ホンダ ホンダ車 インスパイアーUA5 CR−V レジェンドKA9 プレリュードBB5 BB6 チューニング
計画と実行43
「横浜プレート」神奈川県在住、インスパイアーUA5の方。
さり気なく・・」スムーズに駿足を目指す!。 スーパー『ノーマル』チューニング。
早速、横置きV6エンジン「分解」のディープな「フォト」。それには「事情」がある。そう、私達に羊の皮を被った“例”の「狼」製作依頼だった。神奈川在住のUA5インスパイアーオーナー・ドライバーから、そんな「連絡」があったのは先日の事。話から実施「計画」と「理念」は既に決定していると感じた。それはスーパーノーマル・チューニングを目指した「次の」ようだ。1、TYPE−Sモデル購入計画が、実現出来なかった事情と、自分なりのテイストを織り込んで、明らかに、それ(勿論、TYPE−S)を「上回るクルマ」に仕上げる、キッパリとした「決意」。 2、自身のエンジンフィール・ヒストリィーと、シンプルでありながら、大胆に急所を捉えた、今回のフィールアップ・チューニングの方向性+具体的「提案」。 3、現在のサスペンションへの違和感。市販サス装着で発生!している子供っぽい「低車高/拒否感」(無駄、無意味、無知、のベタベタ一般サスキットはもってのほか)ここでご本人の言葉を借りる。「明らかに、落としている事がわかるのは、好みでない・・」。一言で表現すれば「ノーマル」イメージで、断然!「高機能」である事。言うまでも無く、「硬い」サスでは無く、「フレキシブル」なサス。ここでは、「しなやかに、路面のギャップを、吸収して行く感覚が、得られれば・・」っと、表現している。そんなサスペンションシステムの専用「製作/依頼」。 4、「吸/排気」とりわけ、中でも、エンドマフラーは、全く「ノーマル・スタイル」で、を希望。ここでは、いかに、全ての手段を講じて「吸/排気」トータル・リファインチューニングを、高性能で完成!させていても、ホテルの玄関先に戸惑う事無く上品に乗り付けられる事も、必要条件だった。
僅か、まだ2万キロ走行未満のヘッドでほら「これ・・」だ!。
角度を変え「接近」してみる。100の説明より1の確認がベスト。
違ったショットで見てみる。何かの拍子でこんな書き込みを見た事がある。V型エンジンは、10万キロや20万キロ走行でも全く「平気・・」と。何処かで見てきた様なコメントを、無神経に堂々と平気でする、そんなオーナーズクラブの連中には正直「驚いた!」。そう信じ、実際の現実を全く認識しないそんな諸兄達には是非、「非分解主義」で今後もどうぞ!。っと、申し上げておく。個体差に合わせ「細密」にリフレッシュ・リファインオーバーホールを受け、組み上げられた、アノ、「右足」に「俊敏」に反応!する、電気「モーター」の様な、鋭い「ピックアップ」エンジンに触れた事無い “スペクタクル” を知らないその何よりの証拠だ。走行距離「自慢」で、タクシー仕様の如く、「無制限/無感動」に走り続けるが、イイ・・。
「劣化」が見抜けないのは、オーナーの「鈍さ」だ
焼け「爛れた」、それぞれ片バンクごとのVヘッドたち。 
約束どうり!の「正確な日時」で、さり気なく、横浜からスマートやって来た。無論、初対面である。事前に数ヶ月前より何度か電話とメールで、相談/打ち合わせをした。しかし、自分自身で、「完全・プロデュース」している為、オーナー・ドライバー本人と逢うのは全くの初めてでも、今更話し合う必要性は、不要!だ。クルマを置いてさっさと、新幹線で、帰って行った。実にシステマチックだった。まずは、エンジン圧縮UP!。チューニング・スロットルを「数タイプ」製作からスタート。エンジンが回りだして、排気システムを、試作/製作する事に。忘れる所だったが、丁度、車両を作業で入庫している間に「車検」期間を向かえるので、全行程終了後、“それ” もついでにお願い!したい・・。が、丁度「5項目」になった。
「低燃費」と、「高性能」を無理せず求めて、高精度パーツを投入/加工/適正化。
更に、まるで少排気量4気筒エンジンの様な「ピックアップ」フィールを目指す
ありがちなチューニング専門誌が、又か「・・?」と繰り返したくなる程紹介するスポーツエンジンや、そのスポーツエンジン搭載車から目を移し、理解なく、一般に認識されない知られざる「潜在」性能車を発掘、静かに呼び覚まそう。そんなチャンスは劣化したエンジン搭載車をリフレッシュ・リファインする機会が良い。又、所有のHONDAが古くなり乗り換えを考えだした頃や、世間では不人気車だが自身、その昔からどうも気になる「少々」古いホンダを手に入れた時などだ。
