ホンダ ホンダ車 シビック S2000 ユーロR アヴァンシア ビガー アコードSIR チューニング
計画と実行35
「絶対!」シビックしか乗らない?方。(埼玉→・・・→OSAKA)簡単移動。
全く、“単独活動”で「クラブ」や「サークル」には、興味が沸かない!っと、シビック遊び?を、実行!して現在も、「心」から愛するCIVICをそれも“複数台”も所有する「彼」。有名?ブランドのスポーツキットは、長年の経験!からまず、使用しないと目を大きくして「断言」。聞くと、売れる事だけを、「目的」に作られているので、毎日の「実用/スポーツ使用」には実際、「役立たない」。っと、電話口でとても「キ、ッ、パ、リ、」自信ありげに、そして相当頑固に言い切る。そんな頑固者!が(失礼)、たった一度の「電話」打ち合わせで、その4週間後、埼玉→・・・→OSAKAまで、素直?にやって来た。おまけに、気を使って「手ごね、せいろ蒸し、天日干しした生地を、熟練の職人が備長炭で、一枚づづ手焼きした・・」っと言う、難しい能書き入りの「幻・・?」の草加煎餅をリアシートに「載せて」の事だ。実際の所、1BOX カー1台あれば、家族の役に立てるのだが・・。っと、電話のイメージとは、異なる、リラックスして、にこやかな、口調で、旅の疲れ(埼玉から→OSAKAまでは、想像以上!に近く。予定時刻より随分早く カンタンに到着したと、あっ気なく言った)も見せず、自分のCIVICヒストリーを、70分程「講演」。その後、帰りの新幹線時刻と、彼のもう一つの趣味?「おとこの料理」のツール。を、“道具屋筋”まで、買出しに行きたい・・。と、愛用のCIVICを預けて、最寄の地下鉄からさっ、さっ、と、行ってしまった・・。  
CIVIC好きなのではなく、このクルマが私に「合って」いる。名前は気にしない。
世界で愛用される「名車」。CIVICと言えども、毎日ガン、ガン、全開使用していると、エンジンを含め、各部分への不安!や、不具合?箇所も少なからず出て来る。準備良く、ここ数年、少々気になっていた内容を、リストアップ!して持って来ていた。 1、不具合箇所/症状を、私達の「眼」で、総点検!。そして、「対策/施術!」。勿論、、このクルマだけでなく、貴方のホンダも、気になる「事」と「所」、必要に応じ、点検!。気軽に、相談を。 2、異音が出ているエンジンを、分解/リフレッシュ・リファインオーバーホール。この作業時に同時進行!で、各部分、調律!加工/精密チューニングを実行。ひとつの作業時に、漏らさず「一筆書き」に、効率良く、もうひとつのチューニングを。正に、一味で、二度美味しい賢い手法だ。所有のHONDAも、エンジンが不調!だったり、壊れてしまった時は、分解/リフレッシュ・リファインオーバーホールチューニングの正に“逆”「チャンス!」。 3、購入時付いていた有名?サスメーカーの製品は、CIVIC用にはポピュラーな、硬さと、低さ、だけが自慢?の設定。「う・ん・ざ・り」していたらしいが、この機会にモーターライフオリジナルを、専用/製作。 4、完成したエンジンの“固体差”に合せ、「吸気&排気」のトータル製作。スロットルも、今回この車両専用に数セット特別製作。中間パイプ部の設定+テールエンドサイレンサーも、数セット専用/製作。実走を丹念に行いながら、最終組み合わせに、絞り込んで行く。いつもながら、「根気」と「時間」の掛かる、結果を得る為の地道な独自の作業工程である。
スタッフOFF日、工房脇でのマシン積み込み作業。潜在、運動機能/回復!道具?。
OSAKAまでの新幹線で、少し口にしたビールと、心地良い揺れで「ぐっすり眠って自分も、リフレッシュ・リファインオーバーホール」した。っと、木箱入りの地元ワインをお土産に、とてもご機嫌!に、モーターライフのオフィスまで、几帳面に待ち合わせ時間どうりにやって来た。何時ものショートコースを、同乗/走行。まず、乗り心地が「粘り有る・・」しなやかさになった事に感激!。エンジンでは、スロットル(アクセル)が、とても軽くなり、「底なしに踏み込め、ソレに、エンジンがどこまでもついて来る感じ」っと、上手く「表現」。とりわけ、私達が製作する「吸/排気」チューニングのグッド!サウンドには、必ず満足頂いているが、今回も、ウインドーを、全開にして、特製/専用エグゾーストがら奏でられる、まるで、F3サウンドの様な痺れる音に何度も聞き惚れていたのが、とても印象的だった。何処で調べたのか?今から「北港」まで、夕日を見に行ってくる。っと、言ったので、簡単な道案内をして「別れた・・」。数週間後、宅配便業者がドアを叩き、慌てて開けて見ると、地ビールと、先日見た夕日をバックに撮影したCIVICの手作り絵葉書。その裏には、今回のお礼状が、丁寧に自筆で書かれてあった。シビックが好きなのでは無い、このクルマがとても「ピッタリ」くるのだ。まだ、その言葉が耳に「残る」。
