。だから、簡単ステップに思えるECUポン替えや、エンジンポン換えが、本来の救済策では無い
永年に渡り、永続使用「し続ける・・」。この、とても「簡単そう」で「当然の様」なテーマが実際、実行されている事実は稀で、仮に、「派手に」チューニング専門誌で紹介された強力スポーツエンジン搭載の車両も、スグ、ブームの過ぎ去った「流行り言葉」同様、オーナードライバーの「日常パートーナー」とならない。見せ掛けスペックは、「砂の城」でもある・・。
「雨足」もや、や、弱まり、オーナー・ドライバーも横浜に帰る時刻も近付いた・・。「視点」や「美意識」が同じ素敵!な感性ある仲間たちとの「触れ会い」の時間は、アッ!と言うまで、何時も「駆け足」だ。消耗戦の様な、サーキット「アタック」だけにしか価値を見出せなかったり、ド派手なチューニング「ゴッコ」に全く振り回されず、日常での必要スポーツ性を追い求め、無茶な「妄想的」性能要求などせず、メーカー自身ですら達成なし得ない、意味ある「半歩、踏み込んだ・・」身の丈に合った、計画で着実に目標を目指す、オーナーの「クール」ながら「ホット」な心意気は実に「好感!」が持てた。
計画と実行65
V6エンジンを「キュン!、キュン!」回わすレジェンドの方。
既製品パーツを一切使用せず、本来の持てる潜在/性能をエネルギー効率良く導き出す。
「広告」見ました。って、「電話」を頂いた。さて、滅多に「広告らしい」広告もしない私達には、「ピン!」と来ない。どんな広告「?」か詳細を教えて頂いた・・。レジェンドやアコードそしてインスパイアーなどのベーシック4drセダンで、「スポーツカー」しよう・・。っと、ユニークな「アピール」をしたそれは、それは、小〜さな見過ごしてしましそうなページの下の方に帯状に掲載されていたそうで、それもチューニング専門誌などではなく、一般カー雑誌だったので印象に残ったんだ。 っと、締めくくった。で、別府にお住いのレジェンドオーナー。日にちを決めてOSAKAまでドライブして行くからヨロシク!必要もないので改めて数えた事はないが、日々の相談「電話」に“終始”する日もある。しかし『方向性』合う出会いは、話し始めた瞬間から、相手の心意気と、人柄がダイレクトに伝わる。「言わずもがな」で分かり合える不思議な瞬間だ。
「複数個」のスロットルが準備される。奥はスリック。
より新しい・・「曲がるための四駆」。知恵を絞った、機械仕掛けの4WDシステムと、制御、支配力をより一段と強める、電脳機器が操るパワーユニットも実に魅力的だが、一方で初代インスパイアーを皮切りに搭載されてきた、もう今では実現し得ない「ウ・ル・ト・ラ」レイアウトな、前後重量配分60:40を誇る、縦置きミドシップ3.5リッター、KA9レジェンド。すでに新車で手に入らない。判るHONDA仲間なら是非!ガレージに納めたい貴重な実力ある「スポーツ」セダンだ。「つきましたょ・・」。っと、丁度約束の時間に合わせた様に、オーナー・ドライバーからモーターライフの市内オフィスに電話が入った・・。「ゼロ、ゼロ、秒」ジャストですねぇ〜っと答えると。時間に遅れて最初から迷惑をかけるのも心配で、折角のチャンスだったので前日も休みを取って余裕をもって昨夜のうちにOSAKAに「入ってだんですょ」。で、昨日の夕食はその甲斐あって、ゆっくり「食いだおれて」しまいもうチョットで「寝過ごす」とこだったんです。て、電話の向こうで冷や汗をかいていた。市内オフィスに早速案内。移動も奥様と一緒のドライヴでに実に快適そのもの・・。普段は地元でトリミングの仕事をされていて、休日は仲良く走れるルートを事前に激選し、「集中ある」ドライヴを楽しんでいる。インテグラやS2000ならチューニングパーツも溢れていて、何処のショップでも笑顔でウエルカムだが、レジェンドとなると私自身も同じ考えを持った人達にチカラを借りたかったんですょ。とオーナー意見。中でも、「セダン」で「スポーツカー」しょう〜。は、大賛成だなぁ〜と、賛同頂いた・・。もう目指す方向は私達と同じ。毎回苦労を楽しみ製作するのが「スタンダード」。
「鳴く様に回す」仕組み。個体差睨み複数セット製作。
カーショップ主催のサーキット走行会で「イ、イ、とこ」見せたい。とか、「無理ヤリ」な性能追求なんかは特に視野に無いんだ・・。でも、HONDA「らしい・・」切れのあるエンジンフィールが望み。ノーマル「チューニング」って言い方。変かもしれないが、純正、性能の持ち味を素直にず〜っと伸ばした走行性能を無理なく実現したいなぁ〜っとご夫妻で溢れる笑顔!。で、実は、もう1台別にウイングTURBOも所有してるょ、と・・アッサリ・・申告。そうして更にOSAKAにもう一泊。あれこれ“レジェンド談義”に熱中のあまりつい聞き漏らしたが、今夜は前からお目当ての「場所」に繰り出すプランだ。「オーナー」ドライバーの僕が、プロデューサーで「監督」の立場。だったよね。こんな“自由な気持ち”でクルマをチューニングするのは本当!「初めて」だょ・・。じゃ・・「ヨ、ロ、シ、ク、」。っと、混雑し始めた街に2人で足早に溶け込んで行った・・。 「鳴く様に・・回す」それも限りなく“ジェントル”に・・。もう、圧倒的に多くの新/旧レジェンドを改善/改良/再生してきた私達は、2台分の容量以上の独立式「デュアル・サイレンサー」を数種試作。特製スロットル数種(ワイヤーケーブル作動の利点をフル活用し、よりクイックレスポンスに配慮、製作)と中間パイプも積極的に組換え、対象車両そのものが持つ、特有の個体癖を見極め、自動車道と、一般渋滞路をも手抜きなく、繰り返し実走を重ね、自身所有のホンダなら「こう、有りたい・・」と、実感出来るフィールに至るまで、試作、脱着、実走、改善、で「追い求める!」。たっぷりした「余裕ある」作業日程は、私達の様な素材からの『製作者』への小さからぬ“プレゼント”だ。完成車両引取りでの九州からの来阪は仕事の都合、名古屋経由の「空の便」となった。今にも降り出しそうな怪しい雲行きを気にしながらも、先ずは、“空ぶかし”。ジェットタービンに金属音をタイミング良くミックスした「鳴き声・・」に、うぉ〜と、感嘆。「コレェ〜」凄く!軽くなってるよぉ〜。「アクセル」も「エンジン」もぉ〜。次に来る質問と、推測して「待ち構えてると・・」。本当にエンジン何も“イジッテなイィ〜”。勿論。作業、製作、工程、で、多少は「イジッテ・・」ますよ。でも、ほんの多少だけ・・。今回、仕事の都合、奥様抜きの単独。限られた時間で「随分走り回った」ので、そろ、そろ、と・・。所が、明日和歌山で1日過ごす「日程」。だから、今からワイフを関西空港に「迎えに行かないと」。と、携帯チェック。メカ4駆もいいけど“軽い”KA9は「吸/排気」だけのライトチューニングでこんなに変化率が大きいと、これから先が「楽しみ・・だね」。片手を「ヒョイ!」っと上げて全力、加速でフッ「飛んで行って」しまった。後日、勝浦からの直送便『海の幸』が届いたのは、折込済みか?。
計画と実行66