「高精度」加工を終えたふたつのVヘッドと手前はカム周辺。
向こう側は、とても美しく輝く!「調整/加工/クリーニング」済みのシリンダーヘッド。そしてカム・スプロケット周辺パーツまで、完全バラシのうえ、“私達の手法”で、細密に、テクニックを「駆使」。着実に組み立てて行く。したがって、駆動ロスの極めて少ない、「静か」で「回る」有るべき姿のホンダエンジンに仕上がる。深夜、担当エンジニアが、工房内に、好きなサウンド♪を、お気に入りのスピーカーシステムで、心地良く♪低く鳴らしながら、翌朝窓から日が差すまで、デリケートで、テクニカルな作業工程は、真剣で、静かに進む。今夜は、“Jazz”が、シャッター越しに微かに・・聞こえてる・・。
外から見えない中間サイレンサー部も徹底/設計/製作。
以前、説明した事あるが、ここで再度繰り返す。私達のスロットルは、毎回、相当数!のタイプを製作し、弁サイズ。開/閉スピードまで、進行中の対象完成エンジンのコンデションに細部まで合わせ、「調整/決定!」する。つまり、現場で細やか「適正」をマッチさせる。棚の上にある作り置きを、ポン付けするのとは全く訳が「違う!」。「上のフォト」を見て欲しい。組みあがったエンジンにスロットル。その「個別」性能に合う、エグゾーストシステム・中間部。 1、触媒スポーツ加工 2、テールエンドマフラーのみ純正指定。その他は、角度、太さ、曲げ、詳細を、実走を繰り返し、決定!。まるで、延々向こうまで続く、輝く “パイプオブジェ” このシステムに決定されるまで、相当本数をプロトタイプを含め、設計/試作/製作。もう、「根気」と「やる気」は、絶対!外せない。予算枠は、試作+製作数と、テスト+改良頻度に正比例する。
美しい完成エンジンと「物資調達用?」リトルバイク。勿論ホンダだ
事前打ち合わせが準備良くそしてスムーズだった。エンジン、吸/排気セクションが終了する頃、今回のオーナー特別リクエスト(当リポート前半・再読・・!)の、他で無い、「オリジナルサスシステム」が組み立て仕上がった。その間もオーナー・ドライバーは、更なる追加メニューを「計画」していて、連絡が入って来た。 1、純白のMLSブレーキパッド 2、特製スリットローターの製作 3、高機能ブレーキホースの設計/製作 全て、私達独自の完全オリジナル指定!。イメージする車高と走行フィールを求め、実走と微調整を何度となくクルマに「聞きながら?・・」時間に左右されないやり方で「ふぅ〜ん!こんな事、出来るんだ・・」っとの言葉を遠くに聞き。自慢の「サス/ブレーキ」双方完成させた・・。「下フォト」
巨大キャリパー/巨大ローターを嫌い、純正サイズで製作。それは必要にして充分だから。
今更改めて言うまでも無い。サスシステムと、同時進行で是非!勧めたいボディー“補強”。どんなアスリートでも、「腹筋・背筋」を、鍛えずして、更なるポテンシャルUP!は、望めない・・。説明するまでも無く、全く白紙から、フロントタワーバーを“地味”に追/補強!。当然!いかにも、補強しましたっとは、見せない手法でだ。リアは、バンパー内に採寸/設計/試作/修正を経て、完成させた。外部からは、付けて「ますョ」っとは絶対!確認出来ないのがこれも大切な”ミソ”。市販品を、イージーにポン付けするのと異なり、実車採寸の為、超/高精度で、正にジャスト・フィット。強度!/効果!がもう、全くの別世界。無造作にボンネットやトランクを開けても、TV番組で戦隊レンジャーが振り回す武器?の様な、原色カラーでピカ・ピカの「ホラ、丈夫で強そうでしょう!見てくれバー」が入って無いのが、何より平和で実に「オ・ト・ナ」。
純正装備のタワーバーを土台に有効「追・補強」実施。
リアアンダー部の「補強」下に回りこんで指差し確認しても目立たない様設計/製作。