計画と実行36
胸すく「快音!」とノーマルエンジンのポテンシャルを確実に引き出したS2000の方。
「電話」を取ると、とても真面目な口調で、チョット!、相談が「あるのですが・・」。富山在住、S2000ユーザーから連絡が入った。最初は、最寄のカーショップで、有名ブランドのパーツをあれこれ「取り寄せて・・」。次は、通販で、有名ショップのオリジナルを「購入!・・」。そして、最後には関東方面にも出向き、S2000を得意?とする専門ショップで部品を取り替え「続けてきた・・」。結果!マフラーとタコ足(EXマニ)だけでも 3セットも交換してしまっていた。「電話」の向こうでは、疲労困憊の様子?だ。「・・・・・・・・・ふぅ〜・・・・・・・・・」。今日までの全く“結果の出ない”ストーリーは、一通り伺った。結論!、すべてリセットして、「有効なシンプルチューニングを・・」。っと言う事だ。受話器を置く頃には、具体的にOSAKAにS2000を持ち込む日程を、手元のカレンダーと「に、ら、め、っ、こ、」しながら相当元気を回復した様子で安心した。
担当エンジニアは工房間を「試作/改良品」を載せモーターサイクルで「移動」。
少々贅沢だったが・・、と断って話してくれた。学生時代には、テニス“留学”もしていた中々スポーツマンの彼。私達、モーターライフのオフィスがあるロケーション前の大きい公園が、丁度、OSAKAでも有数の「国体も開催」されるオフィシャル・テニスコートだ。あと、練習用の全天候型コートが、豊富にある事も、自身で事前にしっかり調べ、正に、今日程オープン・ツーシーター「日より・・?」は、無い!と言う程の素晴らしいブルースカイと、心地よい風のある午後。ショートカットで、ベビーフェイスのキュートな奥様をパッセンジャーシートに、長年愛用のラケットは、トランクに・・、左胸にワンポイント刺繍のあるクリームイエローのお揃いのハーフスリーブポロで、約束時間ピッタリに現れた・・。聞けば、身長は、185pオーバーとの事。真っ黒に日焼けした顔は、程よくシェイプされ、冗談を言って笑った時に見える真っ白な歯がとても印象的だ。肝心の「クルマの話」を・・。っと、言った所で、イヤ!実は、前のテニスコートをすでに「予約済み!」。リザーブタイムが迫っているらしく、予算の再「調整」と、作業追加「項目」、そして「要点!」を、短時間で打ち合わせ。後は、全部!もう、「オ・マ・カ・セ」しますから・・。っと、2人でとてもにこやかに振り返りながら、コートの方へ、駆けて行ったしまった・・。
テニスコートのある公園。(フォトは、リポートシーズンとは別だ)
S2000に限らず!、毎回各地から車両を持ち込みの場合。例え、眼を閉じていても隅々まで理解出来る程の、数多くその同一車種を実際「作業/製作」していても、すべて全くの白紙から、預かった対象車両“固体差”を新たに求めて、まず、そのクルマを、走らせる事から地道に、初めて行くのです。今回は、走行距離も延びてきて、今後を考えると、シリンダーのオーバーホールや、先々の圧縮低下!をも見越し、少し、「中期的な計画」を相談のうえ設定。近い将来少々のパワーUP!を実行しても、充分「対応/可能」な「機能」と、容量の「吸/排気」環境を、設定/専用製作。 1、スロットルは、通常タイプより更に高機能な仕様を、数セット仮/製作。最終時に組換え決定する「下」準備を、行って置く。 2、高効率EXマニフォールド 3、中間パイプ+テールエンドマフラーを同時進行で複数タイプテスト専用/製作。 1+2+3に、エンジン調整を織り込み、昼夜を問わず、手間暇かけ、ユーザーの希望と計画を「台本」に、実走を繰り返し、固体差を探り、テスト試作した各アイテムを組替えながら、最後の答えをそのクルマに、「走行性能/結果!」として聞いて行く。当然!完成車両にセットされるシステムは、吸気から排気まで、1セットだけ。だが、その度に、影で、数多く「日の目を見ない」で処分!されて行く「仮」試作/「仮」テスト製品の廃棄処分の陰に「積み重ねの総合力・・!」の結果であることと、その手段を面倒がらず、ていねい、確実に(深夜⇒早朝まで)進める事で、納得!ゆく成果が確実に得られる事を充分御理解頂きたい。