「上」フォトご覧頂けるだろうか?。左/黒が、リアバンパー。フォト下/右がリア・マフラー(サイレンサー)中央、牽引フック。“最も効く”場所を求め、最良「選択」の上、特別、採寸/設計/試作/修正を繰り返し、Rタワーバー完成!。中央にシルバーカラーで、鈍く光る“それ”を「効果的」に設置。多忙を極めるオーナー・ドライバーと相談。その週、金曜、車両を、引き渡す事にした。週末出勤も承知のうえ、テキパキ仕事にキリを付け、夕刻のラッシュで込み合う東京ステーションから→→新OSAKA行きの新幹線に飛び乗った。途中、モーターライフ・オフィスへの到着「予測時間」までも案内が入った。無事再会出来たのは、限りなく、翌、土曜日に近い時刻だった・・。「仕事」と「趣味」を、まるで高性能“VTEC”の様に的確に「切、り、替、え、る、」インスパイアーオーナーは、同乗/試乗走行時、簡単に打ち合わせ相談を済ませ、完成車のフロントノーズを深夜の横浜に「向けた・・」。数日後、メールが入った。◇件名:どうもありがとうございました。・・・・・拝啓、先日は夜遅くに・・・・・・・(略) あの後、帰りはノンストップ、5時間弱で横浜に到着しましたが、エンジンは大変快調で、OILの減りも無く、終始素晴らしいフィールでした。また帰路途中、明らかにチューンしたスープラと絡みましたが、中間加速と、制動では、全く引けをとりませんでしたね。仲良く道を譲り合いながら箱根越えしてきました。その夜は、体に残ったエンジンの鼓動音と車のあまりの性能向上に興奮して、なかなか寝付けなかった事をご報告!しておきます・・。・・・・・・(略)まずは、御礼とご報告まで。12日後、再びメールを頂いた。◇件名:ご無沙汰しています。この所、休みの日は車ばかりに乗っているので妻に叱られています。いろいろなシチュエーション、夜の高速(首都高は、非常にトリッキーで、車の性能がもろに出てきます)峠、一般道、信号の少ない田舎道、渋滞路等、走るたびにこの車の魅力を、再発見!しています。普段は単に足として使う事が多かったのですが、今回のチューンでその位の強烈!な魅力が生まれたと言う事ですね。やって頂いたチューニングの感想は色々有るのですが、端的に言って、車の運転がこれほど楽しかったのか?、っと再認識させてくれる様な出来栄えだったと思います。まずは新たに発見!した事(すでにチューンした側では折込済みだと思いますが)ご報告しようと思います・・。※オーナー原文をそのまま流用。
ホンダVエンジンを「夥しい数」リフレッシュ・リファイン。
ディーラーでの整備「領域」では到達不可能な「手間/暇/実績」。
オーナーもあまり「見れない?」分解時の美しいVバンク。
1、まずは最も変わったのはやはりエンジンです。以前は本当に「もっさり」と言うのがピッタリの回り方で、ぼんやりとした反応と、日常での扱い難さにイライラしたモノでしたが、今回のチューンで、「正常化」とでも言える様な、とても自然な感触!に変わりました。そうです、エンジンを改良してもらったと言うより、エンジンを「矯正」していただいたと言うのが今回の率直な感想で、お医者さん(それも名医)に見ていただいて悪い所を全て直してもらったと言う感じです。(勿論、パワーも使い方によってはすざましく変貌した事に気づかされるのですが)友人や妻を乗せて、通常の走りをする限り全く変化に気づく事はありません。(静かでスムーズになったので乗り心地が良くなった事は、気づく様ですが)運転させてみても通常のアクセル開度では、全く違和感も無い様です。とくにトルクの立ち上がりが自然で、デコ・ボコを感じ無いリニアな特性、アクセルからの反応がストレートでタイムラグの少ない特性は、日常での運転と乗り心地を非常に楽にしてくれます。必要な時に、必要なだけ、過不足なしに、即座にPowerが供給されると言うのは、こんなにも運転が楽なのかと、改めて実感します。しかも、ひとたびアクセルを踏み込むと、今までに無かった強烈!なダッシュ!に息を飲み込む、という具合になります。(大袈裟では無く、ラフな操作をすると本当にシートに体がメリコミますね・・)「車がエンジンに引っ張られているのが良く解る・・」と言うのは、試乗した友人の弁ですが、比較的軽い車重と相まって、エンジンの性能が開花するとこんなにも車の動きが変わるのかと、驚かされました。また、無理を言ってお願いした、「音」の点も、ほぼ私の望んでいた理想の仕上がりだと思います。ジェントルにアクセル操作をすれば、かすかに聞こえる低いうなり声以外全く静かなのですが、ひとたび吹かすと猛獣の雄叫びが、車を包むと言う、まさに「羊の皮をかぶった狼」仕様で、ほぼ理想どうりの仕上がりです。音質も、マフラーがノーマルとはとても思えない、乾いた歯切れの良い音で、つい窓を開けて聴きたくなる音です。なお、高速で一緒に走った友人の話だと、VTEC領域に入った時の音は、SOHCながらまさに TYPE−R の音で、外から聞いても中々の迫力!だそうです。 2、サスペンションについて。こちらも、相当変わったのですが、まだ乗るたびに、ドンドン良くなってきているので、結論めいた事は言えない気がします。まずは乗り心地ですが、最初に車を受け取って横浜に帰って来る道では「正確で、運転し易いが、多少硬いかな」と言う印象だったのですが、距離が伸びるごとに、“しなやか”な感触!に変化してきています。最初は「コリッ」と言う感触でしたが、今は「シコッ」と言う感触ですね。高速の継ぎ目も、帰道では、まだ少々ゴツンときていたのですが、今は、パタンと言う感じの軽い衝撃に変わりました。車体自体は、見事に振動や姿勢変化をキレイに吸収しています。首都高は、大阪の環状線とは違ってアップ・ダウンと、急激なコーナが続き、路面もかなり荒れているのですが、この荒れた路面での、ミューの抜ける逆バンクコーナーでもふらつく事無く、オンザレール感覚できれいにクルッ!っと曲がる(しかも、かなりの高速)のには驚かされました。勿論、踏ん張りも以前と比べれば、底なしの粘り腰で、タイヤがついていっているので、グリップを心配する場面も本当に減りました。車高を落としたので、ストロークは減っているはずなのですが、以前よりも懐の深いサスの動きで、しかもクイック。ノーマルの船のような乗り心地(それでも、他社同クラスの車と比べれば、はるかにスポーティーだったのですが)が、嘘の様な、機敏な車に生まれ変わりました。お会いした時に、「レジェンド」が「アコード」サイズ感覚になると言う車体の補強!も“効いている”のだと思いますが、とにかく大きな車を動かしている感じが全くしません。挙動がストレートで、しなやかな、タイムラグ無く!操作に素直に反応する快さは、ドライビングプレジャーそのもと言った感じです。なを、もう一点気づいた事は、路面からのインフォメーションが増えたと言う事です。そう言うと、振動やタイヤ音が大きくなった事かと、思われそうですが、ノイズは増える事無く、路面状態、特に、後輪の接地している路面の感じが良く解る様になりました。これも恐らく「ボディー補強」と「サスの効果」かと思われます。※オーナー原文。
佇まいは「さり気ない・・」“普通”の4Drセダン。鍛え上げた筋肉は密かに隠す。
後、車高も高過ぎず、低すぎず、ほぼ理想どうりの高さで、これは、大変!嬉しい所です・・。見た目は、カタログ写真より気持ち低い目ですが、この車の一番美しい所を良く引き出していると、思われます。・・・・・・・(略)・・・・・・・なお、車高を落とした副次的効果として、高速走行時の風きり音の著しい低下と、走行安定性の向上が見られます。以前は、バサバサと、うるさく、しかも、フロア面下への流入風量が多いせいか?一定の速度以上だと、グリップ低下等の車が浮く感じがしていたのですが、今は、ピッタリ!と、路面に張り付いたままです。これも運転していて大変心地良く、かつ、安全マージンが増したと思われます。 3、ブレーキについて。最後に、急遽・追加(作業に加えた・・)でお願いしたブレーキですが、本当!にやっておいて良かったと思います。上記の様な、走る、曲がる、性能が、アップした状態では、ノーマルの「止まる」性能は、少々役不足!だったと思われます。こちらも最近ようやく“あたり”が付いてきた所ですが、何なんでしょう・・?、この感触!は。真綿で締め付ける様な、ソフトかつ、強烈!な効きで、しかも軽い操作でも簡単に出来る様になり驚きました。ラフに踏み込んだりすると、後ろの車に追突されかねない強烈な効きだと言う事と、この車に馴染んでしまうと、セカンドカーの○○−3(当然ホンダ・・)のブレーキが効かなさ過ぎて、慌ててしまうのが少々注意点ですが・・。ブレーキがあってこそエンジンのフィールも安心!して楽しめると言うモノで、御社のチューニングコースは、やはり、エンジン・サス・ブレーキの「三点セット」を最初から標準にしておかれるといいと思います。なお、メッシュホイールを通して見えるディスクのスリットと白いパッドは、地味ながら目を引く様で、この間もSAに駐車していたら覗き込んでいる人が居ましたので、チョット話をしたりしました。以上、乗っている立場から気づいた点で大まかな所は、上記のとおりですが、クルマ自体を見ると、その他細かい点も色々見て頂いた様ですね。エンジンルームを見ても今回お願いした部分以外、ベルトや補機類は、殆んど交換されており、まるで新車の様です。勿論、排気系、ボディー補強!の溶接跡も非常に綺麗で、本当に腕の良い職人さんにやって頂いた事が良く解ります・・。テスト走行もかなりして頂いている様で、いかにこの車を良く把握して煮詰めて頂いたかを、物語っています。