完成KITのポン付け作業はしない。最初から丹念に創る。
鴨の和風バロンティーヌ、サラダ仕立て。キャベツ、たまねぎ、じゃがいもの、ブランタニエール。鰆の香草パン粉焼き。トマトソース、アッシュド・ブッフ・ア・ロリエンタル。そして、プチガトーの取り合わせ。と、続くフランス「懐石」メニュー。そう、今回、奥様が完成!車両受け取りを兼ねて、企画/計画したエレガントなベイクルーズ・ランチプランに「招待」された。美しいKOBE港、中突堤から明石海峡大橋を巡るダイナミックな140分クルーズが出航する時刻までもう余り時間の余裕は「残されていない」。オーナー・ドライバーの計画どうりに完成したオープンのS2000には、ご夫婦で乗って頂く。私達は、古いホンダで追いかける事に・・。港に向かう高速は比較的空いており、前を行くS2000は、シ・ビ・レ・ル・“快音”を残し、私達のホンダをコレでも「カッ!」っと、いわんばかりに、グン、グン、引き離しにかかる。昨夜から降り続いた雨は、今朝方あがり、汚れた空気を洗い流した今、潮風香る港に向け小気味良いシフトと共に、調律チューニングされた加速、レスポンスを背中に感じ、一騎に高速オープンクルーズをするのは、高性能チューニング・ツーシーターの限られた特権だ。食後の香り高いコーヒーを前に、話題は、今回のチューニング「成果!」であった事は、言うまでも無い。・・っと、今、オープンデッキに出ていた奥様から「声が掛かった・・」。今からクラマックスの世界最大のつり橋の真下を通過するのだっと、言う・・。私達も仲良く手をつないで早速デッキに・・、心地良い潮風を全身に受け、記念撮影の「ハイ!ポーズ・・」。
「生活」と「クルマ」。そのバランスがとれていてこそ本当の「モーターライフ」と言える・・。
計画と実行37
北海道⇒OSAKA「計画移動?」HRVの方。深夜の市内/中心、オフィス前。
数ヶ月「先の話」ですが、聞いてもらえますか?。っと、ゆっくりしたスピードの丁寧な相談を、新たにもらった。丁度、ご兄弟の“挙式”がOSAKAで有り、それに「便乗?」してご夫婦共々クルマで陸路をやって来る。っと言う。中々の「計画犯!」。つい、コチラもつ、ら、れ、じゃ〜クルマが「作業完了」した後は単独で取りに来るのですか・・?。っと、までそんな質問を返してしまった。全然、まだなにもチューニング内容の相談さえしてない。あれ、これ、しばらく話した後、ソレに気が付いた2人は受話器の向こうと、こちらで、思わず「吹き出して」しまった。そんな話はともかく。相談の「計画犯!」一行は、“挙式”二日前の夜にOSAKAに勢い良く、「乗り込んで来た」。元々、関東に住んでいた頃は、ホンダの「スポーツタイプ」を愛用していたが、仕事の都合、現在の北海道に移住?してからは、今のクルマに変更となった。更に、話しを伺うと、車両購入時、ご兄弟のOSAKA“挙式”の話も進んでおり、「HRVスポーツ・・」を独自に、モーターライフで製作する事を前提に、HRV購入作戦も実行!した。そう!今夜、ここで私達と出逢う事は、すでに10ヵ月以上も前から彼の頭の中にある“オリジナルカレンダー”には、鮮やかな蛍光マーカーで力強く!「決定事項」として、明快に描かれていたのだ。
HRV「スポーツ計画」。向こうにインスパイアー素材も見える。
1、サスペンションシステムを変更。(車高は、限りなく!純正で、ウインターシーズンもセミハードで、しなやかに機能する事) 2、吸気スロットルを固体差に合わせ数タイプ専用/製作。 中間パイプからテールサイレンサーまで、数セット設計/専用製作。同時進行!で、エンジンセットアップ。入り口から出口までの連動した最終製作/調整は、作業限度日数の後半に実施。 3、フロント部/リア部共に、金属素材を用いて新たに、設計/専用製作。他で無い、シンプルながら、強固なボディー補強を確実に施す。 4、MLSオリジナルパッドを使用する事を前提に、スリット入りローターと、加えてオリジナルブレーキラインも、設計/専用製作。万全を期す!。 5、追加リクエスト、触媒スポーツ加工と、テールサイレンサー製作時、同時設計/専用製作で、サブサイレンサーも専用/作製。