今回お願いしたチューニングは、実は、自分で思い返してみてもかなり感覚的な部分が多く、本当に理解して頂けるかな、と一抹の危惧があったのは正直な所です。考えてみれば、「マフラーも変えずに(ノーマルサイレンサー使用・・)エンジンフィールを良くし、外観を変えずに車の中身を良くせよ・・」と、言う事ですからかなり我侭な要求だったと思います。しかし、結果的には、ほぼ「パーフェクト」に仕上げて頂いたと思います。・・・・・・・(略)・・・・・・・チューンして頂くまでは、この車については愛憎愛半ばする部分があったのですが、今は、欠点は全て解消!したと思います・・。実は、受け取ってから他にいじりたくなる場所が出たら次も又頼もうかなと思っていたのですが、当分は出そうもなさそうです。最初に車を受け取った時の興奮は冷めてきましたが、今は、しみじみと「いいクルマだな・・」と、実感しています。最後に、料金ですが、これだけの完成度の車を、全てゼロから作って頂いた事を考えると、何とも申し訳無い位です・・。完成された車の綺麗な作業にも感心!しましたが、それが何度も繰り返された過程を考えると、何とも素晴らしい人達が居るな・・、と、驚きの念を禁じ得ません。この度は、何度も無理を言いながら、スタッフ皆様方には全て叶えて頂き本当に感謝しております。どうもありがとうございました。横浜/Mr S ※オーナー原文をそのまま流用。
「さり気ない・・」おとなのスーパー「ノーマル」チューニング極める。
計画と実行44
有名/純血?ブランド「市販」EXマニ+マフラー付きなのに・・。CRーVの方。
「T氏」CR−Vユーザー(石川県在住)から明るく「テンポの良い!」電話が入った。「良くない・・」らしい・・。走行距離も10万キロオーバー、気になるエンジン症状も抱えてる、「吸/排気」とエンジンライトチューニング(・・言うまでも無く、同時進行、必要箇所オーバーホール&クリーニング調整実行)◇このオーナー・ドライバーは、その瞬間。キリッ!っと、自信!有りげに言った。 まぁ「一度“あれ”と比べて見て下さい・・」。私は、こちらの方が絶対「ほんまもん」の味わいが、有ると思います・・。“それ”には、私達も少々「納得!」した。甘さは、好みの分かれる所だが、ダイナミックなそのサイズと、あのしなやかな柔らかさは、こちらに軍配が上がる。勿論フォト「下」の話。(注)“あれ”は、伊勢名物。念の為。
全国のオーナー・ドライバーに教わる事は数知れず・・。味に舌を巻く。
原文二年(1737年)からストーリーを綴るCR−Vオーナーより「頂いた・・」加賀和菓子。事前の電話内容で、理解していたが、一般的?に出来る事は、全て完了「済み」。ボンネットを開けても、アースチューニングはもとより、高性能プラグ、高価なプラグコード(・・何故か?今回もこの有名!プラグコード・・リークしていた、是非ご注意!を・・)で、ブランドでは、文句無い筈の?、EXマニと、テールマフラーの「方程式どうり」の正常!・・?組み合わせ。元気が無い!。オーナーが石川県のご自宅に帰られてからも、「最終方向性・・」を巡り、活発に意見交換の結果決定!。 1、エンジンシリンダーヘッドを中心にリフレッシュ・リファインオーバーホール・クリーニング+圧縮UP!「適正」チューニング。 2、出来上がったエンジンに「適正な・・」チューニング・スロットルを数セット試作/製作。 3、触媒オリジナルスポーツ加工。 4、中間パイプ数セット製作。 5、テールエンドサイレンサー数タイプ製作。 2〜5を実際次から次へコンディションを探りながら、組み込み、実走を根気良く繰り返し、エンジン出力から「吸/排気」バランスが心地良く反応!するまで、エンドレスな、気の遠くなる、真面目で、地道な設計/試作/工作/加工/組み込み/と、実にデリケートな調整が続く・・。  
工房で作業進行。個体差に合わせた「分解精密」工作。
もう、まるで、NA直4/DOHCパワーユニットの如く、レスポンスと、回転の速いこのCR−Vオーナーの「頭脳」。私達の「下手」な説明?にも理解力が実に「スピーディー」だ。更に、今後の「第二期⇒中期計画」をも完全視野に入れ、将来、エンジン全てを完全オーバーホール「+」排気量UP!する事があっても、再度「吸/排気」系を無意味に「加工/進化」させないで済む様に、“二度手間を跨いだ”(まるで、新婚家庭が、将来の家族増加を睨んで、住いの間取りを考え、プランを組み立てる様に)近い未来を見据えた、賢いやり方で取り組んだ。毎回繰り返す注意点だ。「吸/排気」高効率トータル・リファインチューニング実行時、同時進行で、エンジンの「ライト」チューニングを匠に「織り込む」事は、作業効率や、完成充実度、加えて在るべきエンジンコンディションと、次回メニューの「こ・れ・か・ら」においても、役立つ。中でも5〜6万キロオーバーの愛車所有のユーザーには、尻込みせず積極的に実行!頂きたい・・。下フォト。お判りだろうか・・。何故なら、オーナーもご存知無い!シリンダー内部。中でも、ピストンに於いては、古代ギリシャの「発掘物」化している事を、ご覧のとうり確認出来る。そう遠くない第二期工事の「意味合いと必要性」が「目、の、当、た、り、」に伺い知れる。
単純パワーUPに振り回されず、スムーズでシルキーな上質なエンジンへ。
実施している第一期計画の「ピストンまでは変えない」今回のライトチューニングは、問題ない。しかし、悩んだのは、最初から取り付けてあった(車両購入時、付いていた訳では無い)超、有名「純血」ブランドマフラーだ。出来ればそのまま活用したかったのだが、仕上がったエンジンと組み合わせ、実走TESTを行うと、まるで「前/後二輪共パンクした」自転車で、坂道を登る様なものだった。考える余地は無い。エグゾースト・マニフォールド以降、私達のやり方で、触媒スポーツ加工、中間パイプを繰り返し製作/トライ/テールエンドサイレンサー数セット試作/改良/専用/製作。これらも、入念に「実走」を繰り返し、結果を地道に確認!、修正を行って行く。もう耳にタコが出来ていると思うが、そ、こ、か、ら、更に繰り返す!。コレだからエンジンにばかり気を取られていては、肝心の呼吸器系が「吸/排気⇒不良」で、“あの走り” が出来ない。どんな健康な貴方でも、苦しく肩で息をする呼吸状態で、冷静な判断や重要なハードワークが的確に処理出来るだろうか。機械も同様だ、まず、独自製作の「吸気」スロットルから、それに見合ったエンジン・セッティング、中間パイプのデリケートな配置/加工/修正/を加えて、テールサイレンサーの容量/設計。「入り口」から「出口」まで、車両の固体差に合わせ、オーナーの望む方向を見ながら的確に計画された製作「作品」だけが「望む結果」を引き出すのだ。
巧みにプロペラシャフトを回避する、隠れた性能の「源」。
上フォト。勿論、ハンドメイド・クラフトの中間パイプは、単なる排気のハイウェイでは無い!。「吸/排気」を製作/組み合わせして行けば、その数だけ、奥深い性能の結果が待っている。言い方を替える。10台の同じCR−Vに、同作業を「実施!」しても、全て細部は異なる。だから、「満足出来ない」市販パーツでは「実現出来ない」結果を求め、1台づつ車両を預かり、個体差別に車両製作するする意味!がココに存在するのだ。日程を、打ち合わせ「調整・・」のうえ、完成車を引き渡した。早速、その日の夜。(23:07)早速、メールがあった。 ◇件名: 無事!戻りました。CR−Vの 「T」 です。本日はありがとうございました。早々に失礼しましたが、後、OSAKAの別の場所で用事があったので。話をする時間が短かったのは、口惜しかったですが・・。さて、車のインプレッションですが、満点です!!!実用域で使うには、必要、充分過ぎるほどのエンジン「Power 」です。そして滑らかで、ザラツキ音がありません。タイヤを鳴らすような運転はあまりしませんが(腕もないので・・・)、これ以上パワーUP!すると、足回りが付いていかないようです。車に乗るときはCDを「聞きながらが・・」、普通ですが、今回はCDを切って、“ホンダミュージック” を充分!堪能しました。帰りは、残念ながら大雨の北陸道でしたが、雨の中嶋inアデレードばりの走りで(古いな俺も)、OSAKAから金沢まで2時間半で着いてしまいました。しかし、カレラと併走した時、何気なく160出ていたのにはびっくり!してしまった。・・・(略)・・・最後に、今回はお世話になり、ありがとうございました。○週間待った甲斐がありました!!!前記メールから丁度、71日目の今日。又、再メールが入った。 ◇件名: CR−V二期工事の予約!。今回は、「ピストンまで変える・・」実行/計画。勿論、実行後リポート予定。少々お待ち頂きたい・・。所で、このページをご覧の貴方。ご自身の“ホンダ”どうなっています。そろそろ「ご相談!」始めましょう・・。「ホンダ仲間」の知人に電話する・・。そんな気軽さでご連絡下さい。今までの経験になかった毎日役立つ「パーソナル・チューニング」が、やっと実現!。これからの“ホンダ人生”がきっとハッキリ!変わります。何故、もっと早く「実行しなかった」のか?っと。※オーナー原文をそのまま流用。  