そろそろ、「南の島」からハネムーン帰国する予定の、先日挙式を挙げたばかりのNewカップルを出迎えがてら(北海道⇒OSAKA 再度/計画移動?)関西空港で簡単なパーティーを、知人たちと行うと言う。勿論、このHRVオーナーは車両完成引取り日を見込んで、キッチリ!最初から「計算どうり・・」っと、初めて逢った時から言っていた。そのパーティーを終え「約束の時間どうり」モーターライフに到着した2人は、パーティーでは充分な「時間的余裕」はあったにも関らず、アルコール類は全く取らず、“ジンジャエール”専門だったと。ご兄弟の「新婚旅行でのお土産」っと言って、現地の住民の人々たちがたっぷり時間をかけてハンドメイドで作ったと言う、小さい木の実と、美しい貝殻で組み合わされた、まるで “波の音”がそこに聞こえてきそうな、とても素敵なアクセサリーを「プレゼント」してくれた。現在の住いから「OSAKAが遠い・・」とイメージされる諸氏。一度、思い切って、御自分のクルマを、OSAKAに向けよう。きっと、いや!「必ず!」他で無い、自分のスピリットが通う「独自」のホンダになる。目の前にある「扉」を、自分の手で是非「開けて」欲しい。今までに無い結果がその「ホンダ」に得られるはず。私達は貴方にお逢い出来る日をネットの向こうで待っています。あっ!そう、どうして、計画犯!2人が“ジンジャエール”で我慢していたかは説明の必要?ないはず。アルコールに酔うより、右足に感じるあの、クイックレスポンスと、説明に尽くしがたい毛穴が全開し五感を揺さぶる「最上の搾り出す」ホンダサウンドに勝る、「良質の逃避ゾーン」は他では、味わいがたいモノです。
計画と実行38
都内(勿論・東京)在住。ユーロ「R」のビジネスマンの方。
連絡を頂いた。その「電話」の向こうが、実に、ガヤ、ガヤ、と、落ち着かず「喧しい・・」。当日は都合で“とても早く”モーターライフのオフィスに「出ていた」。っと、言っても、昼の12時過ぎだったが。偶然!話しを聞く事が出来た。入社以来数年間、ご家族で海外生活のうえ、1年半前、“JAPAN”に戻って来たと言う彼。外資系の製薬会社に勤務だ。私立の幼稚園に通う、下のお嬢様と今年、小学校3年になる長男、そして、大学時代、偶然海外旅行で、出逢った!とってもスレンダーで美人の奥様の4人家族。更に、TVドラマに出て来る様な、郊外の「メルヘンチック」な素敵!な家にお住い。お逢いした時、ご家族と、ご自宅のフォトを、楽しそうに見せて頂いた・・。丁度、昼休みの空いた時間に、会社のデスクから電話していると言う。で、バックがザワザワ・・喧しいハズ!だ。言うまでも無く、学生時代からの“ホンダファン”と宣言。バイクを乗り継いだ後、4輪にたどり着いた「今・・」。当然!「クルマ」も「バイク感覚」で全身すべてに感じたい・・。でも、育ち盛りのお子様と、ご家族全員の大切な「足」でもある・・。結論、自分のハート揺さぶるホンダを感じる「ビジネスマンズ・エキスプレス+ファミリー&スポーツカー」。角度を変えて言えば、「ユーロRの中にS2000を合体させる・・」。ほぅ〜ッ!とっても解り易い表現!だ。でも、創る方の困難さは、御理解頂けていない様だ。又、「早朝まで」延々続く、“苦心”の作業だ。
インテークダクトは外され、複数のチューニングスロットルが準備。
OSAKAまで、疲れも殆んど見せずやって来た初対面の車両は、勿論、これ見よがしな、派手なステッカーや、意味の無い!“ナンチャッテ・チューニング”は、全く施されていない、シンプルなベーシック仕様。ただ、「日常で走る事」への「デリケート」で、「ソリッド」な、フィールを、何よりもカラダ全体で、心底求めている事は、瞬時に「伝達された」。夕方のラッシュで込み合う交通事情を理解のうえ、きめ細かく、到着時間のズレを無くすのに、ハンディー・フォンで、現在位地を、「報告!」する細やかな「心使い・・」。キレの良い濃紺のビジネススーツに、まるで子供の様な、クシャ、クシャ、の笑顔でオフィスに現れた時の、あちらからの、大変「お待たせしました・・」の一言で、直前の打ち合わせは、丁度、今、始まった・・。
サージタンクに特製スロットルを組む(全て仕様が違う!)。
1、今回、私達モーターライフに「依頼」したキッカケのひとつ・・。「今までどうりの手法は、止めよう・・」から、“常識的”に現在装着されている有名?ショップ・オリジナルスポーツマフラーは、取り外し、自分で処分する事に・・。まだ、数ヶ月だけしか使用していないが、“今の事”だけを、考えるのでは無く、“今後”の「中期的」な、「意味ある」チューニング計画を見越し、先で、かえって二度手間になる事の無いよう、キッチリ!ケジメをつけて行く事を、理解頂いた・・。貴重な予算を、出来るだけ「節約」では無く、⇒・・・⇒「有効!」に活用する事を、非常に短時間で、納得/理解した。 2、まず、クラッチOHが、リクエストで有り、これに便乗して、私達オリジナルのグッド・バランスフライホィールを、組み込む。 3、勿論、吸気の「要・・」オリジナル・チューニングスロットルを、相当数!ハンドメイド試作/製作する。これは、スロットルなど、何処も取り扱わなかった、はるか昔から、V型エンジンは、もとより、小排気量 “軽” シングルカム車や、マイナーモデルまで、絶対!他では無い、広範囲のバリエーションと、仕様を、スポーツモデルだけに限定せず、設計/製作し続けてきた膨大な量の、確実な、性能と、精度の結果!だ。 4、「吸気」すれば、当然、エンジン出力に、変換し、高効率に「排気」しなければ、意味が無い。今回も、手間/暇惜しまず、マフラーの原型パイプから、切り出し、設計/試作/専用/製作に入って行く。よく、質問?を、頂く・・。毎回、すべて、本当!に、一から、作り出しているのですね・・。って、私達は、街のワンオフ・マフラー屋さんでは、ありません!。ホンダ車の本来の眠れるポテンシャルを、確実/有効に/ストレス無く、引き出す「目的」への「手段」。“基礎環境”作りとして「吸/排」気系にも、他で無い、努力を、惜しまず実行!しているのです。ここを、手抜きして、エァークリーナーや、カム、コンピューター、そして安易な排気量UP!に予算を、出しても、呼吸が、苦しければ、私達人間同様、何も始まらないのです。考えて下さい、「心肺停止・・!」は、単なる「死体」です。下のフォトに有る様に、こんな地味な「パイプのカット」作業でも、あの“血糖値”変わり、テンション高まる、独自の高周波音「奏でる」ホンダサウンドと、ソリッドな走りを「獲得」する為、ホンダ車「実用チューニング」完成への「着実」で「大切」な道筋なのです・・。
別棟、工作工房で「試作」パイプを慎重に切断する。地道で根気が必要。
休日の空いた、私達が比較的良く利用する、市内のショートコースを、2人で交代して実走行する、手入れの行き届いた、美しい街路樹茂る、グリーンの下、直線路を、2−3−4・・と、素早くシフトUP!。想像以上!の仰け反る加速中に、オーナーは、まず“ビックリ”。当初の依頼内容以外の事は、何も「やってないですょねェ〜」っと、再確認!されてしまった。実は、その昔から依頼が無くても、必要!があれば、良い結果を、出す目的で、数々の“小細工”は、する事も有る。4速で猛烈なスピードに乗った・・、ユーロ「R」モーターライフ仕様は、4−3−2−・・っと、リ・ズ・ミ・カ・ル・に、シフトダウンを要求!される右コーナーに差し掛かった。丁度、コーナーアウト側に昼下がりの、オープンテラスのカフェがあり、全開で姿勢変化を行いながら、独特のホンダサウンド(・・高周波音奏でる・・)に、皆驚いた様子。全員こちらを注目している。ここを抜けると、軽い左コーナーをクリァし、ショートの直線加速に「移る・・」。実際、市内ど真ん中!、美しい高層ビルや、ブティック、そしてグリーン多い公園脇など、郊外のワインディングを駆け抜けるより、よっぽど「素敵」で「洒落ている・・」。調子?に乗って、3週程してしまった。私達も30分後に新たにホンダを、持ち込んで来るユーザーとの約束!が有り、タイミングを計り、切り上げた。別れ際、エンジンに負担を掛けず、この「手法」のライト・チューニングは、最良の手段!ですね。っと、後部座席にアタッシュを入れ込み、腕時計を、確認すると、手早く!「握手」。実体験頂く以外表現出来ない、乾いた「独特のホンダサウンド」を後に残し、カタパルトから、瞬時にダッシュ!する、最新戦闘機のごとく、飛び立って行った・・。
フォーミュラーの排気パイプ同様「細やか」な手法だ
新/旧ユーロ「R」オーナー・ドライバー諸氏。更に、程よい車両を物色中の諸兄、ご同胞。少なからず市販パーツが存在又は、残存しても、「ありがち」な方程式どうりのチューニングは今回、一度、改めたい。何故なら、個性や性能を追い求めるばかり、盲目に迷路に迷い込んでいる。まず「潜在」性能を「再生」復帰させる事に集中。1台ごとの個体差や走行条件を木目細かく検証。吸/排気系とそれにまつわる箇所。サスペンション系と周辺それにまつわる箇所。必要!ボディー補強!と、それにまつわる箇所。制動系とそれに必要!まつわる箇所。オーナー・ドライバーの計画と、その対象車両、事態の施術必要「部位」を実行予算と上手く調整を「図る」。ステアリングをOSAKAへ、車両を前に計画と予算を練ろう・・。