計画と実行45
国分寺市(東京都)にお住い、KA9レジェンドの方。
何時も「突然!」に決まってる。新たなオーナー・ドライバーとの出会いに前触れなどない。受信音と共に「FAX・・」が流れ、その後、その文面を拝見している所へ、程よくタイムラグなく、“ご本人” からダイレクトに「電話」が入ってきた。FAX文面: ◇東京の国分寺の「U」と申します。数週間前、インターネットで偶然、貴社のページを見つけ、拝見したところ心引かれるものがあり、「お気に入り」に入れておきました。そして、数日前より何度も眺め直しているうちに、お聞きしたいことが出てきましたのでお尋ねします・・。レジェンドKA1を11年半愛用し、レジェンドKA9(MC後)に変わってそろそろ3年、初めての車検も間もなくです。37,000Km程走っています。これといった不満はないのですが、フィーリングではなく、理詰めな貴社のページに、理屈っぽい私は大いなる魅力を感じ、なにかお願いしたいという気持ちになってきました。もっとも、東京から大阪への遠征という時間も距離も考えなくてはならない「お願い」ゆえ、事前の準備が必要と思います。そこで以下、少々お教えいただければ幸いです。なお、貴社ホームページは、「計画と実行」を含めすべて拝見してあります。・・・(略)・・・※オーナー原文をそのまま流用。更に4日後、新しい文面のFAXと「同内容・・」のメールを丁寧に「W」で受け取った。ご覧頂きたい。下フォト。出来るだけ目立たない様、配慮!手前のブラックシャフトが「私達のタワーバー」だ。新たに設計/製作/組み込み。奥の「逆V型」が純正。KA9ユーザーには確実に「効果」が良く解る。
純正補強を上手く活かし、専用デュアルバー設計/製作。
「純正タワーバー」を計算ずくで残し、新たに設計/製作した“モノ”を追加/応用する事で、2倍以上の確実な「相乗」効果が得られる。現場での製作作業は既に進んでいる。「ボディー補強!」策とは前/後するが、4日後のそのFAX文面に再度戻る・・。 ◇以下の文面をメールにしてお届けしましたが、ファックスでも送信させて頂きます。先日、お電話にて回答いただいた東京国分寺の「U」です。お忙しいであろう中のご説明で、要領を得ました。有難うございます。お話しを伺っていて、職人の自信とでもお呼びしてもよいものをひしひしと感じました。それに、ホンダの事を話して頂けたらきっと夜通し何日も語ってくださるだろうなぁ〜、とも思いました。ホンダのこと、「大好き」ですね!。さて、ホームページ、ならびに昨日のお話しでだいたいアイデアがまとまってきたようです。心肺機能と足回りの2面のうち、まずは、心肺機能の方を「調整」して頂いて、後年もう少し走行距離がふえ足腰が弱ってきたら、今度は足回りの面倒をみていただこうかな、と思います。そしていつかはエンジンのオーバーホールでしょうか。・・・(略)・・・※オーナー原文をそのまま流用。    
「超・手作業」特殊Wサイレンサー。KA9専用
もちろん、目指す所は、ホームページにもあった「実用スポーツチューニング」です。私のKA9は、ユーロですが、それをさらに、インスパイアーでいうならばタイプ「S」にしたい、というところでしょうか。・・・(略)・・・東京住いの上、仕事(大学教師)で通勤にレジェンドを使い、その上、娘はふたりともまだ未就学児童のため、家族であちこち出かけるのに車を使っています。まとまった日々を「診断/強化/入院」のために空けられそうな時期は、なかなか見つけにくいようです。お話しでは、○月は結構予定がいっぱい、との事でしたが、たとえば、○月○日から○週間くらいで診ていただく事は可能でしょうか?。その後の休みは、ちょこちょこ仕事が入っているので、その次となると○○(・・季節)かな、と考えています。お電話でまたお問い合せしますので、ご教示いただければ幸いです。それでは、失礼します。※オーナー原文をそのまま流用。下のフォト。効く!強化リアタワーバーをトランク内に、密かに、目立たなく、そして邪魔にならない様。新たに設計/製作/組み込み実施!。街のショップで買う「吊るしパーツ」とは明らかに違い、自由に、好みどうり「カ・タ・チ」に出来るテクニックはココでも確実に光る。フォト手前「下」が、リアバンパー側。当然フォト「上」がリアシート方向だ。  
ジャスト・サイズで製作。明らかな「強度」と目立たぬ「存在」。