「さり気ない・・」外観「練られた・・」実力。追い越し時は要!注意。
計画と実行39
以前の作業に続き、「打ち合わせどうり」来られた、アヴァンシアの方。
計画と実行21前回作業車両。計画どうり、キッチリ再入場だ。日夜、七転八倒のこちらはお逢いしてから、1年以上を大幅に経過すると、記憶が遠ざかって、つい忘れがちになってしまう事も多い。当時、新潟から、「日程調整」のうえ、車両を持込んで来た彼は、私達との最初に打ち合わせた内容まで、鮮明に覚えていた。あの時の事・・、僕の方から、初対面の時の話の内容もう一度、繰り返し、再現!しましょうか・・?。っと、笑いながら、言った。本人自身!印象的だったのは、次から次へ、「足し算」チューニングを、すすめる、他のショップと、大きく異なり、私達が言った迷路に迷い込まない様、あれこれパーツを取り替えるので無く、シンプルにベースとなる「基礎」チューニングを、手抜き無く、「完成!」させる事。っと、キッパリ忠告!された事らしい。今回は、その時の忠告!どうり、続きの計画へステップUP!作業と言う事になる。
アヴァンシアのエンジンを開ける。スポーツ4気筒車を超えるパンチを実現。
ほぼ5万キロ程しか走行していないが、V型エンジンのヘッドを、分解してみると、上のフォトの様に、ご覧の有様。オーナー・ドライバーの判断と計画でメニューはスムーズに決定。シリンダーヘッドをリファイン・リフレッシュオーバーホール。圧縮設定を改善/UP。V型エンジンに不足のパンチ力ある走りを目指す。勿論、ご家族で使用する事が基本のこのアヴァンシア。車検や、日常の「使い勝手」に全く問題の無い。返って、奥様にもスムーズで、より運転し易いスポーティーな優しい仕上がりに。エンジンに「良質」のチューニングを加える事で、前回、完成させている「吸/排気」トータル・リファインチューニングの、独自のエグゾーストサウンドが、より心地良い金属音に変化する。奥様の要望を受け入れ、一つサブサイレンサーを追加。ヴォリュームを、押さえる事にした。家族で共同使用するには、こういった理解有る配慮と知恵も必要だ。  
リクエストにより、ミニサイレンサーも新/設計「設置」。
私達独自の満足行くV型エンジンに仕上がった。それは、耳に心地良く、「程良い・・」サウンドと、ピックアップの鋭い!出来だ。前回、エンジンには全く手は加えず、「吸/排気」の徹底したトータル・リファインチューニングだけで仕上げた。後に完成車をオーナー・ドライバーと一緒に走らせた思い出が、今蘇って来た。高速走行時の追い越し加速で、エンジン音と、エグゾーストサウンドが、一騎に変化し、仰け反る加速に、私達2人は、子供の様に「は、し、ゃ、い、で、」喜び合ったのが昨日の事のようだ。その時、オーナーは、何度も、コレ、エンジン「ノーマルですょねェ〜・・」を、繰り返していた。今回は、高精度にシリンダーヘッドにも手が入り、とても世間では余り知られないマイナーワゴン⇒(から・・)⇒役立つスポーツワゴン、スポーツ・アヴァンシアへと、本来の実力どうり生まれ変わった。どうして、他のアヴァンシアユーザーは、眠る、本来のポテンシャルを、引き出さず、「地味」に実力の“極一部”だけで、終わってしまっているのだろうか真に残念!だ。 
計画と実行40
ビガーの方。これは、これでも、立派な!正統派、プチ・チューニングの実施だ。
中古車で購入後、しばらく使用して来たが、現在のコンディションと、本当?の、走行距離。など、今後を、考え“あぁ〜”とっても、不安?。で、真剣に悩む日々。私のこんな心境!を理解のうえ、チューニング「診断」。とプチ・チューニングを依頼出来ないか・・?。っとの相談だった。ディーラーや、整備業者での、点検/整備と、私達が車両を預かり「実施/作業」する大きな違いは、「自分」自身の所有ホ・ン・ダと見立てて。っと言う気持ちで取り組む事だ。オーナー・ドライバーと打ち合わせた予算で実走、分解、調整を熱心に繰り返し「適正化」を行った。今後の不安!も有り、特別ボディー補強とクイックハンドリングを求め。ツイン(2本タイプ)強化タワーバーも、設計/専用/製作/装着。当然ながら残る問題点のブレーキのフィールが良くない。と、更なるオーダーで、特製オリジナルブレーキパッドと、スリットローターを、急遽/対策する事にした。
「完全」固定「専用」サイズ、デュアル(2本タイプ)タワーバー専用/製作。
実際、実施する作業実行は、思わぬ「副産物」も産む。車両本体をくまなく観察。実走を繰り返し計画作業を進める際、隠れた問題箇所や今後の「改善/改良」点がリアルに浮き彫りになる。それは浮かれたチューニング専門誌にクローズ・アップされない地味で目立たぬ部位が殆んど。そんな場合、1台、1台、対象になる車両にあった「内容」を具体的に「ナビゲーション」出来る。ひとつの作業が「現在」と「未来」ふたつの結果を一度に産む事になる。腕自慢で頑固なベテラン整備屋、派手な宣伝とレース自慢のカリスマ・チューニング屋、そして信頼?ディラーメンテナンスに一区切り付けたらどうぞ。
計画と実行41
すこぶる好評!実にしなやかで、そして「適度」にセミハードオトナの乗り味。MLSユーロチューンサスシステム「専用/製作」。
そも、そも、私達とオーナー・ドライバー出会いの『キッカケ』は、MLSユーロチューンサスシステム専用製作の「依頼」からだった。しかし、上/フォトでは、ダンパー+専用サスシステム、更にある程度走り込んだオリジナルスリットローターKIT、純白のMLS専用パッド、MLS専用ブレーキホースシステムなど更なる装備が一望出来る。そして何より一番「気になる」のは更に手前。サージタンク周辺まで「バラされて」しまっている事だ。そんな話はともかく、「本題」のリポートから・・。
「超スポーツ」仕様などで無い普通?の、さり気ないアコードSIR。
いつになく、興奮気味に、先に「告白・・!」しておこう・・。上のフォトにある目立たない白アコード。今までTEST・ドライヴしたユーザー車両ではベスト「3」に入るだろうと「断言」出来る“サス性能”に仕上がったのだ。「何・・?」を、どうしたのだろう。まず、下のフォトに有る作業から役立つ筋力UP!を「地味」ながら「着実」に進めた。サスを「活かす」必要/補強だ。
補強材選定と、サス・システム製作は「同時」進行で進む。部位特定に入る。
私達がこのアコードだけに今から専用/製作するサスシステムの持てる性能を無駄なくフルに活かし、活用する為、弱点と見込まれるシャシー部に「最小」範囲で「最大」効果を発揮出来る補強を着実に「実施」。そこには、ただ単にサスペンション・システムだけを設計/製作する事とは大きく異なる、サスシステムを受け止めるボディーとの大切な「連携」がある。
専用設計・美しい「特製」オリジナルトランク補強バー完成。
一般に「市販」されるタワーバーには、可動部のジョイントがある。街のカーショップやチューニング屋で取り付け作業をするのに作業/担当者の「手間」を出来るだけ省く為だ。私達は“コレ”を嫌う!。根本的、強度!の「問題」だ。だから私達は毎回、対象車両を、一々最初から採寸。試作のプロト・タイプ「製作」からわざ、わざ、始める。「重要」ポイントを前に、面倒だや、何もそ・こ・ま・で、などと言っていては、肝心な「結果」を得るどころか、課題のサス性能発揮を「スポイル」する。
「特製」専用/設計デュアル(2本)タイプタワーバー。
「誤差」ゼロ、ゼロ、で完成!している。対象車両だけを見つめ、設計/製作しているので他のアコードにはジャスト・フィットしない。
車高においては限りなく純正。「い、か、に、も、」だけは論外。目指す!は、和製BMW。キビ、キビ、動くが、ガチ、ガチ、ではない。言い方を変えると、そこらの「汎用」スポーツ・サスを「ポン付け」した様な連中とは明らかに違う!。カッコ良く言えば「大人のサス・・」を。そして付加えて何度も強調したのは、こんな相談/内容、他のショップでは全く理解されず悔しい思いだった。「サスペンション」改善を第一の計画に、私達の門を叩き、初対面で打ち明けたオーナー・ドライバーの秘めた想いを着実に叶えるべく、けっして少なくない程の時間を費やし、サスシステムと補強、更にブレーキを「連動」させた。
「特製」フロントスリット入りローター製作・専用パッド・そして「特製」専用サスキット。