「日程」を相談のうえ、その週末に合流。同乗/試乗を終え、国分寺に戻った。ご帰宅後、メールを頂いた。 ◇件名: 快走帰宅しました。お世話になった「U」です。自宅までのおよそ540キロの道のりを、途中10分程の渋滞、15分位の休憩、をも含めて、5時間10分程でカバーして帰りました。これで全てが解って頂けるでしょうね。以下、感じた事を少々報告致します。 1、車重が、ぐっと軽くなった思いでした。これまでもさしてパワーに不足はなかったものの、加速にもたつきがないわけではありませんでした。しかし、帰路のレジェンドは、さながらアコードクラスのような重さに感じさせる加速でした。皆さんが聞くという「本当にエンジン触って無い!の・・?」。を、私も本当に聞きたくなる思いでした。 2、苦心作のタワーバーは素晴らしい!。高速のカーブで見事なくらいしっかりしてくれました。剛性感が2段階(3段階?)くらいアップしたようです。・・・(略)・・・改めて、有難うございました・・。※オーナー原文をそのまま流用。先日車両引取りに来られた際、“お土産”に頂いたPatisserie KIHATIのお菓子は、オーナー・ドライバー自身同様「こだわり」ある素材/激選の品であった事はここで取り立てて言うまでも無い事。このスーペスを派借して重ねて「ゴチソウ」さまでした。 
計画と実行46
もう、リフトで、スタンバイ!。プレリュード5M/T最終モデルの方。
今日、今から相談に伺いたいんだけど・・。ご都合如何ですか・・。抜ける様な晴天の午後、意志のきっぱりした「電話」連絡を頂いた・・。そも、そも、メーカーの全く「見知らぬ人々・・」が社内の都合、企画/設計/大量生産した「偶然」生まれたその1台が、お気に入りのこの「私の」ホンダだ。車種、グレード、ボディーカラー等だけが、“他のホンダ”との「大きな相違点」。だから、更に異なる私ならではの、フィール、タッチ、そして、鳥肌立つ「独自の性能・・」が、欲しいモノ・・。しかし、何時からか、チューニングには、まるで、納得!出来なかった、学生時代の「校則」の様に、誰が組み立てたのか、呪文に掛けられた少女の如く、従って行く「情・報・操・作」された”方程式”が今も存在する。「大量生産」が生み出した、他の多くの同じ1台から必死で逃れたかった筈が、何時の間にか「チューニング方程式」のスタンダードな罠に見事に「嵌る」。数時間後、先程の電話での約束時間よりやや早く連絡主はやって来た。私達は、経済的事情から、他の有名「?」ホンダショップの様に派手な“呼び込み”広告は昔からしない。オーナー・ドライバーは、以前購入したパーツのパッケージに同封されていた不鮮明な1枚の小さなコピーから、このサイトアドレスを見つけ、携帯用には製作されていないモーターライフのサイトを、日夜、手持ちの携帯ミニ画面で、苦心の末、徹底的に読み漁って行ったのだそうだ。
設計/試作/修正/適合。工房での高精度製作は「普通」。
作業実行/内容は、次のとうり。徹底した「吸/排気」トータル・リファインチューニング。1、独自に製作したチューニング・スロットルを複数個/製作。実走を実施し、微調整を繰り返し作動環境を最適化。2、触媒/スポーツ加工。3、テールエンド・メインサイレンサー設計/製作。4、エンジンを現在のコンディションのまま手をつけず、吸/排気「効果」だけでウルトラ・スムーズに回す。将来、エンジン本体をリフレッシュ・リファイン実施する場合でも再度、「吸/排気」に手を加える事なく実行できる仕組みは既に織り込み済みだ。複雑多岐に及ぶ作業/製作も簡単に済まないが、一見、シンプルな作業は対策箇所が制限され、むしろ困難。幸い、手元に預かったオーナー・ドライバーのプレリュードは変なチューニングが施されて無い「ノーマル」仕様だった。小細工「改悪」の車両は始末が悪い。車両が完成。日程を相談、日時どうり私達のサンプル・ルーム&オフィスにやって来たオーナー・ドライバーと、実走に街の出る、走行性能の変化は、出だしで「判る」。プレリュード・オーナーから数日後メールを頂いた。 ◇件名:ありがとうございました。○○です!この度は、ありがとうございました。実際!自分の手でしばらく走ってたのですが、(高速道路も)サウンドとパワー(?)に、「ビ、ビ、リ、」ました。なんか自分の車じゃ無いような、変なヤバイ感覚。とても気持ち良いです。※オーナー原文をそのまま流用。今後、私達の方程式に従って、「役立つ」チューニングを着実に進めれば、底知れぬポテンシャルを確実!に発揮。
「正統派」ライトチューニングのト・ビ・ラを今、開けたばかり・・だ。
計画と実行47