「家族」で「乗る」。それが日常のSIR、乗りやすく、走り易い。こんな「シンプル」で「基本的」な計画が実は「難関」である事をオーナー・ドライバーは既に「承知!」。「止まる」・・には、ことさら神経を行き「届かせる」。戻ってきたアコードを運転した家族は、まるで運転「上手」になったみたい・・。と絶賛!のインプレッション。実は、家族にブレーキやサスの詳細/説明をしても、あらぬ混乱を招くだけと、お父様や、お母様には「秘密」にしておいたが高機能性は実に正直に立証された。
「過剰」スペックのレーシシング・ブランドは使わない!。リアローター/リアパッド。
後日メールがあった。・・<こんばんは、○○です。今日は、休みだったので、ゆっくりアコード乗りました。「まさに、純正より乗り心地が良く、そしてスポーツ・サスでもある」っと言う、無理な注文!を受けて頂いて、本当に感謝!しております。改めてドライブしてみると、その乗り心地の良さは、たとえば、踏み切りや、道路工事の側を走行する時など、路面が悪いほど良くわかります。>・・突然、土曜日/午後、尋ねて来た。運転免許証の更新手続きがあったそうで、その帰りに立ち寄ったと聞いたが、少し話を伺うと、充分「練られた」計画で、無理はなかった。そして又逢う「機会」もありそうに見えた。
完成後も繰り返し「実走」テストに出る。今、戻って来た。少し冷まし、微細な調整で再び公道に戻る。反応!をクルマに聞く為だ。
計画と実行42
静かに「手術台」で、エンジンの高精度・精密作業を待つEG6/シビックの方。
あっ!良かった「シビック」や「インテグラ」も大丈夫なんだ・・。唐突にそんな確認があります。「誤解」の無い様、大丈夫と申し上げておきます。走行中にエンジンが、破損したと言う。詳しくは、伺わなかったが、再起不能!に至った訳は、心当たりあるに「違いない」。現在の一般常識?に寄ると、こんな場合。全国の「腕利き?」ホンダ・ショップでは、暇な時に組んだ、ボァUP済みの格安?エンジンにポン!っと、載せ替えるのが、「方程式」だそうだ。但し、このオーナー・ドライバーそれだけは、絶対!避けたいらしい。 1、素性不明のパーツで組まれたエンジンへの違和感。 2、簡単にボァUP(排気量増加)を、する事による、バランス欠如。 3、“ゲテモノ”改造チューニングで無く、「調律チューニング」により、駆動/伝達系へのストレス、負担を、最小限に抑え、本来の電気モーターの様に、真円度を追求した「ホンダらしい・・」心地良く「回る/信頼感」ある、パワーユニットに「再生」したい。っと、シビックユーザーにしては、珍しい正論で、受話器の向こうから、とりわけ、熱心!に語り出した。作業進行の都合。相談していた日程を少しオーバーしてより「入念!」に仕上げた。車両を受け取りに来た機会に、少し御時間でもあれば「熱〜い」カフェラテを、ご馳走しますので、近くのオープンカフェにチョット出掛けません。っと、シビックユーザーの彼に誘われた。何故か・・?お土産を頂いたり。食事に招待頂いたり。ドリンク&ケーキを、差し入れされたり。私達が出会う、ホンダユーザー達は、とてもフレンドリーで、個性的。会話も「素敵!」で、一味違う。オシャレなキャラクターがむしろもう「普通」な様だ。都会の真ん中。でも、良く見渡してみると、まるで、ヨーロッパを転戦する、フォーミュラーレースの市街地コースを、彷彿とさせる。ドラマチックで、エキサイティングな、路面と、木々の木漏れ日溢れる美しいコーナーが、随所に点在する。勿論、周りに迷惑にならない時間帯を、巧く利用すれば、4シーズン通して、街の表情と、パッションが「印象的!」な走行シーンを、素晴らしく演出してくれる。細やかな、イエローチェックのボタン・ダウンシャツを、左右2折程ロールアップさせ、今、目の前に運ばれて来た“ラテ”を挟んで、2人で、走行を終えたばかりの、ショートコースの感想を、恥ずかしそうに話してくれた。結論、「誰でも乗れる、スムーズで、すばしっこい、利口な仕上がり」が、メンテナンスフリー性と、合わせて「満足!」だ。独り言で、“ゲテモノ”シビックは、何処でも作ってくれる。っと、一言漏した。レースで培った技術を、ストリートに。の、良くある「セール・キャッチフレーズ」に疑問?を感じてきたホンダユーザー。良くお考え下さい。私達のステージは、変化に富む、“エキサイティング”ストリート。灼熱の都会から、粉雪舞う、アップダウン激しい、あの、秘密のルートまで、鳥肌出るフィールを求めて、今までに無い!もっと、自由で「独自の方程式」を自分で組み直して、進めてみたい。さぁ、ワクワク!する、心躍る楽しい打ち合わせを始めましょう。
計画と実行43